monologue 2009.01

2008.01 2008.02 2008.03 2008.04 2008.05 2008.06 2008.07 2008.08 2008.09 2008.10 2008.11 2008.12
2007.01 2007.02 2007.03 2007.04 2007.05 2007.06 2007.07 2007.08 2007.09 2007.10 2007.11 2007.12
2006.01〜2006.03 2006.04〜2006.06 2006.07〜2006.09 2006.10〜2006.12
2005.01〜2005.03 2005.04〜2005.06 2005.07〜2005.09 2005.10〜2005.12
2004.12




2009.01.26 mon



昨日シベリウスを聴いて、引き続きこれを聴く・・・



そして次はこれ。Die andere Seite(笑)がディーリアス



そこで今度はこのレコードに針をおろす・・・もうすぐ春だ



やがて春来たりなば・・・




2009.01.25sun


シベリウスのヴァイオリンと管弦楽のための作品集。

冷え込む冬の夜にふさわしい音楽ですね

もっともお気に入りのdiscは以前にも2〜3回取りあげた記憶があるので、今回は別なdiscを。左は瑞BISから出たDong-Suk Kangのヴァイオリン、Neeme Jaervi指揮Gotheburg Symphony Orchestraの演奏による1989年の録音。収録されているのは6つのユモレスク、2つのセレナーデ、2つの小品(あと2曲にはヴァイオリンの参加なし)。ヴァイオリンもオーケストラもやや饒舌に過ぎる印象で、Hoffmannとしてはこれらの音楽にはもう少し静謐感を求めたいところ。右は芬FINLANDIAの1989年録音で、Leonidas Kavakosのヴァイオリン、Juhani Lamminmaeki指揮City of Espo Chamber Orchestraによる演奏、6つのユモレスクほか。表情豊かでありながら嫌みな作為と感じさせないのは、さすがKavakos。頭脳派のなしたる技なのか、感覚的に高度なセンスのなせる業なのかわからないんですが、これもまた(あるいは、これこそ)シベリウスの音楽。テクニックも見事。オーケストラはKavakosを引き立てるべく(?)やや控えめ。




2009.01.24 sat

先日某silent映画のDVDを観ていたら、延々とブルックナーの交響曲のスケルツォが流れていて、すっかり耳についてしまいましたよ。



というわけで、ブルックナーの交響曲第2番のdiscをあれこれ聴いてみました。LPはオイゲン・ヨッフムに2回目の全集、シュターツカペレ・ドレスデンを振った録音。CDはエリアフ・インバル指揮フランクフルト放送交響楽団による1877年版と、フランツ・コンヴィチュニー指揮ベルリン放送交響楽団による1951年の録音。

ほかにもいくつかあるはずなんですが、しかし第2番って比較的地味というか、あまり人気はなさそう。ヨッフムの指揮はこの全集に収録されているほかのいくつかの演奏とくらべると、いま一歩強烈な個性に乏しく感じられます。インバルはこれも全交響曲のdiscを持っているんですが、その魅力の大半は初稿・第一稿による演奏(録音)ということに尽きるんですね。つまり演奏はさほど・・・。オーケストラがあまり強力とは言い難いのも原因のひとつ。コンヴィチュニーは、これまでがこのひとの録音を手放しで賞賛したことがないということで、好みとはやや遠いとご理解ください(悪い演奏ということではないよ)。



比較的気に入っているのがこちら―カルロ・マリア・ジュリーニ指揮ウィーン交響楽団による、たぶん1970年代前半頃の録音。若いころから貫禄のジュリーニ、DGG録音に聴かれるような「おっとり」「ふっくら」「ゆったり」傾向に至る手前の過渡期ですね。細部は自己流・・・と言ってしまうとことばは悪いんですが、これは批判しているわけではありません。表情付けに「どっちつかず」の曖昧さのないところがいいですね。

「どっちつかず」の曖昧な表情付けをする指揮者って、だれですか?

たとえば(以下略)



ところで、某silent映画のDVDで流れていたのは交響曲第2番の第3楽章だったわけですが、silent映画ですから、これはdisc(DVD)によって音楽は違ってきますね。同じ映画でも、以前観た海外盤ではたしかヴァイオリン、チェロとピアノでした

あれはDVDの制作にあたって用意された演奏だね。今回の国内廉価盤のブルックナーも、映画の雰囲気に意外と合っていて、悪くはないよね


silent映画にはあまり歌謡性を感じさせる旋律の音楽よりも、純粋に器楽的な音楽の方が違和感がなくていいですね

そういえばムカシ、VHS videoであるsilent映画を借りてきたら、音楽が妙にポップス調でおまけに歌(歌詞)が入っていて仰天したことがある。あれは最悪だったな




2009.01.23 fri

ちょっと前なら1台のPCにDVD driveとCD-R(W) driveを載せているひとは多かったんじゃないでしょうか。でも、webなど見て回っても、1台のPCにDVD drive2台搭載させてます・・・という話は意外と聞きませんね。なんの話かというとRegionの問題で、1台をRegion2に、もう1台をRegion1にしておけば、ほとんどの入手可能なDVDは観ることができますよね。DVDのRegionを解除するというソフトもあるんですが、これはちょっと使い方にコツが要るんですね。Hoffmannの場合はこのソフトも導入していたし、たいがい2台のPCが稼働しているので、一方のPCのに内蔵されたDVD driveはRegion1に設定してあったので、これまで不便もなかったんですが、昨年末に新規に2台組んだ折りに、やってみましたよ、1台に2drive。



まあ、急に「その気」になった理由のひとつは、interfaceがSATAになって接続可能なdrive数が増えたこと。もっとも数だけならIDEだって足りないわけでもなかったんですけどね、光学driveの場合ごくたまーに、slave設定だと動作がおかしくなるものもあったんですよ。あと、最大の理由は、driveのお値段が安くなったこと(^o^;

結果は当然のことながら、なんの問題もなく動作。DVD再生ソフトでdriveを切り替えれば、Region1、Region2のDVDとも、1台のPCで観ることができるようになりましたトサ・・・。

メデタシメデタシヾ(^∇^*


動作検証用に再生したdiscはこちら―。左はRegion2の国内盤。映像は炎に包まれて走る女。なんという映画か、わかります?

右はRegion1。このDVDはRegion解除ソフトでもちょいと手こずるdisc。ようやく再生できてもサーチなどするとフリーズしちゃうんですね。もちろんRegion1設定のdriveでは問題なし。

手前の俳優さんの若いころって、私、結構ファンなんですよσ(^o^*




2009.01.22 thurs

イギリスのHammerが1970年代には見る影もなく落ちぶれて売却されちゃいました(とはいっても、買ったのはプロデューサーと役員の二人)。結果首脳陣が交代して、その活路をTVにもとめて制作されたのが“Hammer House of Horror”、1980年に全13話が放送された短編TVシリーズ、我が国では「悪魔の異形」の表題でDVDも出ているようですね(TV放送は1984年)。以下は各話のタイトルと監督。

1 Guardian Of The Abyss 鏡の底に悪魔が・・・(ドン・シャープ)

2 Witching Time 魔女の復讐(ドン・リーバー)

3 Carpathian Eagle カラパチアの呪い(フランシス・メガヒー)

4 The house That Blood To Death 血の流れる家(デイヴィッド・ロイド)

5 The Silent Scream 戦慄の叫び(アラン・ギブスン)

6 Children Of The Full Moon 天使たちの伝説(マレー・スミス)

7 The Two Faces Of Evil サイコの爪(アラン・ギブスン

8 Growing Pains ウサギの死(フランシス・メガヒー)

9 Charlie Boy 人形の牙(ロバート・ヤング)

10 The Thirteenth Reunion 13回目の晩餐(ピーター・サスディ)

11 The Mark Of Satan 地獄の刻印(ドン・リーパー)

12 Rude Awakening 美の迷路(ピーター・サスディ)

13 Visitor From The Grave 疑惑の弾痕(ピーター・サスディ)

悪魔もの、魔女もの、ghost storyに狼男、恐怖の館に呪いの人形、人肉嗜食、じつはsupernaturalでない結末のものなど、テーマは多彩で、出演者も豪華。資料など参照すると結構好評だったというものもあり、いやあまり成功はしなかった、というものもあり。

個人的には、常日頃Hammer贔屓のHoffmannにも、これはおもしろくなかったと言わざるを得ません(-_-;どれもこれも、どこかで観たような、あるいは聞いたような話ばかり。ひと言で言えば紋切り型で陳腐(ひと言じゃないな・笑)。TV用短編とあって重厚に盛りあげるよりも、ラストのひねりで観せるのは、「ミステリーゾーン」とか「ヒッチコック劇場」、「世にも不思議なアメージング・ストーリー」といったシリーズものに共通の手法ながら、各話ともエピソードを積みあげていくよりも、エピソードを並べていくだけ、といった語り口。その果てには意外性もなく、たいがい途中でオチは予測がついてしまうんですね。たとえば「ヒッチコック劇場」のような驚きがここにはない。さらに無意味に女性の露出度が高いのも(大きなお世話だろうが)傾きかけたプロダクションがなりふり構わず売らんかなと必死になっているようで、悲しくも情けなくなってきます。

Hammerも1960年代終わり頃からヌードは花ざかりでしたよ〜(^o^;
 (・∇・*)))優美お姉ちゃん、よびましたかっ

このなかで比較的出来がいいと思われるのは第12話「美の迷路」。不動産業を営む男が不思議な夢に翻弄されて、ついには現実と非現実の区別が付かなくなってしまうという話なんですが、なんとかこれだけがかろうじて視聴者の裏をかくことに成功しているかも・・・。



なんといってもこの不動産屋の女性事務員の変幻自在ぶりは一見の価値あり。


これ、全部同じ女優さんですか?


・・・みたいだね(^^;


Hoffmannさんのお好みは訊くまでもありませんね(^^*

うんにゃ(笑)第4話「血の流れる家」に登場する女の子の方がかわいいぞ(^o^*






2009.01.21 wed



静かな夜に・・・。




2009.01.20 tues


Wagnerのdiscのページ、コメントはおろか入手済みのdiscのupすらなかなか追いつかない状況であるにもかかわらず、左のDVDが出たので、以前から持っていた右のLPも、これは「番外篇」として取りあげておこうかな、なんて思っております。



こちらはどうなさいますか〜ヽ(^o^*)♪ウチら陽気な〜

これは以前に取りあげたことがなかったっけ?(^^;音楽的にはあまり関連が・・・



Hoffmannさん、さんこーぶんけんを出しておきましたよっヾ(^∇^*




2009.01.19 mon



映画をジャンル別に分類するというのは、なかなか難しく、かつ不都合も生じがちではあるものの、これはこれで便宜上やむを得ないのかなとも思います・・・が、WebのDVD通販shopに、どうして“silent movie”という分類がないんでしょうか? これはぜひとも検索条件として立ててほしいものです。




2009.01.18 sun



表題に「ホラー映画」という名前を冠したムック本が、昨年後半、たてつづけに2冊出ましたね。左は扶桑社の「ホラー映画クロニクル」、右は宝島社の「ホラー映画の世紀」。定価はそれぞれ1,680円と1,575円でこれまた似たようなお値段。

前者は「ハリウッド・ホラー映画史」として年代別に、次章は「ヨーロッパ・ホラー映画史」として、イギリス、イタリア、ドイツ・・・と国別に紹介しており、後者は「ドラキュラとその眷属」、「フランケンシュタインとその眷属」、「変身人間」、「悪魔と亡霊」・・・といったジャンル別の紹介。

映画の原題の間違いなど細かいことは問わないとして、記事の内容は前者の方が充実しており、読み応えもあるんですが、後者の付録、DVD2枚にご注目。トッド・ブラウニング監督の問題作「フリークス」Freaks(1932米)と、サイレント時代のドイツ表現主義映画「カリガリ博士」Das Kabinett des Doktor Caligari(1920独)です。



このオマケのDVDが莫迦にできないんですね。とくにこの「フリークス」、現在発売されている国内盤には収録されていないエピローグを含むversionです。

付録DVD 某国内盤DVD

左が付録DVD。画質もこちらのほうがはるかに良好。右は某国内盤。ずいぶん違うデショ。

ちなみにこの箇所、付録DVDの字幕はなぜか「◎×△!」となっているんですが・・・じっさいになんて言っているのか、聴き取れないんですけどね(笑)

Hoffmannさん、本日はなに気に2009.01.13 tuesからの連想ですね(^^;

付録DVD

KINO VIDEO版DVD

「カリガリ博士」の方はというと、Hoffmann手持ちのKINO VIDEO版の鮮明な画質には及ばず。ただしKINO VIDEO版はRegion1で日本語字幕はなし。とはいえ、こちらのほうがご覧のとおりの手書き文字(英語だけどな)、味があっていいですね。ただし付録DVDもこれだけ観ている分にはそんなに悪いものではありません。なお、
このふたつの字幕、同じ箇所なのに微妙に言い回しが違いますね。

Hoffmannもとくにこの「カリガリ博士」についてはいろいろ語りたいことがあるので、いずれ気が向いたら取りあげますよ。




2009.01.17 sat



ストラヴィンスキーの「エディプス王」、バーンスタイン指揮ボストン交響楽団ほかによる演奏の国内プレス、CBS Sonyから発売されたLP。

たしかこの時期に、バーンスタインがメトロポリタン歌劇場でビゼーの歌劇「カルメン」を振って好評を博し、DGGがレコード化。バーンスタインは当時CBS(米Columbia?)の専属だったので、交換条件にDGGは自社専属のボストン交響楽団との録音を認めた・・・という経緯じゃなかったかな。



ちなみにここには「世紀の巨匠ストコフスキーと、/コクトーの手で音楽化されたギリシャ悲劇の最高傑作!」
なんて印刷されています(^o^;もちろん「ストコフスキー」というのは「ストラヴィンスキー」の誤り。この時期、ストコフスキーはRCAの専属じゃなかったかな。他社でレコード録音している指揮者の名前と間違えちゃいけませんなあ。これじゃ「最高傑作!」の文字も白々しく見えちゃいます。


ちなみにDGGのオーケストラ貸しとCBSの指揮者貸しでは、いずれが得したんでしょうね(^^;

作品のポピュラリティでは「カルメン」を発売したDGGが有利だったみたいな気がするけど、あれは3枚組だからね。もっとも、バーンスタインって、晩年までそんなにレコード(及びCD)の売れる指揮者ではなかったみたいだよ




2009.01.16 fri


ぶらあむすのぴあのきょうそうきょくだいいちばんのれこほど。まにやがあいてにしないようなえんそうかのじすくは、ざつおんもなく、こころおきなくたのしめるのがいいですなあ。

中古レコードでもあまり聴かれていなかったものなので、盤質良好なんですね(笑)




2009.01.15 thurs




なんとなく、写真を撮ってみた。それだけ。




2009.01.14 wed

今日は優美にまかせるよヾ(^o^*




それでは・・・こちら、アンソニー・パーキンスですが、先日の「サイコ」からの連想ではありません。昨日の映画からの連想です(^^*フフフ・・・


優美が言っているのは、これだね♪

Hoffmannさんのfetishをかき立てるんじゃないですか?(^^*



オーソン・ウェルズ監督の「審判」The Trial(1963仏・伊・西独)です。ご存知カフカの同名の小説が原作ですね。



アンソニー・パーキンス演じる主人公はある朝差突然罪状も知らされることなく逮捕されます。そして就業時間後に審理を受けることを義務づけられ、彼は叔父に頼んで弁護士に弁護を依頼するのですが・・・。


ジャンヌ・モロー、ロミー・シュナイダー、エルザ・マルティネリといった豪華な女優陣がたいへん魅力的ですね。


ジャンヌ・モローは出番が少なくてはじめのほうだけ、残念。このひと持ち前の「不満顔」もたいへんよろしい(笑)けれど、ロミー・シュナイダーの、屈託がないのか、腹に一物あるのかわからんような笑顔もまたすばらしいね



監督自身も弁護士役でご出演。




なんとも魅力的かつ印象的なシーンに事欠かない映画なんですが・・・



Hoffmannさんはこの映画、苦手なんですよね(^^;やはりカフカの世界とは異質なものを感じられますか?

いや、別に苦手ということはないし、異質だからどうということでもない。ただ、あまり好きではないというだけで・・・ちょっと中途半端なんだよね。いっそカフカの原作を換骨奪胎しちゃえばよかったんじゃないか、妙に原作に忠実なので、かえってこの監督ならではのimaginationが行き場を失ってしまったような気がする。ちょっとヴィスコンティの「異邦人」を思い出しちゃうね

あれはカミュの未亡人の要望でとにかく原作を忠実に追わなければならなかったんですよね



全般にわたって比較的原作に忠実なので、主人公の処刑がナイフによる刺殺ではなくてダイナマイトの爆発というのも、このクライマックスをすっかり浮いたものにしてしまっている。なんだ、わかってないなあ・・・という印象だよ

私はこれはこれで悪くはないと思いますけど、処刑直前の主人公の哄笑なんて、とってつけたような印象は否定できませんね。ちなみにHoffmannさんは音楽にアルビノーの「アダージョ」が使われている点はいかが思われますか?

安っぽい(笑)映像までが音楽の安っぽさに引っ張られてしまっていると思う

私は映画化に際して不条理劇を不条理劇として描くことができなかったところが中途半端かなと思いました。原作に従うならば、なんというか、もっとドライなタッチの方がカフカにふさわしいんじゃないでしょうか。その意味ではHoffmannさんがアルビノーニの「アダージョ」を否定(?)なさるのも理解できるんですよ。オーソン・ウェルズって、ちょっと水蒸気過多で余韻たっぷりにstoryを語るようなところがありますよね(主人公はじめとする俳優・女優の演技の話じゃありませんよ)

歴とした文体―スタイルを持った映画だとは思うけどね。それにしても、優美もさっきから「主人公」って呼んでるけど・・・(笑)

やっぱりカフカの「審判」といえば「ヨーゼフ・K(カー)」であって、「ジョゼフ・K(ケー)」とは言いたくないんですよね(^o^;

つまりこの映画は“The Trial”であって、“Der Prozess”ではないんだな

* * * * * * * * *

カフカの小説の登場人物って、会話が成り立たない連中ばかりですよね。質問に対して質問で返したり、返された方は別な話をはじめたり・・・。いまは昔、高校生のころこれを真似て小説(というかコント―小話という意味な)を書いてみようとしたんですが、どうしてもうまくいかない。会話にちゃんと筋がとおっちゃう(笑)数年を経て社会人になったら、同僚から上司まで、みーんな筋のとおらない、「成立していない会話」をしていたのは、これはどうした皮肉か? あるいはHoffmannが「非常識」だったということなのか?(笑)




2009.01.13 tues



昨日後半の画像は石井輝男監督の「江戸川乱歩全集 恐怖奇形人間」(1969・東映)でした。

際物ながら、一部のファンからは超カルト映画として評価というよりほとんど崇拝されている映画ですね。もっともHoffmannはこの「カルト的」ということばの意味が(そう呼ばれている映画を観るにつけ)よくわからんのですが・・・。

かつてvideo化の話もありながら見事に流れたとか。2007年盛夏、突如米でDVD化されたんですね。しかもRegionAll。我が国でも多くの方が入手されたのではないでしょうか。



storyは乱歩の「孤島の鬼」と「パノラマ島奇談」をミックスしたもの。記憶喪失の男、人見広介が出自を探るうちに殺人犯に仕立てあげられ、偶然にも自分と容貌が瓜ふたつの大富豪、菰田源三郎が最近急死したことを知り、その富豪になりすまします。その地方の風景は彼の記憶にあるものと同じ。やがて妻は何者かに殺害され、彼は孤島に隠棲しているという父親に会いに行くのですが・・・。



墓から蘇った(ふりをしている)ところ。ユーモアはstoryも前半のうちに忘れず入れておくわけですね。

由利徹と大泉滉ですね


父親は孤島に奇形人間の楽園を建設していた・・・って、「グロテスク」と呼ぶのもためらわれるほどの悪趣味ぶり(貶しているわけではありません、念のため)。


父親役は土方巽、率いるは暗黒舞踏塾の面々ですね。まあ、このくらいじゃいまどきなんとも思いませんが・・・。


人工的にシャム双生児とされた娘を、醜悪なもう一歩の男児と分離するために手術をする、その手術室だってこんな有様。なるほど、ゲテモノ映画と呼ばれるのもわかります。ちなみに左の画像での局部を隠し方、こりゃ数十年前の「ピンク映画」っすか?( ̄△ ̄;あ、1969年公開だったっけ・・・

パノラマ島における大道具・小道具から肝心の奇形に至る描写は、低予算の故か安っぽいことこのうえなし。もっとも、造り込めない制限を受けながら、どこまで造り込むことができるかという、このへんがプロならではの仕事。その意味では、キワモノのひと言で片付けてはいけませんなあ。色彩も猥雑なまでにケバケバしくて、このチープな味わいがかえって乱歩の世界にはふさわしくもあります。

あまりにもつくりものめいていませんか?

そのいかがわしさ、インチキにしか見えないほどのうさんくさいところが、乱歩らしい・・・ような気がする(笑)要するに、「見せ物小屋」の感覚だな

たしかに、「パノラマ島奇談」なんて、描かれているのは徹頭徹尾、人工的な見世物的手法で造りあげられた「楽園」ですからね。虚無的なまでに狂気に満ちたCarnivalの情景と思えば、これも納得ですね

ま、さすがに映像化してしまうと、原作から得られるような、そこまでのspecutacularismは後退しちゃうけどね(^^;

spectacularismなんて、そんなことば、ありますか?(笑)



ラスト、人間花火となって打ち上げられ、空で爆発し四散する恋人同士。全編でいちばん安っぽさが災いしているのがここ。主人公たちが心中の決心に至るのも唐突かつ駆け足で素っ気なく、説得力にも欠けるため、せっかくのクライマックスが活きてこないんですね。おまけになんとこのシーンで・・・( ̄□ ̄;azen

私は往年のお味噌のCMを思い出しちゃいました(笑)「恋人同士」というのも、どうにも即席といった印象ですね(^^;


まあ、この場面に限ったことではないんだけど、とにかく登場人物の行動はいちいち突発的で場当たり、その感情の変化も飛躍しまくり、終始伏線もとくになし。感情移入などまるで拒否されているかのようで、story(の展開)に関しては三流以下。これは土方巽と暗黒舞踏塾の出演で保っている映画じゃないかなあ・・・


image先行ですね、たしかにstory展開にはかなり無理が・・・状況説明なんかもっぱら主人公のモノローグですませてしまうのも安易ですね

ちなみに昨日の明智小五郎を演じていたのは大木実だね


あまり明智小五郎らしいイメージではありませんね。もともと「孤島の鬼」にも「パノラマ島奇談」にもこの名探偵は登場しませんよね

そう、あえて登場させているわけだが、あまりたいした役回りではない。だから、これならあまり「らしくない」俳優でも問題はないとも言える(笑)




2009.01.12 mon


これはmonologue2008.11.19 wedにとりあげた実相寺昭雄監督の「屋根裏の散歩者」(1992)ですね

そう、嶋田久作扮する明智小五郎の部屋の、蔵書の山がHoffmannのfetishをシゲキする、とはそのときも言ったっけね(笑)

窓から洩れ入る光に浮かび上がるほの暗い部屋がいい雰囲気ですね

実相寺監督らしい映像だね、こんな部屋、憧れるなあ

蔵書の量なら負けていませんよ(笑)


これは回想シーンなのでモノトーンなんだよね

これもいいですね。俳優さんはどなたでしょうか?

ここで演じてられているのも明智小五郎なんだよ

・・・すると、この映画は?




2009.01.11 sun



Hoffmannさん、この画像なんですけど・・・“Made in England”とありますが、こんなレーベルはじめて見ましたよ

Beethovenの交響曲第3番のレコードだね。片面に第1楽章、第2楽章が収録されているからLPだ

Claudio Caselli(Cabelli?)なんて指揮者も初耳です(・・?

いま検索したら、Claudio Caselliという名前のひとは実際にいるみたいだね(^^*最近のイタリアのロックバンド? でも、これはそのひととは関係なくて、架空の指揮者みたいだね。なにしろ50年近く前の映画だからね



マイナー好きとしてはこれを取りあげることには、いささかためらいもあるのですが(笑)言わずと知れたこの映画―「サイコ」Psycho(1960米)です。原作はロバート・ブロック、出演はアンソニー・パーキンス、ジャネット・リー、ヴェラ・マイルズほか。監督はアルフレッド・ヒッチコック。

画像はBates Motel・・・の左手丘の上に妖しくそびえる魅惑の邸ですね


アリゾナ州フェニックスの不動産屋に勤めるマリオンは、愛人との生活を求めて会社の金を持ち逃げします。信号待ちをしていると、客と連れだってゆく社長が車の前を通りかかり、車の中で眠り込んでしまえば警官に質問され、土砂降りの夜、郊外にあるベイツ・モーテルに宿をとります。

とにかくサスペンスの盛りあげ方が巧みですね



経営者ノーマン・ベイツは鳥の剥製を作るのが趣味。なぜか病気の母親のことになると目つきが変わりますが、ひとあたりのいい青年です。


薄暗い部屋は効果的ですね。欲を言えば、鳥の剥製という魅力的な道具立てにもう少しfetishな描き方がされていてもよかったと思うのですが・・・

これは伏線になっているから、あえて強調しすぎないようにしたんじゃないかな



ノーマン・ベイツには覗きの趣味が・・・ということよりも、Hoffmannにはこれ、計算し尽くされた演出と見えます。


有名なシャワーシーン。胸も映らないし、ナイフが肌に刺さるカットもない、モノクロだから鮮血も黒く見えるばかり、それでもいろいろな意味でショッキングなシーンです。カーテン越しの影、逆光でシルエットになった加害者の顔、執拗に振り下ろされるナイフ、神経を逆なでするような音楽(音)。その後さんざん模倣され、亜流を生んでしまったがために、いまではそのショックもさほどのものではないかもしれませんけどね。あと、ここまで観たひとならstoryの主役とばかり思っていたはずのマリオンがあっさり殺されてしまう、ここで観ている側は、ここまでその波に乗っかっていたstoryから、またマリオンへの感情移入から、放り出されてしまうんですよ。

意外性と言ってしまえばそれまでですが、Hoffmannさんのお嫌いな「予定調和」と「ご都合主義」を、これまた巧みに裏切っているんですね


とにかく演出が上手いとか巧みであるということは、テクニックの誇示のように見えてきてしまいがちなものですが、このような映像を入れるところが憎い・・・と言いたいんですけどね、いやいや違うな、ヒッチコックにしてみれば、おそらくサスペンス・スリラーのentertainment映画がこのシーンを必要として、別な映像を必要としなかった、というのが正解なんでしょう。ヒッチコックの映画とはそうしたもの。深い意味・内容よりは効果をねらっているものと思われます。しかし、だからこそ、こうしたフロイト的な映像が、フロイト的な解釈を求めているように、観ている側に迫ってくるんですね。

そういえば、ヒッチコックって「サイコ」に限らず、ちょっとマザー・コンプレックスの気味がありますよね



赤い鮮血を見せたくないからモノクロにしたのだと思いますが、ヌードも鮮血も必要ないんですよ。つまり、このシーンはもう完璧なんです。

さて、この部屋にやってきたノーマンはマリオンの死体を発見し仰天して、しかし怯えながらも死体を沼に沈めます。一方、週が明けても会社の金を持ったまま出社してこないマリオンを探して、不動産屋の社長は私立探偵を雇い、マリオンの妹は姉の愛人を訪ね、マリオンがベイツ・モーテルに泊まった後、姿を消していることを突き止めます。


左はベイツ邸の階段上、私立探偵殺害のシーン。これは犯人の顔を見せないためのカメラアングルですが、顔を見せないためにやむを得ずこうした、とはならないところが見事。その後、母親を地下室に抱きかかえてゆくシーンでもう一度やっていますが、なんとも効果的です。

もう一度やった、ということそれ自体がさすがですよね


マリオンの愛人と、彼女の妹は失踪するまでの足取りをたどってベイツ・モーテルへ向かい、ノーマンを疑って妹は邸に忍び込み地下室へ・・・そこで見たものは・・・って、これだけ有名な映画ですからネタばれ全開モードでもかまわないとは思うんですが、画像は自粛しておきます(^^;

クライマックスは絶叫・・・と。この映画では絶叫はマリオンが殺害される場面と、ここだけなんですよね



衝撃の結末へ―ホントがどうか知らんが、原作のロバート・ブロックは、その後「恐怖とは目に見えないものだから見せちゃあダメよ」と「鳥」The Birds(1964)の脚本執筆は断ったそうだけど、このことばをあえてことばどおりに受け取れば、ここで「見えない」のはノーマンの母親ということになるね。そのために、マリオンの妹たちははじめからノーマンを金目当ての犯人と決めつけているわけだ

・・・と分析してしまうから、ヒッチコックのテクニックに目が向けられてしまうんですね。この映画は予備知識なしに、なにも知らずに観たときに、また観たひとこそが、もっとも愉しめるんでしょうね

そのとおり。できることならこの映画に関する一切の記憶をなくして、いまいちど初見の衝撃を味わってみたいもんだね(笑)その意味では、これ、一回限りの衝撃で魅せる映画だね。もちろん、繰り替えし観て、そのたびに新しい発見もあるんだけど。そういえば、この映画を嫌いだというひともいるね。友成純一というひとがこんなことを書いていたよ―

---ここから---
主人公のオッカサンの幽霊がいつ出てくるのかとハラハラドキドキしたのだが・・・(中略)・・・クダラナイ結末。ものすごく馬鹿にされた気がしたものだった。私は本当に、本格ミステリーが嫌いである。この現実の裏にある、隠れた何かが見たくて私は本を読んだり映画を見たりするのだが、いわゆるミステリーという奴は、すべて現実に引き戻してしまう。

---ここまで---


登るお山を間違えた例だよね(^^;このひとは「本格ミステリーが嫌い」とはっきり言っているけど、それなら「サイコ」について語ること自体が間違っている

逆に、ミステリだと思って観ていた映画で、犯人は幽霊でした、なんて結末だったら、やっぱり馬鹿にされた気がするでしょうね(笑)

幽霊なんかよりも、現実の方がよほど怖いんだぞ、というスタンスもあるからね。ただ、映画で言うとその後さんざん模倣され、亜流も量産されて、いわゆる「サイコもの」なんてジャンルが確立してしまい、すっかり安易なプロットに堕してしまったのは否定できないね

でも、科学―ここでは精神分析ですけど、「サイコ」ではこれがドラマの細部までを支えていて、ラストの謎解きとも言うべき結末には爽快感すら感じられますよね。でも、亜流と呼ばれる作品だと、この精神分析が添え物になっていると思うんですよ。つまり、描き込むことをしないで、原因は犯人の異常心理でござい・・・と逃げてしまっていますよね(笑)


細部を描き込まないから、異常心理といわれても「なるほどー」と納得できないわけだね(^^*それは時代の流れもあって、スプラッターとか、ひたすら刺激にばかり走るようになったから・・・はじめに異常犯罪ありき、とならないところがヒッチコックの上手さというか、気品なんだな。シャワー室の惨劇までは、これ、まるで当時流行の「フィルム・ノワール」―そのパロディみたいだよね。じっさい、この映画を最後の「フィルム・ノワール」、あるいは「フィルム・ノワール」との決別となる作品であると見る意見は多い

公憤でもなければ私憤でもない―それはたとえば「復讐」といったような万人にわかりやすい動機ではないという意味ですが―きわめて私的な事情、つまり個人の狂気が、ベイツ・モーテル(と私邸)から一歩も外に出ることなく、マリオンを殺害した・・・彼女の公金横領などにはまるで関心もなく・・・このあたりにヒッチコックの皮肉が垣間見えるような気がするんですよ

さて、かなーり以前、「エイズで亡くなった俳優が、自称『ハエも殺せない女』を演じた映画は?」というクイズを出したことがありましたね。そのときDie Toteninselさんが正解したとおり、その映画はこの「サイコ」であり、その俳優はアンソニー・パーキンスですね。この人のその後を思うと、ベラ・ルゴシがドラキュラ役に、ドワイト・フライがレンフィールド役に、その俳優としての生涯を支配されてしまったように、アンソニー・パーキンスもまた、ノーマン・ベイツ役に呪われてしまったかのようです。いや、当人の内面をうかがい知ることはできないんですけどね。

たとえばケン・ラッセルの「クライム・オブ・パッション」Crimes of Passion(1984)にしたところで・・・

あれは「サイコ」からの引用というか、コラージュみたいなところがありますね(^^;ケン・ラッセルの映画にはわりあいよくあるんじゃないですか?



ところで、最後の最後、ENDマークはこの映像―沼に沈められたマリオンの車を引きあげているシーンですが、これは当然無意識とか潜在意識といったものが白日のもとにあらわれる(あきらかにされる)という結末にひっかけているのでしょうね。え? 深読みのしすぎですって・・・? それなら「北北西に進路を取れ」のラストシーンをごらんなさい、きっとおなかを抱えて笑いますから。ヒッチコックがひとつのシーンを、意味もなく選んだり使ったりするわけがないんですよ。




2009.01.10 sat

とにもかくにも、ようやく本日から昨年末に組んだ新マシンにて更新を開始。それでもなぜか未だ旧マシンも稼働中、むやみに場所をふさいで部屋を狭くしているにつけ、思うところ―。



Hoffmann自身ももう少しスリムにならなきゃいかんのですが、コレクション(という言い方は好きではないが、ほかにことばも見つからない、つまりたくさんあるモノのこと)も少々・・・できれば大々的に削りたいとは近頃とくに思うこと。つまり、本にレコードにCD、DVD、さらにはカメラですね。このなかでいちばん場所をとっているのは本。しかしこれは削りようがない。いらない本なんかそもそも買っていないんですよ。

よく、本棚を見ればそのひとがどんなひとかわかる、なんて言いますよね

それはね、そこに「有る」ものによってわかる、という意味ばかりではないと思うんだよね(^^*

もちろん、本は読むものであり、discは聴くもので、それは当然のこととして、あえて「持つ」「所有する」ということばで表現すれば、「なにを持っているか」ということよりも「なにを持っていないか」という見方もありますよね。つまり「無い」ことに意味があるとも言える。

そう、レコード、CD(ひっくるめてdiscね)となると、持ってい「無くても」いいのではないか、というものがかなり棚に「有る」んですよ。同じ録音がLPとCDで、なんてのは序ノ口虫眼鏡、LPだけでも国内盤と独盤、英盤、仏盤が二種類とか、あろうことか同じものが2〜5枚あったり、かてて加えてじつはたいして気に入っていない作品や演奏のdiscも相当あり・・・あると認めざるを得ない。

Hoffmannさんはよく「資料」とおっしゃいますけど・・・(^o^*

あれね〜(^_^A;自分で言っといてなんだけど、よくない考え方だよね〜。往生際悪く言い訳すると、Wagnerのオペラ全曲録音は少々気に入らない演奏でも、無価値ということはほとんどない。近代フランスのマイナーな作曲家になると録音されているだけでよろこばなきゃいかんから、演奏の善し悪しは多少大目に見ないとね。古い実況録音の復刻盤の場合は、その復刻(re-mastering)の按配が異なるので、必ずしもどちらかが上質とは限らず、一長一短という場合もあるから・・・

まあ、Wagnerをはじめとする一部の作曲家や時代・地域によるジャンルは大目に見ますよ(笑)でも「それ以外」と呼ぶべき「コレクション」がありますよね。むしろそちらのほうが場所もとっているんじゃないですか?

いやもう、まったくそのとおり(-_-;これ以上増やしたくないし、とにかく減らしたい

ところで、カメラはいかがなんですか?(^^*本当に減らしたい?

そんなに場所はとらないから・・・とは言っても、カメラ・レンズこれに関しては、使わないものは手許に置いておくのも嫌な性分で、持っているのは使うつもりがあるから。そもそも所有台数は少ない方だろうけど、できれば防湿庫ひとつにしたいなあ(^^;いまは2台に入りきらず・・・もっともカメラやレンズとなると、処分するにしても、デジカメの場合、最新のものでもなければ換金率は極端に悪い。銀塩なんかもう捨て値だろう。それだったら無理に処分しないで持っていた方がいいかなと思う。Leicaあたりなら買取り価格もまあまあだと思うけど、そんなのは売るほどは持っていないからね(笑)




2009.01.09 fri



(昨日の続きみたいなもの)

そういえば真空管が挿さったM/B(マザーボード)のPCもありましたなあ。基盤がピンク色とか、妙なM/Bを次々とリリースしていた頃のA○penの製品。コンデンサーなどなかなかの高級品を奢っていて、たしかにon boardのsoundとしては悪くない音だったので(気分の問題かも・笑)、ひところはDVDといえばもっぱらこのM/Bで組んだPCで視聴していたもんです。

ところがこれ、まずon board LANが故障して、しかたがないからc○regaあたりの安いLANカードを着けようとしたんですけどね、真空管周辺で、やたら背の高いパーツやコシの強い(つまり硬い)ケーブルが場所をとっていて干渉するため、使えるPCI slotが限られている。それでもなんとか装着してしばらく使っていたんですが、ほどなくM/Bごとお亡くなりに(南〜無〜)。ちなみにそのPCはいまもそのときのまま、そこらへんに積みあげてあります。

CPUとか、生きているんだよね〜

いいかげん片付けませんか〜(^o^;




2009.01.08 thurs



とっくに削除したmonologue 2003.08.23 satを読み返して、なんだかノスタルジーに浸ってしまいましたよ。以下に引用(一部語句を修正)―

---ここから---
ファイル鯖調子悪いので、とりあえず別な一台にRAID組んでおく。80GBHDD2台買ってきて、シャドウベイが豊富なフルタワーのマシンに取り付け。ついでにデジカメ画像読み出し用のPCI接続のPCMCIAカードアダプタも増設。これは不調のファイル鯖にも取り付けてあって、予備に買ってあったもの。ドライブユニットは3.5インチベイに取り付け、使い勝手もいい。

今回増設のマシンはSiSチップセットでPentium4/1.6AGHzが2.1GHzで動作中。相性はどうかなと思ったが、SiSに鬼門と言われるUSB接続のサウンド機器も問題なく動作しているので、たぶん大丈夫だろうと、まずpromiseのFast Trak100を増設。問題なし。

次にPCMCIAカードアダプタ。これはdriver入れてから増設・・・って、動かないし(^^; PCI slot替えてもだめ、driver削除してやり直してもだめ、取説と逆にやってみても(これでうまくいくこと、あるんです)だめ。やっぱり相性か、と思いつつWindowzの再install。以前組んだときにはinstallしたチップセットdriverを入れないで、カードアダプタを増設・・・問題なく動作(^o^)

それにしても、Fast Trak100って、何年も前に買ってあってようやく出番がやってきたのに、すでになつかしいアイテム鴨。ちなみに旧ファイル鯖に挿さってるのはFast Trak66。

Hoffmannさん、OSの再installするのにオーバークロックしたまんま、ネットワークカードやRAIDカードは挿しっぱなし・・・って、職場で自作されている若い方におっしゃってることとずいぶん違いますけど?

いいのいいの(笑)
---ここまで---


上記不調の「ファイル鯖」はいまも一応動いているんですが、on boardのRAIDが不調で、このとき増設した80GBのHDDは既に外されています。「別な一台」はいまもって元気。「PCI接続のPCMCIAカードアダプタ」もそのままですが、1GB超えのメモリカードを読めないので、もう使われていません。オーバークロックしている「SiSチップセット」のPCも問題なく動作していますが、そうか〜当時は結構苦労したんですね(笑)ちなみに“Windowz”と表記しているのは、このころLinux使いだったからなんですね(^o^;最近はほとんど使ってないなあ。

もうひとつ、monologue 2003.03.23 sunから―

---ここから---
game用マシンの電源ユニットがおダブツしていたので、比較的安いDELTAの300w買ってきて交換。雷鳥1GHzにビデオカードがKYROIIでサウンドカードが亀浜辺のAurealチップ(昔、DELLのマシンについてきたやつと同じ)。いずれも過去の製品となったが、なかなかもんです。

---ここまで---

ひとりよがりの見本みたいな文章ですなあ(^^A;gameなんて言ってますが、このころはマシンパワーを確認するためだけの目的で3Dのgameをやっていたんですよね。グラボのKYROIIはたしか発売日当日に入手したような記憶が・・・その当時にしてNVIDIAのひとり勝ちのような情勢だったのに、KYROを選んでおるあたり、へそが曲がっておりますなあ。ちなみに亀浜辺って、わかります?(^o^;それにしても、そんなにムカシの話ではないんですけどね。




2009.01.07 wed

作家論など読まなくなって久しいHoffmannです。作家論を何冊も読むくらいなら作品を1冊読んだ方がいい、というスタンスですね。ちなみに映像メディアだとドキュメンタリーって、観ないんですよね。

たいていの場合、当事者やその親族が当時を振り返って証言する・・・判で押したように「貴重な証言」って、言われるじゃないですか。でも、どこがどう「貴重」なのか、そのあたりを指摘してくれるひとはめったにいない。まるで内容が検討されることもなく、なんだか無反省に「貴重な証言」と繰り返されているばかり。

何十年も経過してからの「証言」となると、その当時の記憶なんて間違いなく変質しちゃってると思うんですよ。ましてやそれがナチス時代のドイツの話だったりしたら、後のさまざまな世論や自身の政治的・社会的・個人的その他諸々の判断基準の変化に影響されないわけがない。そうしたときにいちばん問題なのは、当事者が現在の自分と当時の自分とを矛盾なく併存させようとすることですね。つまりそうして発言されるのは、操作された記憶であり、証言であるということ。たちが悪いのは、それが意識的な嘘ではないことで、当人は誠実そのもの、嘘などついているつもりはてんでないのですね。


Hoffmannさんは「人間の人格は統一的に一貫したものではない」とおっしゃる方ですからね。言い訳をしてはいけないということではなくて、過去と現在の矛盾をそのままにしておけないところに問題があるというわけですね



じっさい、関係者の証言の、いったいどこが貴重なのかわかりかねるドキュメンタリーがありますね。現代の良識ある一般市民にふさわしい、愚にもつかない予定調和的な発言がとりとめもなく羅列されているだけ。むしろ100年後にはこれらの発言が貴重な資料になるかもしれませんけどね。そんな無内容であてにならない発言よりも、即物的な意味で、当時のニュース映像などの方がよほど貴重ですよ(「演出」されたニュース映像も含めて)。

日記もそうだよね。魂の告白みたいな心情の吐露なんて、何十年後に読み返したって絶対につまらんよ。むしろ、天気が晴れのち雨とか、トンカツを食ったとか、そういった即物的な「報告」の方が後になって読んでもおもしろいだろうし、記憶を呼び起こす助けにもなるはずだ


そういえば、過去の、その時代を知る(あるいは研究する)には、いわゆる純文学などよりも当時の流行小説を読んだ方が得るところが多いんですよね




2009.01.06 tues



このお写真、ガラスへの映り込みがひどいものですね(^^A;

黒々としていて、これではなんだかわかりませんよ〜(^o^;



それじゃトリミング、明るさも調整して、もうすこし大きめに・・・。

きょうは“L'AGE D'OR”と、さらに“UN CHIEN ANDLOU”を観て、そのあと、Wagnerの「トリスタンとイゾルデ」を聴いたんですよね(笑)わかりやすい連想ですね〜(^o^;

Hoffmannさん、牛がベッドを占領していて寝られませんよ〜ヾ(・∇・;)))




2009.01.05 mon



昨日、「フランス近代作品はHoffmannのtarget」なんて言いましたが、けふはもっぱらWagnerを聴いていました。このふたつの軸への嗜好はHoffmannのなかで矛盾なく両立しています。いや、べつに矛盾があったてかまやしないんですけどね(^^*もう2、3の「軸」がありますよね(^^*「神々の黄昏」第二幕、第三幕と「タンホイザー」全曲。


ロマン主義時代のドイツのフランスへの影響は、たとえばフランスの学生が中村眞一郎について、フランス文学よりもドイツ文学の影響が見て取れると論じた、というエピソードにもあらわれているようですね。

# お写真は本文とまんざら関係なくもないなあ。




2009.01.04 sun



今年最初のお買いもの。“Film Music Shostakovich”、表題どおり、Shostakovichによる映画音楽集です。演奏はDeutsches Symphonie-Orchester Berlin、Rundfunk-Sinfonieorchester Berlin、指揮はMichael Jurowski、James Judd、Leonid Grin、ほか歌手が参加している作品もあり。独Capriccioの7枚組CD。もちろん新品のバーゲン品。お値段ななななんと500円(笑)Shhostakovichって、バーゲン品の棚に必ずいくつか入っているんですよね(^o^;売れないのかな〜



これも同じバーゲンコーナーから―Florent Schmittのピアノ作品集。ピアノはAlain Raes、仏SOLSTICEのCD。200円(^^;このあたりの録音の少ないフランス近代作品はHoffmannのtargetなんですが、日頃はどうしても歌劇を含む声楽作品、次いで室内楽作品のdiscが優先してしまうので、ピアノ作品のdiscなどはかえって発売後時間がたって(売れ残ってるもんですから)、安く買えてしまうことがあるんですね。




2009.01.03 sat

さて昨日の最後の画像、ある映画の一シーンなんですが、なんという映画かおわかりでしょうか・・・ということよりも、いつもHoffmannがupする映画のキャプチャ画像とは違うことにお気づきでしたかな? じつはこれ、PCでのキャプチャ画像ではなくて、モニタ画面をデジカメで撮ったものなんですね。つまり、これは昨年導入した液晶モニタ。

液晶モニタを使うのははじめてじゃありません。かなーり以前、15インチのものをたしか12〜14ユキチくらいで買ったことがあります。Hoffmannが15インチを買ったということは、市場における売れ筋、主流は17インチだったころ、ということになりますね(笑)でもぜーんぜん気にいらなくって、すぐに売り飛ばしちゃったんですよ。その当時に既に2台所有していたのが七尾の17インチCRTで、これが未だ現役。このmonologueでも 2004.12.24 friと、もう消してしまった2003.07.07 monで七尾のモニタ(の設定)について語っています。

私が来たときにはもうこの2台のCRTが使われていましたよね

HoffmannとしてはCRTの方が好きなんですが、なくなってしまったものは仕方がない。いまの2台が故障したら液晶にせざるを得ないなとは思っていました・・・で、CRTはいまのところ問題ものなく、壊れちゃいないんですけどね、さすがに画面が狭いなと感じるようになってきて、一応アンテナは張っていたんですよ。

最近アスペクト比16:10ではなくて16:9のものが出はじめているのは、フルハイビジョン対応ということが売りになるのと、量産効率がいいという理由からでしょう。じっさい、量産効率の良さはお値段に反映されているようで、価格かなり抑えめの印象です。とくに力を入れて市場に投入されているのは、WUXGA(1,920x1,080)の24型のようですね。

・・・で?(^^*

で、Hoffmannが導入したのは21.5型(^0^;つまりフルHD対応の16:9で1,920x1,080のモデル(笑)

24型にはなさらなかった?

だってね〜ビンボーなHoffmannがそんな高いお買い物できるわけないでしょ(笑)先日組んだ2台の自作PCは必要があって仕方がなかったけど、これは絶対必要とは言えないからね〜。それに事実貧乏なだけではなくて貧乏性が染みついているから、壊れてもいないCRTモニタを引退させるなんてことはできませんよ、ええ。後先考えないで買っていたらバチが当たっちゃいますよ。それで21.5型にしたのは、たしかに24型はお手頃価格なんだけど、おかげで21.5型はさらにお安くてそのへんにある古書以下のお値段だったから・・・(^o^A;

いかにも言い訳といった文体になってますね(笑)

24型ではなくて21.5型にした理由はほかにもあって、まず機械は小さい方が好きであること。さらに液晶モニタのスピーカーなどおまけに過ぎなくて、別にスピーカーを使うのが当然と思っているため、deskの左右にスピーカーを設置する余裕がなくては困るわけです。そうなると、24型はチト大きすぎる(21.5型でも充分以上に大きい)。

・・・とか言いながら・・・(^^*

とか言いながら(笑)未だPCには接続されていません(^_^A:はい、HDMIでDVDがつながっているだけです、なにも言い訳しません、ごめんなさいヾ(^□^A;; 
べつに謝らなくても・・・ヽ(^o^*

HDMI入力端子付きのモニタというのは、TV(放送)を一切観ないHoffmannにはまさにおあつらえ向きなんですよ。おそらく、画質の点ではTVに一歩譲ると思われるものの、使いもしない地デジチューナーなんてのが内蔵されていないのは、貧乏性のHoffmannには無駄がなくてたいへん好ましいのです。

DVDはRegion1でもPALでも観られるようにしてあって、(肝心の)スピーカーは、PC用のアクティヴスピーカーほかいろいろ試した結果、現在はmonologue2007.10.29 monで取りあげた小型のJBLを、channelあたり1wもない真空管アンプで鳴らしています。

monologue2007.10.27 satで取りあげたB&Wもよかったんですが、これはCRTモニタの左右に置いて使っていますからね



ところで、昨日upした画像、その映画の別シーン(画面全体を撮ってはいません)。ちょっとメタボなおじさんが悩んでますね(^^;

えーと、観たことがあるような・・・(・・?



大ヒント(笑)

わかりました! はーい、はいはいヽ(^0^*

はいっヾ(・∇・*わかりませんけど・・・

しかし・・・へたくそというか、ズイブンと雑に書かれた五芒星形ですなあ(^^;
(^^* Oh, My God!




2009.01.02 fri

新しく組んだ2台のPCの、旧マシンからの環境引き継ぎに伴うテストなど、昨年の暮れから引き続いておりまして、いやはや、一部旧マシンが言うことを聴いてくれなくて作業はかどらず、疲れました。ふだんと比べて、キーボードよりもマウスを多用するので、かえって肩に力が入って(比喩ではなく文字どおり)、首から肩にかけて痛くてたまらんです(-〃-;
ツー

まあ、Hoffmannの老母に言わせると、「パソコンは大人のおもちゃ」なんだそうで(笑)趣味のことですからこれはこれで愉しんでいるのも事実です。先日、USB機器は嫌いだったけど、今度のケースは前面にもポートがたくさんあって、これからはじゃんじゃん使おうかな、なんて言いましたが、その後USB2.0接続の外付けHDDケースを購入。USB接続ですからIDEとSATAの両対応(SATAのみの対応だったらeSATAにしますよね)。IDEのHDDならHoffmann家のPCは、すべて2台のHDDが5インチベイ内蔵型リムーバルケース入りトラブル時には、復旧にも問題の切り分けにも便利ですからね)、これがふさがっていたとしても、ケースを開けて直接つないじゃった方が(データのcopyや移動は)速いですよね。従ってこれまで外付けのケースなんて関心がなかったんですよ。今回購入したものは付加機能なしの格安品だったんですが、HDDを装着してつないでみると、あれ、思ったよりも読み出しは速いんですね。これはHoffmannがUSBといえば1.0しか使ったことがなく、2.0ははじめてだからかな。電源は別に取らなければなりませんが、PCの電源ユニットには負担にならないというのはメリットですね。ただ、内蔵型リムーバルケースだとたいてい背面に小型のファンが付いているものなんですが、この外付けケースはファンなし。しばらく使っていると結構温まってきますが、これ、金属製だから大丈夫なんでしょうね。


PCのケースと同じ青色LEDがオサレですv(^^*ぶいっ

それにしても、たしか11月にUSB3.0の規格が発表になったんですよね(^^;製品化までは未だしばらくかかると思いますけど。3.0の規格が決まった頃に、はじめて2.0を使いはじめるというのもHoffmannさんらしいですね(笑)

対応機器はたくさんあるし、ドライバも枯れてきて安定しているから・・・というより、もう使わないわけにもいかなくなっちゃった、というのが本当のところなんだよね(^^;HDD外付けのケースはほんのお遊び(笑)プリンタは以前からUSB接続だし、intelの陰謀か、はたまたM$の策略か、周辺機器のインフラがね〜(^^A;


読み出したHDD。なつかしいタイプですな〜(^^;安全対策でしょう、ちゃんとゴムを装着しています(笑)

そうそう、プリンタといえば昨年秋口に故障してしまいまして、これが購入してから1年とちょっと。メーカーに電話したら「修理していない」ですと。修理となると人件費もかかるし、時間もかかる、それでお客さんに負担させる費用は新機種を買うよりも高くなると、既に当社の製品をお使いの方には後継機種を格安で販売します・・・って、ホントに格安(・・;本体は安くして、インクで儲けようという、S○nyのgame機みたいな商法ですね。そのインクカートリッジなんですが、機種が新しくなるとインクも規格が違います。ストックしてあるインクはどうなるんだと訊いたら、送ってくれれば購入された機種用のものと交換しますとのこと。

・・・てなこと言ってますが、じつは一昨年も電話で同じことを聞いて同じように新しいモデルを購入していたんですよ(笑)で、またまた新しいのが送られてくることになりました。故障したプリンタは配送時に引き取ってくれるという、なかなかよくできたシステムです。1年ちょっとで故障したとはいえ、今回ダイレクトで購入した新機種のお値段の方が安くて、その差額で1年使ったと思えばモトはとれています(^^*
(^o^;ヘンな理屈ですね〜さらに交換で送ってもらったインクカートリッジはshopで売っているお値段に換算すると、Hoffmannがプリンタ本体に支払った額よりもお高い。


all-in-oneよりも単機能の方がprint性能の面でははるかにお買い得ですね(^^*

前のプリンタも酷使しましたからねー(^^;

問題は、昨年中は忙しくてあまり使えていなかったんですよね。暮れの休みに入ってから(自作した新PCで)本格的に使いはじめたんですが、カラーの調整がなかなか追い込めません。機種が変わると、はじめのうちはこれがたいへんなんですなあ( ̄o ̄A;


もちろん、本も読み、音楽を聴いて、映画(DVD)も観ていますよ。

Hoffmannさん、ごたぼーですねっヾ(^∇^*




2009.01.01 thurs

新年あけましておめでとうございます。


おめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします<(_ _)>

ヨロピコおねがいしますっヾ(^∇^*


年頭に聴いたdiscは「所詮大人組」(笑)の作品集のCD。だからというわけでもないんですが、このあたりの画像を掲げておいて、「今年こそは・・・」と願をかけておくことにします。

「所詮大人組」・・・って(^o^A;「所謂六人組」の間違いですよね


web上の某フリー百科辞典からの引用。変換ミスではあり得ないから、もともと原稿があって、それを別なひとが打ち込んだという例だな(^^*

上の画像は以前にもupしましたよね

軽やかな作風・・・というか、そう思わせるスタンスが、これはHoffmannの理想だ

軽やかさへの憧れですか?

ことしこそは体重をへらして、脱・めたぼ・・・ですよねっヾ(^∇^* ;-_-)=3 (^o^*