#67 汽車、汽車、シュッポ・・・♪




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どう、この曲?( ^^)(^^ )

たのしい音楽ですね〜のどかな田園風景が目に浮かぶようですね(^o^)

いちど聴いたら忘れられないメロディだよね

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バックのリズムはたしかに汽車がシュポシュポ走っている情景を描写していますね(^o^)いまどきの電車ではこうはいきませんね。♪ででんこでん・・・ですからね(笑)





これはブラジルの作曲家エイトル・ヴィラ=ロボスの「バキナーアス・ブラジレイラス」第2番のなかの「トッカータ」だよ。「カイピラの小さな汽車」という副題が付けられている

「バキナーアス・ブラジレイラス」って、通常、「ブラジル風バッハ」と訳されていますよね


正確には「ブラジル流のバッハ風音楽」だね。でも、バッハみたいな音楽ではない・・・

どう聴いても、ブラジルの音楽と聴こえますね

ヴィラ=ロボスは、ブラジルの民族色豊かな音楽をつくって、ブラジルにおけるバッハのような作曲家になろうとしたんだよ。だから、音楽的にバッハの作風を真似たりしているわけではない。
「バキナーアス・ブラジレイラス」は第8番まであるんだけど、編成も多彩で、1番はチェロ合奏、5番はソプラノ歌手とチェロ合奏、6番なんかフルートとファゴットだけ。3番はピアノとオーケストラで、いまの「トッカータ」の含まれる第2番はオーケストラによって演奏される。
もっとも有名なのは第5番の第1楽章「アリア」だね。聴けば、知っているというひとは多いだろう


どこか、ノスタルジックな切なさを感じさせるメロディですよね。
いま聴いたレコードは・・・


ヴィラ=ロボス指揮による自作自演盤だよ



蒸気機関車を描写した音楽がもうひとつある。フランスの「六人組」のひとり、アルテュール・オネゲルの「パシフィック231」だ。これも聴いてみようか(^o^)/◎

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ヴィラ=ロボスよりも精妙ですね。機関車の動きとその発する音がずっと綿密に描写されていますね(・_・)

それでいて、ちゃんと魅力的な音楽になっているだろう? 作曲当時からかなりの評判を得て、大ヒットした曲なんだよ(^^ )

ヴィラ=ロボスには親しみやすい素朴さがありますけれど、オネゲルの作品は親しみやすいながら、ひじょうに知性的に構築されていますね。ちょっとフランスの作曲家らしくない音楽だと思います

オネゲルはフランス生まれだけど、両親ともにスイス人なんだよ。スイスってフランスとドイツの両方の気質を持っている傾向がある。じっさい、オネゲルはバッハを崇拝してベートーヴェンを好み、「六人組」のなかでは例外的にワーグナーを支持していたんだ

「パシフィック231」って、機関車の型式ですか?

アメリカの大陸横断鉄道の機関車が「パシフィック」という名前で、これがヨーロッパでは前輪2軸、動輪3軸、後輪が1軸だったので、「231」と呼ばれていたんだそうだよ。速度はおよそ時速120キロだったらしい

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ほかにオネゲルさんのいい作品はありませんか?

オネゲルの最高傑作は劇的オラトリオ「火刑台上のジャンヌ・ダルク」だな。小澤征爾がフランスで録音したCDが、この作品の、また小澤征爾の全録音のなかでも最高の名演だ。しかも、めずらしく録音もいい。聴いてみようか?

それ、聴かせてください(^^ )