#06 皮肉な恋の物語






カメラを替えて思い切り逆光で撮影。

今日はなにを読んでるの?

「源氏物語」です



当時の宮廷でのいわゆる「色好み」についてもHoffmannさんお持ちの本で調べてみたのですけれど、この「源氏物語」はちょっと様相が違いますね

うん、当時清少納言が恋愛というものをほとんど遊戯化して、より自由で明るい「色好み」を描いている(実践もしていただろうね)のに対して、紫式部が描くのはまるで近代人の悩める自我だよね

「色好み」どころか反「色好み」の姿勢ですよ、恋の駆け引きも高級な遊びの感情からではなく、もっと客観的に容赦なく分析されてしまっています

現代にも通じる、当時としては新しい文学的視野だったのだろうね



dialogue#02に続く(もちろんここで読むのをやめてもかまいません)