#24 エロティシズム各論 ― 吸血鬼篇






エロティシズムが死への憧れと関連があることは、ジョルジュ・バタイユの「死に至るまでの生の称揚」ということばを引くまでもないよね

エロティシズムは生の非連続性のなかで、連続性をめざそうとする意志、つまり窮極の連続性である死への憧れ、禁止に対する侵犯と不可分なものである、ということですね

優美、よくわかっているね(^^)
吸血鬼がエロティシズムと無縁でないことは、吸血鬼がまさに死と恐怖の象徴であることから、当然であるといっていいだろう

“Living Dead”、つまり「生きている死者」と呼ばれるくらいですからね

お、優美、そこにあるJames B. Twitchellの“The Living Dead”(Duke University Press,1981)を読んだな(^^)

はい(^^)イギリス文学にあらわれた吸血鬼を論じた本でしたが、吸血鬼をかなり広い範囲でとらえていますね。表紙がフュスリの「夢魔」ですが、ちょっとその絵から期待したイメージとは違う内容でした

どちらかというと、吸血鬼論であるよりもイギリス文学論だよね

Gregory A. Wallerの“The Living and the Undead”(UniversityofIllinoisPress,1986)もちょっと拾い読みしてみましたよ。でもこちらは論じる対象が文学よりも映画、テレビの方に傾いていて、しかも吸血鬼ばかりでなくゾンビに至るまで扱われていましたけど・・・

まさに“Undead”だね(^^)
それはさておき、吸血鬼のエロティシズムだ



はいo(^^)o



dialogue#12に続く(もちろん・・・略略)