monologue 2010.03

2010.01 2010.02
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2005.01〜2005.03 2005.04〜2005.06 2005.07〜2005.09 2005.10〜2005.12
2004.12




2010.03.31 wed



これは昨日取りあげたケンペ、ベルリン・フィルによる「幻想交響曲」の独Electrola再発盤。このレコードのジャケットをながめていて連想して引っ張り出したレコードがこちら―。



ポール・トルトゥリエの小品集なんですが、ジャケットを見ればサン=サーンスの「白鳥」が収録されていることは明白。


白鳥・・・あっ、わかりました(^o^*ちょっと込み入った連想ですね〜つまり、「愛人問題」ですね(笑)




2010.03.30 tues

先日帰宅した際に聴いてきたベルリオーズの「幻想交響曲」のLPです。



もう何度も取りあげたジャン・クロード・カザドシュ指揮リール・フィルハーモニー管弦楽団の仏harmonia mundi盤。悠揚迫らぬ演奏、録音すばらしい。これまでHoffmannの装置では、どちらかというと「守り」の再生をしていたレコードなんですが、いまは「攻め」の再生で極上の録音が愉しめるようになりました。

そのあたりはまた詳しくお願いします(^^*



上記カザドシュ盤ジャケットがギュスターヴ・モローの絵で飾られているので、これも。ルドルフ・ケンペ指揮ベルリン・フィルの録音、これは独Electrolaの、たぶん'70年代の廉価盤。演奏は粘らずすっきり、しかし響きには厚みがあって重厚。


シャルル・ミュンシュ指揮パリ管弦楽団の左は仏盤、右は独Electorolaの廉価盤。オディロン・ルドンとモローが並びます(^^*演奏は豪快ながら終楽章でやや息切れするのが惜しい。

なんだかリルケが読みたくなっちゃいました(笑)



オットー・クレンペラー指揮フィルハーモニア管弦楽団の、淡々とした表情がかえって(はからずも?)不気味な効果を生んでいる演奏です。これも再発の廉価盤ですね。ジャケットは“The Fairy's Barque”by J.A.Fitzgeraldとありますが、fairyねえ・・・。

メンデルスゾーンの「真夏の夜の夢」あたりの方が似合いそうなデザインですね(^^*



ピエール・モントゥー指揮ウィーン・フィルの録音。米盤なんですが、あれ、断頭台ならぬ絞首台への行進っすか?(笑)

右半分なら「シェエラザード」のジャケットでも通用しそうですね(^o^*


小澤征爾指揮による二種の盤、左はトロント交響楽団、右はボストン交響楽団。トロント盤は以前米盤をupした記憶があるので、今回は国内盤を。演奏の優劣は、さすがにオーケストラの格が違いすぎて、言うまでもなし。ただしボストン盤もいま聴くと、コンパクトにまとまった演奏といった印象。



Hoffmannの好きな指揮者、ルイ・フレモー指揮モンテ・カルロ国立歌劇場管弦楽団による仏Erato盤。録音のせいか、ちょっと彫りが浅い。バーミンガム時代に再録音されなかったのは残念です。



バルビローリ指揮ハレ管弦楽団の録音。なんだかヒューマンな暖かみのある「幻想」ですなあ。



映像も残されているバーンスタイン指揮フランス国立管弦楽団(O.R.T.F?)の録音。この時期のEMI(Electrola、Pathe)に多いSQエンコードされた録音で、音場ごっちゃり、響きは「ぅわんぅわん」とちょっと不自然。終楽章がやたらおどろおどろしく聴こえるのもそのためか。

古いニューヨーク・フィルハーモニック盤と比べると、色彩感は豊かだと思いますよ


ジャン・マルティノン指揮O.R.T.Fの仏Pathe盤。第2楽章にコルネット。たいへん美しく、ダイナミックな表現にも気品が感じられる演奏です。「レリオ」も録音されていますが、こちらは演奏にさほどの魅力もなく、あまりセットとして意識しないんですけどね。

「幻想」と「レリオ」を並べるとすれば、私ならブーレーズ盤ですね

それはお写真撮り忘れ(^^;



これまた何度もupしている若杉弘指揮読売日本交響楽団によるレコード。息の長い旋律の歌わせ方に妙味あり。並みいる大指揮者、名オーケストラによるレコードと比較しても決して引けをとらぬ好演で、Hoffmannの好みでは、ひょっとするとこれぞ真打ち?

海外の名だたるオーケストラには、どことなくルーチンワークといった匂いを感じ取るのですが、この演奏は基礎から真面目かつ丁寧に手造りした成果があらわれていると思います

寄って立つ伝統がないということにはメリットもあるんだよ




2010.03.29 mon



チッコリーニの名前が出たので、2003年来日時の録音を―ドビュッシーの前奏曲集第2巻。カップリングはショパンのピアノ・ソナタ第3番。



ドビュッシーのピアノ作品、チッコリーニやプルーデルマッハーの競合盤として取りあげておきたいのはアラン・プラーネスのセットかな。このひと、いくつになっても変わらぬ自然体が魅力。函のデザインはアーサー・ラッカム、わかってるねえ(^0^*

なかの紙ケースはと言うと・・・



上から時計回りにCD1からCD5と並べてみました。全部別な画家による絵が使われていますね(^o^A;なんかもう、ガタガタな写真でスマン;;



それぞれ画家の名前、言えるかな?


えーと・・・はい、全部分かりましたv(^-^*ぶぃっ

・・・棚と、うどんと・・・あっ、左はウタガワさんですねっヾ(^∇^*




2010.03.28 sun

一昨日のこと、homepage作成用PCのHDDがお亡くなりに。けふはB級映画を横目で観ながら、また晩飯の支度なんぞしながら、復旧作業しましたよ。ケースを開けたついでに、以前買ってからまったく使っていなかったaudio用の制振シート(テープ)を、震動源であるdrive周りやケースの共振しやすいところにペタペタ貼って、はい出来上がり(^_^A*いや〜マイッタマイッタ

ぜんぜん「まいった」感が感じられませんね〜(^o^;

Hoffmannくらいになると、HDDの一台や二台クラッシュした程度のことではなんとも思わんのよ(^_^*まあ、なんとも思わんこともないが・・・

壊れたHDDは、1年ほど前に不具合が報告されていた「カマスの一種」でした。突然BIOSからも認識できなくなって、PCは起動不能になる、dataの救出は個人レベルでは不可能・・・って、あれですな。ser.numberも確認せず、いずれ壊れるかもなーと思いつつそのまま使っていたわけですが(笑)ちょうど該当の製品が店頭に並んでいた時期に購入したHDD3台が、昨年中にも2台壊れてこれできれいにおシャカになりました。



さて、先日名前の出たピアニスト、プルーデルマッハー(プリュデルマシェール)の2003年録音のdisc。ドビュッシーの前奏曲集第1巻、第2巻、練習曲第1巻、第2巻に喜びの島を収録した2枚組です。ドビュッシーのピアノ作品もこれまでいろいろ入手しては聴いてきたんですが、このひとのピアノはチッコリーニのLP以来の「発見」で、たいへん気に入っています。このフランス生まれのピアニストは古典派から現代ものまでたいへんレパートリーの広いひとなんですが、Hoffmannの好きなピアノ音楽といえばもっぱらフランスもの、日常聴くのはもっぱらドビュッシーなんですよ。



これは仏harmonia mundiから出ていたプルーデルマッハーのドビュッシー。左は「映像」第一集、第二集ほか。右は「子供の領分」、ベルガマスク組曲などを収録。このベルガマスク組曲はチッコリーニの次に好きです。




2010.03.25 thurs


昨日の独Orfeo盤、黒っぽいジャケットのブラームスということで、室内楽はこちら―瑞BIS盤。


こちらは仏HM(harmonia mundi France)から、パスキエ兄弟らによる室内楽作品。ただし演奏の充実ぶりでは左の弦楽六重奏曲第1番が抜きん出ており、中央のピアノ四重奏曲はまるで練り上げが足りず。右のピアノ三重奏曲集はまあまあ。仏HMにしては独HMのような硬質なタッチの録音ながら、現在のHoffmann家では魅力的に響く。


若きブラームスの肖像はHoffmannさんのお気に入りでしたね(^^*



こちら同じく仏HMのクラリネット・ソナタ。ミシャエル・ポルタルのクラリネットとプルーデルマッハー(プリュデルマシェール)のピアノ。



ジャケットが白っぽくなりますが、これはヴィオラ・ソナタ。プリムローズのヴィオラとフィルクスニーによるピアノと、往年の巨匠によるこれはこれで立派な演奏ですが、Hoffmannはどちらかというともっと「可憐な」ブラームスの方が好みです。



白っぽいジャケットのついでに、アモイヤル、ロデオン、ポルタルほかによる室内楽作品集、仏Erato盤。若手演奏家によるブラームスはいいですなあ。


仏HM盤ピアノ四重奏曲のジャケットと同じ絵ですね

Winslow Homerの“Nuit d'ete”だね




2010.03.24 wed

自宅のaudio装置は絶好CHO! なぜか、以前はやや硬いかな、と思っていた録音が愉しく聴けるように。べつに装置の音が軟調になったわけでもないのに不思議です。こりゃ新境地かな・・・?(^o^*



独Orfeoの比較的初期のブラームス録音です。もともとOrfeoって、当時はブラームスの録音を中心にリリースするために設立したというようなことを言っていたんですよね。ちなみに上左のクーベリック指揮バイエルン放送交響楽団による交響曲全集は、もともとはCBSに録音する予定と発表されていたんですよ。

Leonor Finiがジャケットを飾っているものがありますね(・・*

“L'amitie”だね。これもクラシックのレコードジャケットでは結構お馴染みかも(^^*




2010.03.23 tues



連休は自宅にて・・・

寝てばかりいたんですよねっヾ(^∇^* ( ̄_ ̄




2010.03.17 wed



中川信夫監督作品。典型的な因果応報に祟る世話物怪談。さすがに見せ(魅せ)ます。ただしエピソードの羅列と見えて、天知茂主演の「地獄」、「東海道四谷怪談」、「女吸血鬼」のような全編を貫く大きな流れは感じ取りにくいのが惜しい、というのはHoffmannの好みの問題か。

左の文庫本はおまけ。怪談というのも、いかようにも料理できる得難い素材なんですなあ( ̄- ̄* 
ヾ(^∇^*ですな〜




2010.03.16 tues



ダリオ・アルジェントの映画2本、いずれも再見。どちらもあまり愉しめず。因果関係とか論理の整合性よりもimageとか映像そのものにごだわる同監督の作風は嫌いではないんですよ。これを極めればKafka的な悪夢の世界に達することもできるんじゃないかと。終盤、大詰めが肩すかしと言われるアンチ・クライマックスであるのはむしろ好ましい。ドラマ的のご都合主義を超越しているという意味で。しかしながらこの2本はこれまで観たなかでももっとも冴えない印象です。出演者がいまひとつ魅力に乏しいのも残念。

「インフェルノ」にはあの方がご出演ですよ〜(^^;




2010.03.14 sun

しつこく続くおにうスピーカーの話題にてござりまする。

また地震ですよ〜ヾ(・∇・;

あわわわ・・・もうカンベンしてたもれ( ̄□ ̄;;




さて、スピーカーはアメリカ製、アンプはおフランス製ざんすから、ガーシュウィンの「パリのアメリカ人」でも聴こうかと思ったんですが、同曲のCDは持っていなかったので、代わりに「ラプソディー・イン・ブルー」などを。



左はハワード・シェリーのピアノ、ヤン・パスカル・トルトゥリエ指揮フィルハーモニア管弦楽団による「ラプソディー・イン・ブルー」、「セカンド・ラプソディ」、ピアノ協奏曲ヘ長調。右は昨日のお写真にも写っていましたな、ブリュノ・フォンテーヌのピアノ、デイヴィッド・ロウ指揮フランス国立リール管弦楽団による「ラプソディー・イン・ブルー」、ピアノ協奏曲と「『ポーギーとベス』による交響的描出」。いずれ劣らぬ格調高いガーシュウィン。


ユニットの特徴についておうかがいしましたけれど、特別風変わりな音がするわけではありませんね

これまでに聴いたことのあるリボン・トゥイーターって、いかにもリボンでございますといった主張の強いものが多かったけれど、これはなんというか、フツーにいい音だね

音量が大きめでも小さめでも、反応がよいと聴こえます

そのあたりの適応範囲は広いね。2本のスピーカーの間隔を常用スピーカーの場合よりもやや狭めて、ぐっと近付いて中音量以下で聴くもよし、間隔広めならあまり内振りにしすぎないで、音量大きめでこれまたよし。ただ、もう少し鳴らしてみないと・・・

ところで、上記ガーシュウィンのdiscですが、前者はイギリスのピアニストとオーケストラでフランスの指揮者、後者はフランスのピアニストとオーケストラで指揮者がイギリス人ですね

フィルハーモニア管の方が色彩感豊かで充実の度合いでは上なれど、これはやや国際派。都会的に洗練されつつもわずかローカルな味わいを残す微妙なあやうさでリール管弦楽団に一票・・・かな(^^*

リール管弦楽団ですか・・・ところでこのスピーカーはアメリカ製なんですか? “Made in Shanghai”と表示がありますけれど・・・

ああ、工場は上海なんだよ。だから搭載しているユニットなどの内容や造りのよさのわりに、価格は抑えめなんだな

♪上海帰り〜の〜ヽ( ̄0 ̄*)/ 
ふ、古ぅ〜(^o^;なんでそんな唄知ってんの?




2010.03.13 sat

おにうのスピーカーを鳴らし続けています。



まだまだ本領発揮とは言えないものの、とくにトゥイーター側の、いわゆるトランジェントのよさが印象的ですね。いや、「高域の・・・」と言わないのは、このトゥイーターが950Hz以上を再生する広帯域ユニットだから。高域端まで細身にならず、といって強調感もなくてフラットと聴こえます。クロスオーバー周波数が低いことと相俟って、ウーファーも反応が速いので上下のつながりに違和感はなし。というか、例えればフルレンジユニットにスーパーウーファーが付いているようなimage。2本のスピーカー間の音場感は見事。回折歪みや内部定在波への対処も考慮されているうえに、キャビネットは箱鳴りを抑え、というのは付帯音は感じさせないということで、微小レベルまで響きが克明故に空間表現はすばらしい。



ブルックナーを聴いていたら家鳴り振動しました( ̄□ ̄;)スゲー

Hoffmannさん、地震ですよ〜ヾ(・∇・;))))




2010.03.12 fri



新たに小型のスピーカーがやってきましたよ(ビンボーなのに買っちまっただよ)。昨年発売されて以来、ちょっと気になっていたモデル。なんで気になっていたのか、その理由は省略(支払いどーすんだよ;)。ウーファーは4inch、トゥイーターはリボンタイプの2ウェイ、リアバスレフ。クロスオーバー周波数がなんと950Hzと、トゥイーターが桁外れな広帯域。能率が82.5dBとかなり低めなうえにインピーダンスが3〜6Ωとされていて、これはアンプにはやや厳しいところ(それ以前にお財布に厳しいだよ;;)。まあ大音量派でないHoffmannにはさほど問題ではないでしょう(買っちまったこと自体が大問題だべさ;;;)。

届いたのでさっそくアンプにつないで音出し・・・低域の量感少なめ、キレイな高域だけどちょっと線が細い・・・(救いがたい現実逃避じゃねえべか;;;;)


・・・って、これは新品のスピーカーならでは当然の傾向ですね(^o^;

そゆこと(笑)さあ、鳴らすぞ〜♪(浮かれてる場合じゃねえだよ;;;;)

Hoffmannさん、あしたから晩ごはんのおかずは梅干し2個ですよっヾ( ̄∇ ̄*



ちなみに箱を開けたら最初に出てきたのは手袋ですね。素手で触れると指紋が付くから・・・というより、エンクロージャが滑りやすいので滑り止めのためですね(^^*

手袋の内側には愛があるんですよねっヾ(^∇^*

#これだけで「ああ、あれだな」とわかってしまったひとは病気が重いので反省するように(^^*)
ヽ(-∇-*ハンセイ・・・




2010.03.11 thurs



入る?




2010.03.10 wed



Hoffmannはオーディオマニアではありませんから、いわゆる「電線病」には罹患しておりません・・・が、価格比較的お手頃なインターコネクトケーブルは結構持っています。DVDプレーヤーとかBDプレーヤーの音声出力用、ヘッドホンアンプ用と、60cm〜1.2mくらいの短めのRCAケーブルは何本も必要になるわけですね。

現在の出稼ぎ先にはアナログプレーヤーはなくて、アンプもプリメイン。音楽を聴くのにちょっとこだわりたいのはCDプレーヤーとアンプの間だけなので、ここの接続ケーブルを手持ちのもののなかでいろいろ替えてみると、これがなかなかおもしろい。9EDはキラリと輝いて、親出はひたすらナチュラル、園豚は重厚、辺留伝の古いのは実在感に魅力的な味わい、安久路鈴区は2本持っていて、片や小音量でも響きを失わず、もう一本はやんちゃ(笑)


トーン・コントロール代わりに愉しめちゃいますね(^o^*

#たったひと言のお手軽コメントでレビューだのインプレだのというつもりはないので、型番は省略。




2010.03.09 tues



Poeづくし(笑)

ハリー・クラークの挿画に、右のハヤカワ・ポケットミステリはPoeにちなんだ作品を集めたアンソロジーですね。英Amicusプロダクションのオムニバス映画「残酷の沼」は・・・ああ、第四話がPoe収集家のエピソードでしたね(^^*御大ピーター・カッシンブがご出演♪

このDVDはRegion1の米盤なんだけど、日本語字幕付・・・と、気が付いたのは、全部見終わってからだった(^o^;

アミカス・プロダクションといえば、よくハマーのライバルなんて言われますよね

でも、出演者なんかハマー常連の俳優・女優多くて、むしろハマーへのオマージュとか、パロディといったふうに感じられるんだけどね。アミカスは長尺ものがいまひとつで、オムニバスものが得意とされているよね。短篇ってオチの付け方、そのひねりが持ち味となるので、ハマーに対するスタンスも正面から四つに組むよりも、相手を補完するような立場と見えるんだよね




2010.03.08 mon



ケン・ラッセル監督の「ゴシック」Githic(1986年・英)のDVD、以前出ていた国内盤は買い逃しており、Region1の米盤で観ていたんですが、国内廉価盤がリリースされたので入手しましたよ・・・って、安いから・・・というわけでもないのでしょうが、画質の悪いこと(呆)さらに音声もこもったようで、台詞など聞き取りづらい。VHS tapeからダビングしたんですか、これは(;-_-)=3



ドットの目立つ画像処理が施されたパッケージ写真―まるで中身を物語っているかのようです。




2010.03.07 sun


昨日中井英夫が1964年に塔晶夫名義で発表した「虚無への供物」を取りあげましたよね。それはそれとして、けふ、多田智満子の散文詩集「四面道」を引っ張り出してページをめくっていたんところ、この大判(A4)の詩集には村上芳正によるマニエリスティックな絵が数葉添えられているんですけどね、そのなかに「塔」、「供物」という表題を持つものがありました。


左が「塔」、右が「供物」。「四面道」は思潮社から、1975年に刊行されたものですね

村上芳正も中井英夫もまんざら縁がないわけではなく、これは意識していたのかなあ・・・




2010.03.06 sat



「虚無への供物」―中井英夫が1964年に塔晶夫名義で発表した、文庫本で600ページを超す長編小説です。小説は長ければ長いほどうれしいHoffmannですが・・・ああ今回も通読できず挫折、数十ページで頓挫。いやあ、ファンがたくさんおられるのは承知之介のうえで言うんですけどね、序章からして―光田亜利夫という登場人物が「アリョーシャ」と呼ばれており、シャンソン歌手として「駆け出し」の女性が「自分は唄うたいよりも探偵の才能があるとかたく信じこんでい、そのうち難事件を解決して、自伝的な推理小説を書きあげるの、などと太平楽を並べて」いるという設定、おまけにその舞台が「ゲイバア」とルビのふられた「男色酒場」ときては、陳腐というか、テレビドラマ並みの安っぽさというか、もう苦笑するしかありませんよ、ええ。

たしかに設定としてはもはや手垢が付いてしまった印象はありますけれど、この小説が書かれた当時ならいかがだったでしょうか。その後安っぽく模倣されてしまったためではないですか?

そうだと思うよ、たぶん。でもこちらはいま読もうとしているわけだから・・・15歳か16歳のころに読んでいればよかったのかも。そうすればいまでも再読できたかもしれない。愉しめないのが残念だ

15、6歳のころなら新鮮に感じられたかも・・・?

たとえば、倉橋由美子の初期の短編や「聖少女」なんて長編小説も、中学生や高校生のころに読んだから、おもしろかったんでね。いまから読みはじめるとしたら、「夢の浮橋」以降はともかく、それより以前の作品はやっぱり読み通せないんじゃないかなあ

小説にも、それを読むのにふさわしい時期があるということですね(^^*




2010.03.05 fri


3月初旬にして、年間を通じてのベストブックとなりそうな新刊が出ちゃいました(・・;

どちらの本のことですか?(^^*




2010.03.04 thurs



クラリネット五重奏曲といえばブラームス。こちらはパスカル・モラゲスのクラリネット、プラジャーク四重奏団によるdisc。弦楽四重奏曲第1番を併録。かなり以前、入手時にギュスターヴ・モローの絵がジャケットを飾っているのでupしましたっけね。さりげなくintimateなアンサンブルが味わい深く、内的な劇性の表現がすばらしい。ウィーンの高名な奏者よりも、これ。




2010.03.03 wed

職場で、「なにか朝に聴くのにふさわしい音楽とか、教えてくれませんか?」と訊かれてすぐに思いついたのはモーツァルト。家に帰って引っ張り出したのがこのCDです。



モーツァルトのクラリネット五重奏曲、ホルン五重奏曲、弦楽五重奏曲。ミュージック・フロムアストン・マグナの演奏です。アメリカのアストン・マグナ財団は17〜18世紀の音楽をオリジナル楽器で演奏するアストン・マグナ音楽祭を主催しており、この音楽祭には各国のオリジナル楽器奏者が参加しています。このdiscでクラリネットを吹いているエリク・ヘープリチは自ら復元した(?)バセット・クラリネットを使用、ホルンのロウェル・グリアー、これも自身が複製したナチュラル・ホルン、最後に以上2曲でソロを支えたメンバーが弦楽五重奏曲を演奏。ヴィオラふたりが男性で、外声部は女性。はじめの2曲は愉しく、また弦楽五重奏曲はしみじみと感動的なモーツァルトですね。

でも、これは朝聴くよりは、休日の午後のほうがよりふさわしいのではありませんか?




2010.03.02 tues

「ロメオとジュリエット」、お次はチャイコフスキーです。



お気に入りの1枚はこれ―ジュリーニ指揮フィルハーモニア管弦楽団による英Columbia盤。若くして貫禄、sentimentalに堕することのない節度と気品、豊かな歌心と申し分のない演奏です。録音も非常に上質。


ジャケットに使われている絵は昨日のマゼールによるベルリオーズのレコードと同じですね(^^*



そのほか、ここにお写真upした以外にもいろいろ聴いてメモも取ってきたんですけどね・・・バーンスタイン指揮イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団の演奏は、これだけ聴けば立派なものなんですが、同じ指揮者によるその後のニューヨーク・フィルハーモニック盤には及ばず。以下は指揮者が若い頃のレコードで、ムーティ指揮フィルハーモニア管弦楽団はもうひとつ響きの彫りが浅く、アバド指揮ボストン交響楽団はとりたてて語るべき個性に乏しい。夭折の指揮者カンテルリがフィルハーモニア管弦楽団を振った録音は骨太のロマンティシズムがこれはこれで魅力的なれど、やや細部がおざなりで一本調子。




あえてもうひとつ挙げるとすればこれ―ジェフリー・サイモン指揮ロンドン交響楽団による英Chandos盤。これは「ロメオとジュリエット」の1869年版の世界初録音。冒頭からしばらくはまったく別の音楽。作品の完成度は最終稿に到底及ばないものの、こうしたレコーディングは歓迎です。新鮮。



あとは簡単に・・・プロコフィエフのバレエ音楽「ロメオとジュリエット」、これはムーティ指揮フィラデルフィア管弦楽団の組曲版。



グノーの歌劇「ロメオとジュリエット」、ロンバール指揮パリ・オペラ座管弦楽団、コレルリ、フレーニによる全曲盤。演奏はまさにジャケットの写真どおり、ふたりの主役歌手の魅力に頼った?(笑)音楽は少々俗っぽいんじゃないかと言いたいくらい甘〜い(^^;



オペラならむしろこちらの方が好き。

ディーリアスの「村のロメオとジュリエット」ですね。これはゴットフリート・ケラーの小説が原作ですね




そしてこれは現代版「ロメオとジュリエット」だね(^^*

バースタインの「ウェストサイド・ストーリー」ですね(^o^*たしかに現代版




2010.03.01 mon

今回自宅に寄った際には「ロメオとジュリエット」をテーマに・・・そんなおおげさなものでもないですよね(^o^;・・・まあまあ(笑)結果としてそうなっちゃったのよ(^^A;


ベルリオーズの劇的交響曲「ロメオとジュリエット」のレコード、上のお写真はこれまでに取りあげていなかった(はず)のもの。左はマゼール指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団ほかによる英Decca盤。右はコシュラー指揮チェコ・フィルハーモニー管弦楽団ほかによる国内盤。マゼールはその後のウィーン国立歌劇場総監督時代よりもかなり前の録音で、指揮者とオーケストラがやや別な方を向いているかのよう。言い換えると、お互いに遠慮があるようにも聴こえますね。マゼールの意思がいま一歩不徹底、オーケストラその持ち味を活かしきれず。後年のマーラー交響曲全集のような完成度には及びません(ただしあのマーラー全集が特別にすぐれた演奏であるという意味ではない)。歌手は上質。右のコシュラーはHoffmannのわりあい好きな指揮者なんですが、さすがにオーケストラが弱い。アンサンブルが有機的につながらず、響きが無機的に傾きがち、残念。

ベルリオーズの劇的交響曲「ロメオとジュリエット」のレコードといえば、これまで小澤征爾、ムーティ、ロンバール、ガルデルリ、ミュンシュ、モントゥーあたりの全曲盤は取りあげましたっけね。CDではガーディナー、インバル、ブーレーズとか・・・

以前は小澤盤がいちばん好きだったんだけど、近頃はムーティ指揮フィラデルフィア管弦楽団の方が聴くことが多いかな。CDならカンブルランの演奏がとくに気に入っている。全曲盤以外(管弦楽部分の組曲版)ではバーンスタイン、ジュリーニもいい。バーンスタインはニューヨーク・フィルハーモニックを振ってのCBS録音にしては、あまりガチャガチャしていなくて(笑)細部まで丁寧で整っている。ジュリーニはこの指揮者のレパートリーとしては意外だけど、とことんロマン主義音楽としてのアプローチで、20世紀音楽にも通じる作品の斬新さはスポイルされてしまっているものの、これはこれで「あり」だな


左からムーティ、バーンスタイン、ジュリーニ盤ですねヽ(^^*

このへんは以前にも取りあげているね。もしかしたら前とは違うことを言っているかもしれんが、君子は豹変する・・・以上がいまの感想だ(笑)