#38 UFO、ETH、MIB




UFOって、人類が空を飛ぶことができるようになったとたんに現れているんだよ。そして、宇宙時代の到来とともに太陽系の惑星から宇宙人がやってきて、人類が月に着陸すると今度は太陽系の外からやってくるようになる。科学の進歩に合わせて不思議な現象も進化しているんだ。言い換えれば、数々のUFO事件は、人間の想像力の限界の歴史じゃないか

でも、19世紀より以前の古い文献にもUFO目撃譚らしき記録は残されていますよね

だからといって、いまUFOの存在が証明されていないのに、それをUFOの記録であろう、だからUFOは実在するっていうのは、仮定をもとにした論理の堂々巡りだよ

1 UFOが実在するのか(実在すると仮定すると)
2 それらしい目撃譚が記録されている
3 故にUFOは実在する

これじゃ、証明になっていないだろう?(笑)

それでもたくさんの本がいまでも出版され続けていますよね

UFOについてはいろいろ文献があるけど、玉石混淆・・・というよりほとんど「石」だな。それでもちょっと前までは読み物としてはおもしろいものがあったけど、最近はトンデモ本のオンパレードだ。そんななかで、これ1冊あれば充分かなという本がある。ええと・・・ρ(・_・ )σgosogosoこれだ。稲生平太郎というひとの「何かが空を飛んでいる」という本だよ

「何かが・・・」というと、必ずしもUFOに関する事件やその証言を否定しているわけではないのですね

まあ、いろいろな事実関係についてはこの本に負うことにして、ちょっと考えてみよう



空飛ぶ円盤・・・という呼び方はいつからはじまったのですか?

1947年、民間パイロットのケネス・アーノルドがワシントン上空で九つの高速で移動する謎の物体を目撃して、このとき「投げた皿(ソーサー)のように飛んでいた」と報告した。ここから「空飛ぶ円盤」と呼ばれるようになったんだね。だから、「円盤」というのは正しくは「飛び方」を表現したものだったんだよ。

1950年には早くも円盤の墜落回収事件まで話題にのぼり、1953年にはジョージ・アダムスキーが「空飛ぶ円盤着陸せり」を発表して、またたく間に円盤をめぐってマス・ヒステリアともいうべき状況となって今日に至る・・・

アダムスキー型円盤って、有名ですよね。円盤と言われてまず思い浮かべるのがこれですね

でもね、一説によるとアダムスキーの著作はもともとフィクション―つまり小説だったとも言われている

(・o・)えっ、そうなんですか?

それによると、出版社が勝手にノンフィクションとして売り出してしまったということなんだな

アダムスキーさん、引っ込みがつかなくなっちゃったんでしょうか(^^;

当時空飛ぶ円盤という事件がヒステリックなまでに話題にのぼったのは、ひとつには共産主義、すなわちソヴィエトに対する恐怖や赤狩り運動と連動していたためだと考えられる

謎の秘密兵器ではないか、という不安ですね

そして「円盤=ソヴィエトの秘密兵器」説が鳴りを潜めた後、宇宙人の侵略といった幻想・妄想(証明できないんだからとりあえずは妄想だ)に発展していった・・・



たとえばここに、ひとつの・・・まあ、ふたつでもいいんだけど、証言がある。たとえばこんなものだ―

森を歩いていると、光が見え、近づくと、それは1メートルほどの人間のかたちをしていた、手に短い棒のようなものを持っていて、宙に浮いていた。

これ、典型的なパターンで、17世紀にも20世紀にもよくある証言の一例だよ

宇宙人の目撃証言、と思いますけれど・・・

そうだね。これが20世紀のものなら、これを聞いた現代人は宇宙人を連想するだろう。
でも、ほとんど区別がつかないくらい、細部に至るまで似たような証言があって、これは17世紀のもの。当時のひとたちはこれを妖精目撃譚と受けとるわけだ。この妖精らしきものを、現代人は「古くから地球には宇宙人が訪問していた」なんて言うけど、さっき古い記録から円盤の実在証明できないと言ったように、仮定に基づいた推測なんて意味がないぞ。むしろ、20世紀になって、人類が飛行術を発明したとたんに妖精が現れなくなったことのほうがはるかに意味深い・・・


つまり、先ほどおっしゃっていた人間の想像力の限界ですね。これに合わせていわゆる超常現象も変化していると・・・

このさい、人間の妄想が変化している、と言いたいくらいだよ(笑)



これまでに報告されたUFOの搭乗員の形態は厖大なヴァリエーションがある。このことは、地球外生物仮説(ETH)を支持する人々にとっては大きな障害なんだな。だって、あまりにもいろいろなのがやってくるのはさすがにおかしい。だって、まるで地球が宇宙人に人気の観光地みたいだもんね(^^;

それに、そのUFO搭乗員ときたら、妙に人間に親切で、なにかと助けてくれたり、このままじゃ地球があぶないよ、と警告してくれたりするやつがいるかと思いきや、その一方で、人間を誘拐して人体実験したりするやつもいる

善良なのもいれば、邪悪なのもいる・・・と(・・;

ところで、そもそも人間の善悪の尺度なんか意味がないのは妖精も同じなんだね。それにくらべたら、搭乗員たちは、善悪がはっきりしすぎているくらいで・・・

人間の想像だから・・・とおっしゃりたいのですね?(笑)

(笑)遭遇の基本的パターンも妖精とUFO(搭乗員)で共通する点が多い。深夜、馬(自動車)が立ち止まってしまう、さらにこの際、不思議な光を知覚し、音も伴うことがある・・・そして遭遇した人間はしばしば身体に変調をきたす。

相手は概ね小人で、地面に近い空中に浮いていて、しばしば光を発している。その容貌は切れ長の目を持ち、身体に対して頭部が大きい・・・優美、なにかに似ていると思わない?

(・_・)?

ビアズレーもよく描いているじゃないか

・・・Σ(・o・ )胎児ですか?

そう、切れ長の目と、身体に対して頭部が大きいというのは、これは胎児のイメージなんだよ

・・・はからずも、胎児というもの、そのものが「無意識」領域を象徴しているかのようですね



先ほどもちょっとお話でふれましたけれど、宇宙人に誘拐されたというひとがいますよね。それでUFOの内部にしばらく監禁されたと・・・

もっとも早い事例は1950年代らしい。'60年代以降、とくにここ20数年ぐらいの間に報告が増えている。こうしたひとたちの証言は、たいがいUFOを目撃した後、記憶の途切れた部分があって、しばらく後―場合によっては数年の後―に医療機関などで退行催眠を施されたところ、「誘拐」された記憶が甦ったというものなんだ・・・この、医師によって退行催眠が施されるまでの間、円盤研究者と接触したり、円盤に関する文献を読んだりしているわけだよ

するとその記憶は、事後の経験によって汚染されている可能性がありますね

そう、取り戻された記憶が捏造でないと保証できるだろうか。すくなくとも、日常接したことのある各種の情報から、なんらかの影響を受けていないとは言い切れないだろう?

なぜ記憶をなくしていたのか、ということが問題にはなりませんか?

(笑)退行催眠で「誘拐」されたことを思いだしたからといって、UFO搭乗員が被害者に対して記憶を抹消する操作を施したのだろうなんて、論理の転倒だよρ(^^ )σ



それでは「誘拐」の被害者の身にはなにが起こっていたのでしょうか、それとも、何事も起こってはいなかったのですか?

深夜のドライブ・・・まして道はどこまでも真っ直ぐで、ハンドル操作もほとんどないよね。するとひとは覚醒と睡眠の狭間の状態に陥りやすい。まさに幻覚―幻視や幻聴が生じてもおかしくない状態になるんだよ

そういえば、現代でも、真っ昼間、自動車を運転していて、ひとをはねてしまったのに、運転手はまるで気づかなかったなんていう例があるそうですね

それと、1961年に誘拐された夫妻が白人(妻)と黒人(夫)の夫婦だったという例・・・時期から見ても、行く先々でこの夫婦が好奇と軽蔑の目で見られたことは間違いない。じっさい、黒人の夫の方は、モーテルでも黒人であることを理由に(満室という口実で)宿泊を拒否されるのではないかという不安を常に抱いていたそうだ。当時の、とりわけ差別意識の強いアメリカ南部の旅行では、相当な緊張を強いられていたわけだよ。こうした抑圧された不安と恐怖も、無視することはできないだろう

その不安が幻覚などに投影されるということですね

そして夫婦間の問題もある。誘拐された被害者が夫婦関係の危機にあった例があって、なかには被誘拐体験を「思い出した」ときには、すでに夫婦間の破局を迎えた後である被害者もいる。破局の理由が不妊だった夫妻が、円盤内部で身体検査をされ、生殖機能のテストを受けたと証言しているのは・・・

話ができすぎですね〜(・o・;

また、流産した経験を持つ女性が、その後「誘拐」されたときに、円盤内部で子供に会う、それはかつて胎内から奪われた胎児が成長したものであると本人は確信した・・・これなんか、つらい過去の経験を、なにものか(この場合UFO搭乗員)に責任を転嫁することによって解決しようという心理のあらわれとしか思えないよね



してみると、UFO搭乗員が人体実験を行っているのも意味深だよね。生殖機能の検査であったり、あるいは棒を臍に挿し込むといった、あからさまに性的な象徴と思われる行為と聞いて、なにか思い出さない?

・・・eeto(-_-)・・・・・・・・・Σ(・o・ )あ、フロイトの「衝動理論」ですか?

優美、さすが!( ^0^)/(^-^*)

たしか・・・フロイトは、自分の扱っていたヒステリー患者が幼児期に大人から性的ないたずらをされた経験を持っているとして、一度は、無意識領域に蓄えられた幼児期の経験が精神疾患の原因になると説いたのですね・・・ところがわずか1年あまりでこれを撤回、幼児期に性的に弄ばれたというのは患者の幻想であると、自説を翻してしまったのでしたね

そう、このフロイトの考えが正しかったことを証明する方法はないんだけど、UFO搭乗員による誘拐という「取り戻された」記憶にこそ、この理論がふさわしいんじゃないかな

つまり、本人は嘘をついているつもりなんか毛頭ない、ところがその記憶は無意識のうちに捏造されたものなのではないかということですね

こうした被誘拐事例が1980年代に増加しているのも理由のないことではない。ちょうど、ある多重人格の女性が、退行催眠によって、幼少時に(性的)虐待を受けたことを思い出したという本を出版して、各地で同様の記憶を回復した人々が名乗りをあげはじめた時期なんだそうだ

たしかにそういう事例の報告や証言って、「我も、我も」と連鎖反応的に流行することがありますよね〜



誘拐、人体実験といった、宇宙人のネガティヴな面に対して、ポジティヴな面を強調する話がある。宇宙人たちは人類よりもはるかに高度な科学技術を持っており、悠久の太古から地球(人類)を見守ってきて、核兵器や環境破壊によって人類は破滅の危機に瀕しているという「警告」を発している、という話だ

いわゆるUFOカルトでよく語られるお話ですね

でもね、ちょっと分かりやすすぎない? なんかもう、ここまでくると時の為政者に対する左翼運動家の演説、あるいは(カルトを含む)宗教家の教義となんら変わりがないじゃない。
だってアナタ、宇宙人ですよ、宇宙人。こんなに親しみやすくて、我々にも理解可能なメッセージでいいの? さっきの妖精との比較じゃないけど、善悪という概念から、その判断基準まで、なにもかもが我々人類と同じなんてこと、ありうるか?
逆にいえば、歴史上古くからある終末論、救世主論そのまんまなんだよ(呆)


Hoffmannさん(笑)コーフンしないで(/^^)/マアマア

いや、気に入らないのはね、このような人類を善導する宇宙人とコンタクトをとったひとたちの証言によれば、彼らは金髪碧眼だということなんだ。早い話が白人種のイメージだな。
ところが、人間を誘拐したり人体実験を施したりするネガティヴな宇宙人は背が低くて(東洋人のように)吊り目で、さっきも言った胎児のようなイメージになる、さらに皮膚の色は浅黒いか灰色だ


善良(宇宙)人種は金髪白人種のイメージで、邪悪(宇宙)人種は異人種のイメージなのですね。これは、レイシズムの匂いが感じられますね

そう、レイシズム―つまり人種差別・民族差別だな。具体的には白人種至上主義といった方が理解しやすい。

人類にとって危機感をもたらすものが核兵器(のみ)である時代には核兵器が、環境破壊が問題になってくれば環境問題と、「警告」の内容はちゃんと時流に合わせて変化しているうえに、そんな善意の「警告」を発してくれる宇宙人はその容貌も金髪白人種、ところが善意よりも悪意を強調して、この異類に対して恐怖と憎悪を投影するときには、劣等民族というものに対する古くからのイメージに合わせているわけだ。じつにわかりやすいハナシじゃないか(-_- )hun




UFOが墜落したとか、回収されたとかいった事件も、もちろん政府や軍によって隠蔽されている、としながら取りざたされてますね

古くは1948年にニューメキシコ州で、なんと搭乗員の死体までもが回収されたと、当時あるジャーナリストが書いている。もっともこのジャーナリストの情報源となったふたりの人物は札付きの詐欺師だったことが分かって、まもなく問題にされなくなっちゃった。

でもね、こうした事件の概要が―たとえデマやホラでも、いちど発表されてしまったからには、「いや、今度はホント、間違いない」って、新たな事件を証言するひとが出てくるのは確実なわけで、じっさいそのとおりになっている

でもね、空からなにかが落ちてきた、そして爆発した、ここまではいいとして、なんでこれを円盤に結びつけちゃうんだろう? ふつう、軍の最新機密兵器(ミサイルなど)と考えるのが順当なんじゃない?


そうした事件の証言や報告は信憑性という点でいかがなのですか、信頼に足るものなんでしょうか?

円盤の墜落・宇宙人の死体の回収に関する情報って、ほとんどが二次情報なんだよ。つまり、家族とか友人知人の誰それが参加した(らしい)、見た(そうだ)、ってね・・・

でも、この種の情報の件数って、無視できないほどの数にのぼるのでしょう?

これらの情報が多くの点で一致するところから、その信憑性を支持するというのが研究者たちの主張なんだけど・・・噂っていうのは不特定多数のひとたちが同じような話をするから「噂」なんじゃないの?(^^;



“Majestic Twelve”、「MJ-12文書」という有名な報告書がありますよね?

優美もよく知ってるね(^^ )この文書は、UFO研究者の間では、1952年のアメリカ政府による数ページからなる機密文書で、宇宙人の乗ってきた円盤が墜落して、これを時の大統領トルーマンが12名の権威者による委員会を設置して調査させた、その報告書ということになっている

「・・・なっている」って、でっちあげなんですか?

いや、これは実在する文書だ。内容は知らないけど、「MJ-12」という文書はたしかに存在しているんだな。実在するものを織りまぜることが、「もっともらしさ」への近道なんだよ(笑)

また、円盤の残骸や宇宙人の死体が運び込まれて、現在も研究されているという第18格納庫、これもオハイオ州に実在していて、ここには来る日も来る日も、事の真偽を問い合わせる手紙が舞い込んでくるそうだ・・・毎日毎日、「そんなものはございません」てな返信を書き送っているのかなあ(笑)


総務部・・・広報室、でしょうか、担当者の苦労が想像できますね(^^;



さらに、政府は宇宙人と秘密協定を結んで、アメリカ空軍は宇宙人の提供による円盤のテスト飛行を行っているなんて噂もあるよね。その代償に、宇宙人は地球人を誘拐して人体実験を行い、アメリカ政府はこれを黙認していると・・・まあ、一種の陰謀説だね

かなり妄想らしい領域に入ってきましたね〜(^^;

1970年代からアメリカでは情報自由化への動きが高まり、多くは国家安全保障を理由に機密解除には至らなかったんだけど、結果、非常に数多くのUFO関連文書が公開されたんだ。
人々の反応は、なんだ、FBIもCIAも軍部も、かなり以前から円盤について調査していたんじゃないか、と・・・こうした背景があって、アメリカ政府と宇宙人の秘密協定なんていう新説が出てきたんだろう


でも、少なからぬUFO関連文書が存在したのは事実なんですね

うん。でも、これはあたりまえのことだよ。正体不明の飛行物体が、自国の領土(領空)内をうろうろしている、まして墜落したらしきものまである。となると、政府としては調査するのが当然だろう。まして東西冷戦下においておやだ。1940〜1950年代には、この正体不明の飛行物体への不安が、共産主義=ソヴィエトに対する恐怖と連動していたに違いない。
いまだってどこの国のものとも知れない飛行物体が許可もなしに領空を侵犯すれば、全力をあげて調査にかかるにきまってるさ(^^ )


・・・たしかにそうですね(^^;)

・・・でも飛んでいるやつはどうもソヴィエトとは関係ないらしい・・・どころか、普通の飛行物体とは違うようだ、でも、べつに飛んでいるだけで利害の面ではなんもなし・・・(笑)結局その正体が判明しないままに、調査の経過と結果は報告書にまとめられる。これ、どこの国でも、とくに政治と役人の世界では同じことだよね



Hoffmannさん、さきほど「陰謀説」とおっしゃいましたけど?

とりわけアメリカにおいて、どうも無意識のうちに人口に膾炙すること著しいのが「陰謀論」なんだよ。つまり、世界は何者かによって操られている、という考えだな―信仰と言ってもいい。その「何者か」は、ユダヤ人だったり、ロックフェラーだったり、フリーメイソンだったり、イギリス王室だったり、いろいろ想定されている

多国籍企業、秘密結社、そのほか、操っている主体はなんでもありですね

人間には、世界が見えないというコンプレックスのようなものがあるんだね。だからこれを体系づけたいという欲望にとらわれていて、たとえば知識欲なんていうのはそのあらわれだと思うんだ

いってみれば推理小説を最後まで読むような満足感を、世界に対して抱きたいという心理ですね。つまり「すっきりしたい」と・・・

・・・で、いちばん簡単なのは、世の中のすべてを操る主体を想定することなわけ(宗教だって同じことをしているんだよ)。宇宙人陰謀説、あるいは宇宙人とアメリカ政府の協定―陰謀説もその末尾に連なるものだろう。宇宙人(またはUFO搭乗員)による誘拐も、陰謀説で説明できると同時に、陰謀説を裏付ける事例として機能している

さっきおっしゃっていた、宇宙人が太古から地球(人類)を見守ってきた、というのもこの陰謀論の一形態ですね



この陰謀説の延長線上にMIBが現れるんだな

“Men In Black”、すなわち「黒服の男」ですね

同名の映画では、ちょっと愉快な描き方がされていたね。一般にはMIBの正体はCIAや軍の、つまり政府筋のエージェントで、UFO関係情報を隠蔽しようと暗躍しているものと考えられている。

UFO目撃者のもとに現れて・・・これがまたクサイ科白を吐くんだな。曰く「一切口外するな、フィルムは引き渡せ、もし従わねば身の安全は保証できない」、曰く「奥さんにきれいなままでいてもらいたかったら拾った金属片を渡してもらおう」、コインを手品のように消してみせて、「この次元に住む人間は誰もこの硬貨を二度と見ることはない」・・・


・・・(^^;)プッ

(^^ )ニヤニヤ・・・あげくの果ては、「エネルギーが切れてきた、帰らねば」なんてのもある

あははははは゜゜(^0^。)°゜。゜゜(^0^。)°゜。あはははははは

なんですか、そのセリフは〜もーかんべんしてくださいよー(^0^;;

(笑)まあ、MIBのセリフはクサイのが特徴なんだな。しかも、「手を引け、口外するな・・・さもなくば・・・」って脅迫めいたことを言いながら、じっさいに肉体的な危険にさらされたひとはいないんだそうだ

あらら、せっかくの凄みのきいたセリフなのに言葉倒れですね〜(笑)

ところが1960年代以降、正体不明の人物が空軍、あるいは国防省の人間だと名乗って、UFOの目撃者や研究者を訪問し、時には写真を没収したり、沈黙を守るよう要求したという事実はあったらしい。じっさい、1967年には国防総省から、類似の事件があった際には通報するようにとの公式文書が各種機関に対して出されているそうだ

それでは、まんざらデマでもないのですか?

みたいだね。しかも、MIBに関しては、知人やそのまた知人の体験として語られるのではなく、MIBの訪問を受けた当人が報告しているのが、たとえばUFO墜落・回収事件とは違うところだね

はあ〜それでは簡単に切って捨てることもできませんね(・_・;

でも、黒服の訪問者って、民間伝承に目を向ければ、典型的な悪魔・死神の訪問の型をなぞっているよね。また、この黒服の男が3人で現れるというパターンがあって、これは三位一体、「聖書」の東方の三博士を思い出させる・・・


東方の三博士って、イエスが生まれたときに、星がのぼったことからユダヤの王が誕生したのを知り、東方からイエス生誕の地ベツレヘムにやってきたのでしたね

・・・天空を流れる星に導かれてね。そして、MIBはUFOに導かれてやって来たわけだ

はあ・・・するとMIBは、東方の三博士の陰画といってもいいかもしれませんね



よく、この世界には、まだまだわれわれ人類には未知のものがあって・・・って、いいますよね

うん(^^ )

ひょっとして、未知のものなんかないんじゃないかと思えてきましたよ(^^;

すくなくとも、人間の想像力は既知のものから逃れることはできないんじゃないかな(^^ )



さて、カツ丼にとりかかろうか(^^ )優美も食べる?

はい、私の分もお願いしますね(^^ )



参考文献
稲生平太郎「何かが空を飛んでいる」新人物往来社