#43 男と女 ― あるいは兄妹の宿命


そういえば、ロデリックとマデラインも兄妹でしたね。



ただいま〜

おかえりなさい・・・って、逆だぞ♀(・o・)♂




今日はシェイクスピアの「十二夜」を読んだんですよ(^^)

双子の兄妹が生き別れになって、妹のヴァイオラは男装してオーシーノウ公爵に仕える、その公爵は自分が想いを寄せるオリヴィアのもとへ小姓(ヴァイオラ)を使いに出すが・・・という筋だね

古来からある「人違い」を主題にした喜劇ですね

シェイクスピアがこの典型的な型を使用した作品はほかにもあるね

精神的な取り違え、人格の人違い認識が悲劇を生み、肉体的な人違いが喜劇につながる、とも言えますね

ただ、この劇では取り違えそのものがドラマを生むのではない。取り違えは最後の最後に大団円を迎えるときに機能するのであって、それまでは妹が男装して、その「若者」にオリヴィア姫が恋してしまうといったものでしかない。
それでも、当時は女優というものが存在しなかったから、女性の役柄は変声期前の少年俳優によって演じられたことを考えると、当時の舞台ではヴァイオラの男装には不思議な効果があったかもしれないね

兄の方も女装するような設定だったらと思いますけれど、その点を考えるとちょっと無理がありますね







dialogue#24に続く