monologue 2007.06

2007.01 2007.02 2007.03 2007.04 2007.05
2006.01〜2006.03 2006.04〜2006.06 2006.07〜2006.09 2006.10〜2006.12
2005.01〜2005.03 2005.04〜2005.06 2005.07〜2005.09 2005.10〜2005.12
2004.12




2007.06.30 sat


またまたWagnerのdiscのコレクションが増えちゃいました(^^*

開き直ってますね〜(((;^o^)σ)~0~)/プニッ♪




2007.06 29 fri



お・・・またレンズを買ったんですnya?

hahaha・・・(^o^;)ゞ




2007.06.27 wed

discのコレクションといえば、Wagner以外でHoffmannが特別扱いしているのは、ドビュッシーの歌劇「ペレアスとメリザンド」、それにモーツァルトの歌劇「ドン・ジョヴァンニ」です。



こちらはエクサン・プロヴァンス音楽祭における「ドン・ジョヴァンニ」のDVD。1998年プレミエのピーター・ブルック演出による公演の2002年再演時の記録です。このプロダクションは日本でも上演されたそうですね。指揮はダニエル・ハーディング、マーラー・チェンバー・オーケストラによる演奏。

低予算か、引っ越し公演が行われることを考慮したものか、舞台装置は簡素なもの。これはこれで悪くはないんですが、このDVD、お値段高めの割には問題が多いんですね。

まず、音質がよくない。収録時の問題なのか、disc製作時の問題なのかは分かりませんが、到底2002年の収録とは思えません。画質もいまひとつ鮮明さに欠けます。

そしてなにより、字幕がよろしくない。まあ、言葉遣いなんかは解釈の余地があろうかとは思いますが、第一幕の終わり近くで、ドンナ・エルヴィーラ、ドン・オッターヴィオ、ドンナ・アンナが仮面をとってドン・ジョヴァンニにつめよるところ―ドン・ジョヴァンニは“Donna Elvira!”、“Don Ottavio!”、“Ah credete!(ああ、信じてください!)”と返すんですが、ここ「ドンナ・エルヴィーラ!」、「ドン・オッターヴィオ!」、「ドンナ・アンナ!」と字幕が出るんですね。ドン・ジョヴァンニはドンナ・アンナの名前は呼ばないんですよ、ここにはなかなか意味深いものがあると思うんですが・・・この差別化は無視しちゃいけないでしょう。



わかってないなあ・・・(-_-;

演奏はいかがですか?

ハーディングの指揮はザルツブルク音楽祭の公演よりも生き生きとしているね。歌手はちょっと崩しすぎのひとも・・・そのあたりはまたいずれ語ることにしよう




2007.06.26 tues



Wagnerのdiscは、もちろん聴くために入手しているのですが、Wagnerとあればよほど気に入らない演奏者によるものでなければ、あまり演奏に期待できないものでも手を出しているので、もはやコレクションと呼んでも場違いとは言えない状態です(^^A;

「聴く」コレクターですね(^o^*

それでもなかなか買わないものもあり、おかげで発売からかなり時間がたって、格安にて入手できることもあるんですよね(笑)

レヴァイン指揮メトロポリタン歌劇場による「ニーベルングの指環」のDVDですね


こちらのCDもやはり値下品(^^*

ぼ、冒頭の音が切れてますよ〜(^^;;




2007.06.25 mon



我が家の本棚にはめずらしい詩集ですね。

“The City of the Soul”、1899年の刊行・・・作者の名前がありませんね。どなたの作ですか?




2007.06.24 sun



いまさらなんですが・・・(^o^A;エート




2007.06.23 sat



さて、昨日の「フィガロの結婚」DVDから、Hoffmannの大好きなルチア・ポップの特集ですよ〜(^o^*


怒ったところ・・・


困り顔に驚きの表情・・・


どの場面をとっても、最高の演技です。




プライは衰えが目立ってきた時期でもあり、演技もやや大げさですが、ポップがこれをバランスよく支えている・・・と言ってはあまりに贔屓が過ぎるでしょうか。それにしてもいいコンビですね。



アルマヴィーヴァ伯爵ならずとも、魅惑されちゃいますよ( ̄- ̄ ヾ(^∇^*)優美お姉ちゃんの次にきれいなひとですねっ


オホン・・・( ̄- ̄
*)この笑顔で・・・

ご飯3杯は軽くいけるんですよねっ(((*^o^)σ)~0~)/プニッ♪

※ Hoffmannがオペラにおける歌手の「演技」と語っているときには、歌唱上の演技も含めての発言しているものです。




2007.06.22 fri



1980年9月30日、ウィーン国立歌劇場来日公演初日のモーツァルト歌劇「フィガロの結婚」のlive収録のDVDです。指揮はカール・ベーム。ジャン=ピエール・ポネル演出のプロダクション。会場は東京文化会館。

音だけなら海賊盤CDが出ていましたね。これはその後NHKが放送したテープをDVD化したものでしょう。序曲演奏中のテロップも、字幕も消すことができません・・・このあたり、NHKの半端なやっつけ仕事ぶりには文句を付けたいところですが、それでもこの貴重な映像が観られるのはすばらしいことです。


フィガロにヘルマン・プライ、スザンナにルチア・ポップ・・・




ケルビーノはアグネス・バルツァ・・・



アルマヴィーヴァ伯爵がベルント・ヴァイクル・・・



そして伯爵夫人がグンドゥラ・ヤノヴィッツと、当時のベテランと比較的若手(バルツァ、ヴァイクル)による公演です。既に故人となったひと、引退したひともあり・・・



これだけの芸達者が揃っているだけに、登場人物が次々と加わってくる長丁場の第二幕はたいへんおもしろいですね。


当時はまだ若手というべきヴァイクルはやや抑え気味・・・というか、昔も今も、あまり歌に細やかな表情の変化を付ける(ことのできる)ひとではありませんな。ややオーバーアクションなプライはいかにもベテラン世代の歌手、discで音(声)だけ聴いていると、演技控えめと感じられるヤノヴィッツもここでは表情の動きが細かい。


まったく夢のようなキャストです!


悪役が真の悪人ではないという、モーツァルトの音楽にふさわしい展開も、歌手のすばらしさと相俟っていっそう感動的ですね。


Hoffmannの大好きな手紙の二重唱。ヤノヴィッツとポップの魅力全開です(^o^*♪


終幕の夜の場面もまずまずよく映っています。


ポップが複雑な表情をしているのは、最後に演技を間違えたから(プライがすかさずフォロー)・・・なあに、オペラの公演がまったく無事故なんてことはあり得ません。画面を観ながら、「いいよいいよ、気にすることないよ、すばらしく魅力的なスザンナだったよ」とか思っちゃいました(^^*

ベームの指揮も、この時期のオーケストラコンサートでは衰えを感じさせるばかりでしたが、ここでは歌手に引っ張られたか、さすがの出来。最高の公演であるとしか言いようがありません。

淡々と語ってらっしゃいますが、Hoffmannさんかなりコーフン気味ですヾ(^o^*

過激な発言は控えたいところですが、あえて言いたい―今後、Hoffmannが「フィガロの結婚」で、これ以上の上演を体験することなどありえないと断言できます!




2007.06.21 thurs

優美お姉ちゃん、Hoffmannさんが涙を流してますよっヾ(・∇・;)おなかが痛いのかも・・・

27年前の感動がよみがえってらっしゃるのよ(^^*






2007.06.20 wed

(昨日の続き)

Huysmansなら、「スヒーダムの聖女リドヴィナ」がいいかな。もちろん、「さかしま」も好きだけどね


私は、「さかしま」といえばこの小説を思い出しますね



ホフマンスタールの「六百七十二夜のメルヒェン」だね(^^*




2007.06.19 tues



この表紙はHoffmannさんのお好きなギュスターヴ・モローですね・・・って、これフランス語じゃないですか(^^;Joris Karl Huysmansの“La Cathedrale”。Hoffmannさん、たしかフランス語は・・・

もちろん読めない( ̄ω ̄)キッパリ



んで、こちらねヾ( ̄- ̄)

同じくHuysmansの“Tief unten”と“Gegen den Strich”・・・ドイツ語訳ですね

“Tief unten”の表紙デザインは螺旋階段の写真だけど、アンモナイトのようにも見えるのがおもしろいね

“Gegen den Strich”の方はOdilon Redonですね。以前、Redonの絵がジャケットに使われたレコードをとりあげたこともありましたね

なんだか、一年じゅう同じことをやっているみたいだなあ(^o^A;

HoffmannさんはHuysmansの小説ではなにがいちばんお好きですか?(^^*「彼方」でしょうか、それともやっぱり「さかしま」とか・・・




2007.06.18 mon



最近購入したCD、セヴラックの管弦楽作品集です。

演奏はロベルト・ベンツィ指揮スイス・ロマンド管弦楽団ですね。Hoffmannさんが'60年代頃のPHILIPS録音をときどきお聴きになってらっしゃる・・・

そう。2006.11.02 thursでビゼーの歌劇「カルメン」抜粋盤をとりあげたときに、「ベンツィは最近とんと名前を聞きませんが」なんて言ったけど、この盤は2004年の録音だね。いまも健在のようで(^^*ヨカッタヨカッタ


最近入手したといえばこちらも―BBC Legendsシリーズの新譜CD2点。

左はティペットの二重弦楽合奏のための協奏曲、ベルクのヴァイオリン協奏曲、ヤナーチェクのシンフォニエッタ、ルドルフ・ケンペ指揮BBC交響楽団、ベルクのソロはエディット・パイネマン。ティペットとベルクが1976年、ヤナーチェクが1975年のlive録音。

右はヤナーチェクの「グラゴル・ミサ」とR.シュトラウスの「町人貴族」、クラウス・テンシュテット指揮ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団ほかによる演奏。ヤナーチェクが1985年、R.シュトラウスが1986年のlive録音。


ヤナーチェクがお目当てですね(^^*

でもこれ、ケンペの方はパイネマン目当てで購入するひとが多いんじゃないかな(笑)



覚えている方はいらっしゃるかな・・・2006.07.22 satにちょっとだけ紹介したレコードです。ジョージ・セルが晩年EMIに録音したシュワルツコップとの共演盤、ロンドン交響楽団を振ったR.シュトラウス、モーツァルト集。R.シュトラウスで1曲、ピアノのブレンデルが参加。それだけならなんということもなかったんですが、じつはモーツァルトでやはり1曲だけヴァイオリン・ソロにエディット・パイネマンが参加しているため、これを目当てに一部のマニアが探していて、それが中古価格を押し上げているというちょっと「?」なレコードですね。

日本ではヴァイオリニストというと女流が人気ですからね(^^*しかも美人さん

パイネマンって録音が少なくて、それがまた比較的入手困難なんだよね


その数少ないパイネマンのレコードを紹介しときましょう。左はDGG録音のドヴォルザークのヴァイオリン協奏曲のLP。以前某中古shopでこのジャケットのカラー・コピーを飾っていたら、「コピーをとったということは(モノが)あるんだろう、出せ」と詰め寄ってきた客がいたとかいないとか・・・(^^;


そんなにめずらしいLPなんですか?

いや、気長に探せば見つかるはず―という程度だけどね。むしろ、右のブラームスの方が(ちょっといわく付きで)数が少ないんじゃないかな



まあ、パイネマンはどうでもよくて(いや、どうでもいいわけではないが)、Hoffmannの期待はむしろテンシュテットの「グラゴル・ミサ」です。ちなみにこの作品には、ルドルフ・ケンペの指揮によるたいへんすぐれた録音が残されていましたね。

ケンペ指揮ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団による演奏のDECCA録音ですね。このレコードも2006.07.26 wedに紹介済みでしたね

さて、買ってきたCDを聴いてみようか(*^^)(^^*)♪




2007.06.17 sun



ヒンデミット(ヒンデミート)のオペラ、「カルディヤック」のDVDが出ましたよ。1985年ジャン=ピエール・ポネル演出によるバイエルン国立歌劇場における公演、指揮はサヴァリッシュ。


歌手はカルディヤックのドナルド・マッキンタイアをはじめ高水準。演出は極端な作為もなく納得できるものです。



こうした作品が映像化されるのは大歓迎です。

Hoffmannさんは以前、ヒンデミットなんてまったくお聴きになりませんでしたのに・・・(^^;

それは、まあ・・・導かれたんだよ(^o^;最近お見えにならないようだけど




2007.06.16 sat












2007.06.15 fri

Hoffmannはカトリック、プロテスタント、いずれの信者でもないんですが―以前、あるところ(ネットじゃなくて、リアル)でバッハの「マタイ受難曲」やロ短調ミサ曲について話していたとき、そこにいたカトリックの信者から、「あなたね、信者でもないのにバッハの宗教音楽が分かると思っているの? 分かったつもりでいるだけなんじゃないの?」と、あつかましいやつだねと言わんばかりに批判されたことがあります。

ある友人(これもカトリック)にこの話をしたら、「本当の意味での信者とは思えない」と呆れていましたが、いや、「分かる」とか「分からない」とか、「本当の意味で」なんて曖昧なことばにこだわることはありません。上記のような反応こそ、キリスト教の信者ならではのもの―別に驚くようなものではないでしょう。

つまり、信仰は選民意識、分かりやすく言えばエリート意識を育てるものであり、逆に、だからこそ信仰は成り立つんですよ。




でも、「マタイ受難曲」はすばらしい、とおっしゃるのは矛盾してませんか?(^^;

カメラに例えれば、ライカ社(ライツ社)は大嫌いだし、ライカマニアなんて身の毛もよだつほど鼻持ちならない連中ばかりだけど、ライカ自体はすばらしいカメラだということさ(笑)




2007.06.14 thurs

(便乗)
老婦人 年金を頂きに参りました
係員  それでは年金手帳をお見せください
老婦人 まあ、そんなものは見たことも聞いたこともありません
係員  それではお勤めだった会社はどちらでしょうか?
老婦人 30年前から最近までの間に20社ぐらい勤めていましたが、ほとんど時給のパートでしたから、いちいち覚えてなんかいません。そちらで調べて、はやく年金をください

それはともかく、「信頼を失った」とはいうものの、(長期的に見て)今回の騒ぎはパートタイマーへの厚生年金適用の布石ではないかと疑ってみる・・・。




2007.06.13 wed



本棚の整理をしていたら、こんな本が出てきました。

ヰ゛ンケルマン著、澤柳大五郎訳による「希鑞藝術模倣論」。座右寶刊行會、昭和18年刊だよ(模は手偏)


ヨハン・ヨアヒム・ヴィンケルマンといえば、18世紀前半ドイツの美学者・美術史家ですね。たしかゲーテもこのひとの影響を受けたんですよね

優美、よく知ってるね。で、1768年、ウィーンで皇后マリア・テレジアからメダルを贈られるなどの歓迎を受けた後、ローマへ帰る途上、強盗の凶刃に倒れたんだけど・・・

・・・だけど?

ちょっと謎というか、怪しげな死なんだよね。つまり・・・(*・・)♭(・・;;フムフム

・・・と、いうわけ

ええっ、それでは、映画監督のパゾリーニみたいですね!

(参考図書)


左;ドミニク・フェルナンデス 岩崎力訳 「天使の手のなかで」 早川書房
右;ドミニク・フェルナンデス 田部武光訳 「シニョール・ジョヴァンニ」 創元推理文庫




2007.06.12 tues

(ひょっとして、まだ同じ話題が続いている?)

全集本を入手しようとするときに、たとえばニーチェならGruyter版がいいとか、ポオならどれそれの全集がもっともすぐれているといった定説がありますね。まあ、いま例にあげたニーチェあたりなら編集上の問題があって、Gruyter版の優位性を疑うつもりもないんですが、これが小説などの文学作品となると、話は単純じゃありません。もちろん、ヴァリアントや遺稿が収録されているに越したことはありませんが、手にとって読む、その満足感・充足感となると、本そのものの魅力というものも無視できないんですね。その魅力とは、造本・装幀の良し悪しであったり、翻訳ならばその出来不出来ばかりでなく翻訳者の個性であったりするわけです。新しい編集による全集が刊行される(された)からといって、過去の版が価値を失うとは限りません。

ポオの有名な版は・・・あれ、かなりお高いんですよね

そうそう、お値段の問題もあるね。それに、もっと入手しやすい市場価格で、雰囲気のいい版もあるんだよ。もっとも、あまり高くないものだから、かえって探しにくいんだけどね

翻訳ものの全集本なら選択肢も限られていますから・・・

ついでに言うと、全集だからといって、絶対に全巻揃っていなければ嫌だ、という気分でもなくなってきた(^o^;最近は・・・

欠本(欠巻)あり、でも買っちゃいますか?(笑)

いや、さすがに古い全集を古書店で買うとなれば「全巻揃い」を求めるけどね・・・でも、新刊書店でぽつぽつ買っていたものが、途中で1巻や2巻、入手できなくなっても、あわてて血眼になって探すといったことはなくなったな。そのうち見つけたら買えばいいや・・・くらい(笑)


そこまでの境地に達しちゃいましたか〜(^o^;




2007.06.11 mon

(どことなく、昨日の続き)

いま、Hoffmannが音楽を聴いているメインのスピーカーは英国製S社のブックシェルフ型です。以前にも書いたことなんですが、Hoffmannはいわゆる“British Sound”が好きで、現在所有している―あるいはかつて使用していたスピーカーはほとんどが英国製です。そのなかで、純粋に音質そのもの、クォリティ面でのみ判断したら、このS社製のスピーカーはたぶん最下位ではないとしても上位に位置するものとは言えません。精緻さにおいてはB社のモデルが勝り、スケールと豊かな個性ではT社が圧勝、響きの彫りの深さと多様なソースへの幅広い対応という面ではH社が優位、音場感ならK社(これはサイズが小型なので当然)・・・ところが、いろいろなモデルを聴いていても、結局のところ最終的にはこのS社(とH社)のモデルに帰ってきてしまいます。設計(製造が、ではなくてその音造りのテクニック)はもはや古く、強いアタックではわずかに遅れて箱鳴りが尾を引くし、音量によってはフォルテシモで混濁気味となって、細部の見通しもいま一歩。ところが、ある種のアナログディスクではクォリティにおいて圧倒的に優位に立つモデルよりも魅力的な音楽を聴かせてくれるんですね。

たとえば、先日ほかのスピーカーでバルビローリ指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のLPを聴いていて、途中からこのS社のスピーカーにつなぎ替えたんですよ(もちろん、配置もメインとしての所定の位置にセッティングしましたよ)。Hoffmannはウィーン・フィルなんてたいして好きなオーケストラではないんですが、それがこのスピーカーで聴くとすばらしく魅力的に聴こえるんですね(これまで、このスピーカーがもっとも相性がいいのは、クレンペラー指揮のEMI録音だと思っていたんですが、これは新しい発見でした)。

個人の趣味・嗜好の領域においては、人気投票で多くの票を集める美人が唯一絶対の存在とは限らないという、これはある意味当然、あるいは少なくとも「やっぱりね」という結論ですね。

人気投票って、アテにならないんだよね

平均点ですからね(^^*




2007.06.10 sun

カメラの場合―というよりレンズの場合なんですが、「画質」ということとは別に「描写」なんて言い方がありますよね。「画質」の良さといえば、収差や歪曲を極力排除して、像面の平坦性や解像度のすぐれたもの、さらに逆光にも強くフレアやゴーストを発生しない、といった、まあ、あたりまえの期待・目標があげられますよね。

対して「描写」というと、これは個人差もあると思いますが、収差なんて多少残っていた方が・・・とか、程良いフレアによる柔らかさ、周辺光量落ち(の利用)による効果、コントラストの低さによってもたらされる階調表現・・・なんて、これは時に「画質」の向上とは相反する要素を美点としたりすることもありますね。

だから古いカメラ、たとえば現在でも人気の高い往年のドイツ製レンジファインダーカメラ(つまりはLeicaのこと)の愛好者には、「写らないレンズが好き」だなんていうひともいるわけです。これは現代のシャープでハイコントラストな高性能レンズに飽き足らないひとの、そうした現代メーカーの無個性化してしまった製品へのアンチテーゼや、あるいはブランド志向、あるいは少々の自嘲も込めた発言であると思われます。

翻ってHoffmannはというと、これが意識しているわけでもないのに、現代的な高性能レンズと、戦前・戦中あたりのオールドレンズを、交互に入手しているんですね。そして現代の最新レンズにちょっとした個性を感じると嬉しくなってしまい、オールドレンズに現代レンズに見られないような個性的な(クセのある)写りを見出し、またある一面で現代レンズに迫るような高性能ぶりを垣間見たりすると、これがまた喜んでしまうんですね。

・・・と、そんなことを言うと、まるで無条件に現代レンズが高性能で、オールドレンズが性能では現代レンズに一歩譲るものであるかのように決めつけていると思われるかもしれませんが、そうとも限りません。古いレンズには現代では入手できないようなすぐれたガラスの使われているものがあり、たとえば鉛が使われたレンズなんて、いまではエコロジー面で製造することができませんよね。とはいえ、いろいろな項目を立てて(つまり偏差値方式で)採点すれば、現代レンズが高得点を得るのは間違いないでしょう。

それでも、欠点のない、安定した(つまり個体差のない)工業製品というものは、実用一点張りならともかく、趣味の領域では絶対的な価値を持つとばかりは言い切れないものですね。

ビオゴンとかディスタゴンって、怪獣さんのお名前ですかっヾ(・∇・*




2007.06.09 sat


いつか見た死体。




2007.06.08 fri

「ひっそりとひそみかえった、もの憂く暗いとある秋の日、空に暗雲の重苦しいばかり低くたれこめたなかを、わたしは終日馬にまたがり、ただひとり不気味にうらぶれた地方を通りすぎていた。そして夜のとばりがおりかかるころ、やっと陰鬱な・・・」

・・・と、どうでもいいことですが(^o^*この小説の冒頭を暗唱できるのがHoffmannの自慢なんですよ(笑)


・・・なんの変哲もない邸とまわりの風景を―寒々とした壁を―うつろな眼のような窓を・・・ヽ( ̄o ̄)

ねう゛ぁーもあ・・・ヾ( ̄∇ ̄)   (^o^;(^o^;花ちゃん、それ違・・・




2007.06.07 thurs



ポオの「大鴉」といえば“Nevermore”というリフレインが・・・ええと、何回でしたっけ?

それは“Der Rabe”―英語とドイツ語の対訳本だよ(^^*“Nimmermehr”って・・・(笑)

・・・で、あのリフレイン、何回でしたっけ?(^^*)回数が重要な意味を・・・




2007.06.06 wed


ポオのつながりでこのあたり取りあげたいんですが、ちょっと時間をかけてじっくりやりたいので、いずれまた・・・



Hoffmannさん、これも「あっしゃー」ってかいてありますよっヾ(^∇^*

そ、それは・・・(^o^A;(^o^;あらまー




2007.06.05 tues

(昨日の続き)

「世にも怪奇な物語」第三話はフェデリコ・フェリーニ監督による「トビー・ダミット」。原作は「悪魔に首を賭けるな」なんですが、かなり換骨奪胎しておりまして・・・




幕開けは夕陽に染まる空港。この禍々しさ、のっけからフェリーニ・ワールド全開ですね。




主人公はテレンス・スタンプ演じるイギリスの俳優、トビー・ダミット。彼は「福音書の贖罪を西部劇に置き換えた」映画に出演するためローマに招かれ、この空港に降り立ちます。

報酬のフェラーリがお目当てなんですよね



彼は白い鞠を持った少女の幻影につきまとわれています。


トビー・ダミット自身、アルコール中毒で、じつはもう1年も仕事をしていない俳優なんですが・・・


イタリアの映画界(テレビ界)の面々が、これまたマトモではない、ほとんど変質者か偏執狂の集団、グロテスクで退廃的。




挨拶もそこそこにスタジオを飛び出したトビー・ダミットはフェラーリで暴走・・・。


壊れてわたれない橋。そこにはあの少女の姿が・・・。



見事っ!

フェリーニというと大作のイメージがありますが、このような短篇でも独自の世界を構築しているのはさすがですね

とにかく暑苦しくて汗くさいつーか・・・人間社会の猥雑な側面を描かせれば、このフェリーニかパゾリーニか、ってえくらいのもんス( ̄o ̄*

なんですか〜その古典落語みたいな口調は(^o^;
ポオの「悪魔に首を賭けるな」って、なにかというと「悪魔におれの首を賭けよう」と言う男が、奇怪な老人の挑戦を受けて・・・というお話でしたよね。原作とはずいぶん違いますが・・・

原作を離れても問題なし、ちゃんとこの監督の刻印が見て取れる傑作だよ。たしかにトビー・ダミットは「悪魔に首を賭ける」なんて、いちども発言しない。しかもここでは悪魔は老人ではなくて・・・それはともかくとしても、トビー・ダミットが出演する映画で演じるはずだったのは、西部劇の草原に現れるキリスト役だったよね

そうでしたね・・・って、草原に現れるキリストといえば「マタイ伝による福音書」の、悪魔の誘惑に晒される場面ですね!Σ(・o・;


そうそう(^^*・・・で、キリストは悪魔との問答で誘惑を退けるのに対して、トビー・ダミットは誘惑に負ける立場なんだな

破滅型の主人公ですね(^^;

・・・で、気が付いたと思うけど、唯一ここで描かれている猥雑な異常さから逃れられているのが・・・

少女の姿をした悪魔ですね。フェリーニ映画では、少女って無垢のイメージで扱われることが多いんですよね



・・・というわけで、2007.05.31 thursのお写真はこの映画からでしたヽ(^^*

ところで、さきほどたまたまパゾリーニの名前が出ましたけれど、パゾリーニとテレンス・スタンプといえば・・・(・・;

あー、あれね(^o^*まあ、近いうちに♪




2007.06.04 mon

「世にも怪奇な物語」“Histoires Extraordinaires”(1967年仏・伊)のDVDです。しばらく前に発売されていましたが、かなりお安くなっていたので購入。

エドガー・アラン・ポオの小説を題材に3人の映画監督が競作したオムニバス映画です。当初企画段階では7人の映画監督が予定されていたそうですが、完成されたのは3作のみ。実現しなかったのはジョゼフ・ロージー(「約束ごと」)、クロード・シャブロル(「タール博士とフェザー教授の療法」)、オーソン・ウェルズ(「赤死病の仮面」と「アモンティリャードの酒樽」)、ルキノ・ヴィスコンティ(「メルツェルの将棋指し」と「告げ口心臓」)・・・ちょっと観てみたかったですね(^^*)ザンネン・・・

余談ながら、Hoffmannならヴィスコンティに「大鴉」、ケン・ラッセルに「リジイア」、リリアーナ・カヴァーニに「アモンティリャアドの酒樽」、ヴェルナー・ヘルツォークに「黄金虫」、フォルカー・シュレンドルフに「鐘楼の悪魔」あたりを任せたいところですね(^^*




さて、第一話「黒馬の哭く館」はロジェ・ヴァディム監督、出演はジェーン・フォンダ、ピーター・フォンダ。原作は「メッツェンガーシュタイン」ということになっていますが、原作とはまったくの別もの。いや、表面ばかり中途半端になぞっているだけに・・・というのはいいとしても、そもそも映画として二流ですね。

ナレーションで設定や登場人物の内面を説明しなければならないなんて、映画としてはどうかと思うね(-_-;


まるでムカシの「昼メロ」、「よろめきドラマ」みたいな安っぽさですね〜(^^;

よろめきドラマぁ? 優美、言うことが古いね(^o^;;どうしてそんなの知ってんの?

ロジェ・ヴァディムの映画は傑作か駄作のどちらか、両極端なんですよね

ときどき「火事場の馬鹿力」みたいな傑作をものすることもあるんだけどね(笑)




第二話はルイ・マル監督による「ウィリアム・ウィルソン」。出演はアラン・ドロン、ブリジット・バルドー。原作はタイトルどおり、これはかなり忠実にストーリーを追っていますね。出演者は豪華です・・・が、それだけ。どうということもありません。

アラン・ドロンもブリジット・バルドーも、Hoffmannさんのお好みからはかなり遠いところにいますよね(^^;

短い映画なのに、退屈だ(-_-;

原作に忠実なだけに・・・それと、原作に変更を加えて、最後のカード・ゲームの相手を女性にしているのは、ブリジット・バルドーを出演させるためだけなんじゃないですか?(^^;

じつはHoffmannはこのオムニバス映画をかなり以前、videoで観ていたんですが、上記二作はまるで印象にありませんでした。今回観直しても、記憶に残らないのは当然と思えます。

(おまけ)

第二話から、少年時代、寄宿学校生のウィリアム・ウィルソン―


デカルコマニーやってますね(^o^;

ロールシャッハテストみたいですね(^^;

さて、第三話は・・・(続く)




2007.06.03 sun



またまたWagner、楽劇「トリスタンとイゾルデ」のDVDです。ダニエル・バレンボイム指揮、バイロイト祝祭劇場での1983年の収録。演出はジャン=ピエール・ポネル。DVDは以前国内盤も出ていましたね。

LDはお持ちでしたから、あちらのページにも少し書かれていますよね



トリスタンにルネ・コロ、イゾルデにヨハンナ・マイアー。

脇をハンナ・シュヴァルツなどのベテランが固めているのも見逃せませんね


ポネルの演出で評判になったプロダクションですね。


美しい舞台ですね〜(・・;



ルネ・コロ、ここでは迫真の熱演です。



惜しいことにヨハンナ・マイアーが弱いんですね。終盤クライマックスの「愛の死」がいまひとつ胸に迫ってこないのは残念です。

イゾルデ役の歌手よりトリスタン役の歌手の方がいいという全曲録音はめずらしいですね(^^;



その後いろいろなオペラの演出でお馴染みとなってしまって、いまではだれも驚かない結末ですが・・・

バイロイトではクプファー演出の「さまよえるオランダ人」もちょっと似たコンセプトですよね

クプファーもだけど、さすがポネル、この「トリスタン」演出では、このストーリーはまさにこうしたものかと思わせる、強い説得力があるよね

衝撃的なラストシーンですね




2007.06.02 sat



“The Golden Ring”―1958年から1965年にかけてのDECCAによる一大プロジェクト、Wagnerの楽劇「ニーベルングの指環」全曲レコーディング、その「神々の黄昏」収録のドキュメンタリーです。LDでも出ていましたが、Hoffmannは未見で、今回このDVDで初めて観ました。

ゲオルク・ショルティ指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団による録音でしたね(^^*

それ以上にジョン・カルショウによる「ニーベルングの指環」なんだなヽ(^^*)中央のひとね



「神々の黄昏」は1964年の録音ですね。


左はハーゲン役のゴットローブ・フリック、右はグートルーネとグンター兄妹役のクレア・ワトソンとフィッシャー=ディースカウ。


フリックさんがすばらしいですね〜(・・;



ジークフリート役のヴォルフガンク・ヴィントガッセン。すばらしく若々しい声、さすが1950年代から'60年代のバイロイトを支えたヘルデン・テナーです。



さらに圧倒的なのがブリュンヒルデ役のビルギット・ニルソン。録音風景のダイジェスト映像にもかかわらず、このひとが歌いはじめると、一瞬にして引き込まれてしまいます(・・;すばらしい!

Hoffmannさんはこのひとをナマでお聴きになられたんですよね

(おまけ)

いい笑顔ですね〜ヽ(^o^*


カルショウの手記も出版されていて(翻訳あり)、これがこのDECCAの挑戦とも言うべき「ニーベルングの指環」全曲録音というプロダクションの過程を伝えていてなかなかおもしろい。まあ、この短いドキュメンタリーではそこまでは描かれていないんだけど・・・


Hoffmannさんはショルティ盤はあまりお聴きになりませんよね

うん(笑)でも、この映像を観ちゃうと、ちょっと聴き直してみようかななんて思うよね(^^*




2007.06.01 fri


またまたWagnerのdiscがやってきました。初聴・・・というのは聞こえが・・・(^o^A;エート

お赤飯炊きますか?(笑)はじめて聴くものもあり、中央のDVDはLDでご覧になっていたんですよね

右のDVDもLDで出ていたけど今回が初見だ