monologue 2011.05

2011.01 2011.02 2011.03 2011.04
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2008.01
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2006.01〜2006.03 2006.04〜2006.06 2006.07〜2006.09 2006.10〜2006.12
2005.01〜2005.03 2005.04〜2005.06 2005.07〜2005.09 2005.10〜2005.12
2004.12




2011.05.31 tues

カレーは結構好きなので、わりあいよく作るんですよ。でもね、作ったらぜんぶ食っちゃいます。ひと晩寝かせるということはしません。いちどやってみたことがあるんですが、なんかね、どうも香りがトンじゃってるような気がして嫌なんですよ。



きょうの晩ご飯はキノコのカレーですよっヾ(^∇^*




2011.05.30 mon

Twitterって、Hoffmannはやりませんけどね、もちろんおやりになっている方もいらして、Twitterそのものに対しても、おやりになってる方々に対しても、なんら含むところはありません。ところがHoffmannの勤務先の社内報みたいなものが、このTwitterのようなコーナーを作りましてね、そんな猿真似式のパチものとなると、これがとたんにバカっぽく見えてしまうんですなあ。

ブログっちゅうのも、以前はニュースサイトから長々と引用しておいて、ひと言だけ感想を付け加えている、といった按配のものが多かったじゃないですか。さすがに近頃はそんなのも少なくなりましたけれど、Twitterって、そうしたかつての「お手軽(手抜き)ブログ」の代替になる危険をはらんでいるような気がします。だからHoffmannはTwitterに手を出さないんですけどね。つまり、気をつけないと、なんだかひと言だけの言い逃げ、ピンポンダッシュみたいになっちゃいそうで、難しいんじゃないかと思うんですよ。それにHoffmannには、ひと言だけで発信したいような考えも思いつきも、ありません。

ニュースサイトでいちばん嫌悪感をもよおすのが、文章の最後に上から目線の捨てぜりふみたいなひと言を付け加えて、悦に入っているというか、一部のひとがこれ読んで自尊心を満足させるんでしょうなあという文章。ほら、飲foseekでもおなじみの、ゲン○イネットの記事が、これですよ(それにしてもinfo死苦のニュース記事って、どれもこれもほとんど「五湿布寝た」も同然といいたいものばかりなんですなあ)。Twitterであれ、ブログであれ、homepageやbbsであれ、ああいった文章はぜったいに書きたくないんですよね。なんだか勝手気まま書き散らかしているように見えるかと思いますが、これでも自分に課している規則やタブーがいろいろあるんですよ。そんなことをいちいち意識していなけりゃならんところに、無知無教養なHoffmannの欠陥(文章のセンスのなさ)があらわれているのです。理想は軽業師のような軽やかさなんですが、とてもとても、まだまだです。





2011.05.28 sat



ジュール・ヴェルヌを観たり、読んだり・・・聴いたり(^^*

映画「地底旅行」は昨日の「二つの世界の男」と同様、ジェームズ・メイスンの主演ですね。ジュール・ヴェルヌとその作品について論じた本は(殊に翻訳では)貴重ですから当然見逃せないとして、ジュール・ヴェルヌ関連の音楽作品って・・・(・・;

フランス語はてんでダメなんだけど、こういうCDを見逃さないだけの語学力・・・じゃないな(笑)まあ勘だよ、勘は働くんだ(^o^A;

# 別に自慢話するわけじゃありませんけどね、勘ていうのもほっといたら失せちまうもんでして、未だ見ぬなにかに対してあらかじめアンテナを張っておくためには、ある種の緊張感を保ち続けていなけりゃならんような気がするんですよ、ええ




2011.05.27 fri



キャロル・リード監督の「二つの世界の男」The Man Between(1953年・英)です。主演はジェームズ・メイスン。相手役は「ライムライト」のクレア・ブルーム。発売になったばかりの国内盤DVDで、IVCの発売だからあまり画質は期待していなかったんですけどね、そんなに悪いものではありませんでした。



1950年代東西冷戦下のベルリンを舞台にしたサスペンスもの・・・というか、メロドラマですね(断っておくけど、「メロドラマ」っちゅうのはそのまんまの意味で、別に悪口じゃないんですよ)。サスペンスの盛り上げはさすがのキャロル・リード、カメラワークもこの監督さんらしく、しかしやたらカメラを傾けるのはちょっと嫌みじゃないかというくらい(^^;


ワタシ、ジェームズ・メイスンのファンなんですよσ(^^*

Hoffmannもこのひとは結構好きでして・・・しかしこの映画を観ていて後半を楽しみにしていたのは、このオペラのシーンがあることを知っていたからなんですよ。



これはR.シュトラウスの「サロメ」ですね

そ。ちゃんとサロメ歌手としてLjuba Welitschリューバ・ヴェリチュ(ヴェーリッチュ)の名前がクレジットされているよね。ドナルド・キーンはそのエッセイのなかで「彼女は、疑いなくわたしがこれまで観たうちの最高のサロメ歌いだ」と絶賛している。それに、コヴェントガーデン歌劇場でサルヴァドール・ダリが舞台装置と衣装を担当したとき、登場人物全員がくちばしと翼を付けて鳥の扮装したプロダクション(Hoffmannも写真で見たことがある)があった際、ヴェリチュだけはこの衣装を拒否して、「その燦然たる赤い髪を引き立たせる淡いグリーンのガウンをまとって登場し、さながら悪魔のごとく歌った」とあるね



これは1952年メトロポリタン歌劇場におけるlive録音のCD。ヴェリチュがタイトルロールを歌い、ヘロデがセット・スヴァンホルム、ヘロディアスがエリーザベト・ヘンゲン、ヨカナーンがハンス・ホッターという豪華な布陣、指揮はフリッツ・ライナーです。このジャケ写真、衣装やバックの大道具から見て、この映画のシーンと同一の舞台ですね。ただしこの写真がこのlive録音時のメトの舞台写真なのかどうかは断定できませんが・・・。

写真で見ますとヴェリチュはポッチャリ体型ですが、その声は咆哮するのではない、ちょっとリリックなサロメですね(^^*これがサロメとしては本来?

このlive録音はLPでも持っているけれど、LP、CDで往年のlive盤といえば、ほかにヴァルナイ、インゲ・ボルク(数種類ある)あたりがそれぞれにいいね。stereo時代になると、ニルソンはさすがに印象的だけど、1970年代あたりからはギネス・ジョーンズ、ヒルデガルト・ベーレンス、エヴァ・マルトンと、(どれも聴いたけど)指揮も含めてたいして興味を引かない退屈な録音が徒に並ぶばかりだ。「サロメ」に関しては、古いlive盤がいくつかあれば充分だな




2011.05.25 wed



1956年新東宝は中川信夫監督による「人形佐七捕物帖 妖艶六死美人」、
これまた若き若山富三郎が主演の映画ですよ。

 

横溝正史の原作、人形佐七ものの映画化ですね。江戸で「風流六歌仙」と詠われる人の美女たちの連続殺人事件の真相究明に佐七が乗り出すというstory。ケースには「時代劇ミステリースリラー(ホラー)という異色作」なんて書いてありますが、なーに、ミステリとしては不出来。佐七が下手人を暴くシーンでも、伏線もないもんですから「あ、そうなの」としか思えない。ましてやスリラーとかホラーと」呼べるような映画ではありません。中川信夫監督ということで期待しただけどなあ。もっとも制作年代からすると、上のようなシーンは結構扇情的だったのかもしれません。



たいして意味もなくこんなシーンが挿まれているあたりに、中川信夫らしさが感じられないでもなく・・・ちょっと浮いちゃってるけれど、これはなかなかおもしろい場面です。



江戸の風俗はそれなりに描かれていて、大尽遊びの場面でいわゆる幇間(太鼓持ち)がやたら目立っています(笑)



やたらアップアップしてる(アップの多い)その後の映画にくらべると、全体にカメラは引き気味で、ここはというシーンで寄る・・・というあたり、一貫した姿勢を感じさせますね。

 

先日upした毛利正樹監督の「四谷怪談」と同年の公開ですが、若山富三郎はこちらの方が断然いいですね。あまりオタオタしたり、意志薄弱で他人の口車に乗ってしまうような役は似合わないみたいです。もっともここでの佐七、女房が拐かされて行方不明になっても落ち着き払っていて、あまり心配している様子でもないのはどんなもんですかね(^^;

大川橋蔵と同じで、チョンマゲのよく似合う方ですね。ところで、ひとつ上の画像で左に立っているお侍さんは、どこかで見たような・・・(・・?



浅香啓之助役の、これは・・・声を聞いてわからない?(^^*


・・・あっ、これは天知茂ですね(^o^*




2011.05.23 mon



これは1981年の深作欣二監督による「魔界転生」です。山田風太郎が好きなHoffmannですから、このあたりもちゃんと観ておりますよ。Hoffmannの老母によれば、「男性は年をとってからの方がいい顔になる」とのことなんですが、ああなるほど、若山富三郎もこの時期になると、なんとも奥行きのある面貌、さすがの風格です



この映画、公開当時は沢田研二と真田広之のキスシーンなんかが結構話題になっていましたけど、なんだかとってつけたような場面で、そんなのはどうでもよろしい。むしろ天草四郎が死者を魔界へ導く(甦らせる)、前半の不気味な雰囲気はなかなかのもの。音楽も和洋とり混ぜて、なかなか巧みな使い分け。

 

沢田研二の天草四郎時貞がちょっと中性的でおもしろい。やはりこの沢田研二と若山富三郎がこの映画の要。緒形拳もいいんですが、顔の表情があまり見えなくて、ためにこれといった見せ場がないのは残念。真田広之は演技というところまでいかず(失礼)。丹波哲郎、千葉真一あたりはあまりHoffmannの好みではないんですよね。

女優さんにはコメントなさらないんですか〜(^o^;



後半はチャンバラ主体のアクション映画になっちゃって、どうも前半のいい雰囲気が尻すぼまりに・・・。言っては悪いんですが、千葉真一の演技や台詞回しが紋切り型に過ぎるので、このひとが演じる柳生十兵衛がstoryの中心に収まってくると、とたんにツマラなくなっちゃうのよ。そもそも映画自体、山田風太郎による原作の周到かつ重厚な盛り上げがスポイルされてしまっているんですけどね、それは言っても仕方がない。

本編122分なのに、あっという間に終わってしまう印象なんですが・・・

映画がおもしろいから・・・というよりも、密度が薄いと感じるんだな

若山富三郎といえばちょっと思い出がありまして、Hoffmannの○が○○に○○したときに、××にこのひとの××が××しておりまして、なんでも△△に△△を・・・って、こりゃなんのことだかさっぱりわかりませんな(^o^A;




2011.05.22 sun

本日は「四谷怪談」映画でござい。

 

「新釈 四谷怪談」(1949年)、木下恵介監督、田中絹代、上原謙。脇に宇野重吉、杉村春子、佐田啓二などの顔も見えます。

お岩が化けて出るというよりも、良心の呵責に耐えかねた伊右衛門が妄想の果てに自滅・・・ってstoryなんですが、たしかに上原謙演じる伊右衛門の意志薄弱ぶりはこの展開にふさわしい。それだけに存在感も希薄。田中絹代はあまり純情そうには見えないんですが、いかにも昔の武士の妻という印象で、その意味では少々陳腐な役作り・・・かな? お岩とお袖の二役なので、わかりやすく演じ分けなければならなかったとしたら、これは二役が足枷となったということかも。音楽の演奏は「松竹京都管弦楽団」とあるんですが、さすがに時代も時代、ほほえましいくらいにへたくそ(笑)

 

「四谷怪談」(1956年)、毛利正樹監督、若山富三郎、筑紫あけみ。

このお岩さんは見事。薬とは偽りの毒薬と知らず、夫がひさしぶりに見せるやさしさと信じて、はにかみつつ微笑みながらこれを飲むあたりの演技は心を打つものがありますね。若山富三郎は丸顔というか、ピーナッツ型の面貌が、これは食い詰めた浪人には見えません。悪事をそそのかすのも、直助とクソババアを絵に描いたような母親で、伊右衛門がなんだかのんきで気弱なオボッチャマといった印象なんだよなあ(^^;

 

「四谷怪談」(1959年)、三隅研次監督、長谷川一夫、中田康子。

これは大スター、長谷川一夫を起用して、やっぱりあまり悪いimageではいかんということで、根っからの悪人には仕立てなかったのかなあ。伊右衛門の設定としてはそれはそれでかまわないんですが、これが納得のできる展開にしてもらわんと・・・結末がいかにもな予定調和と見えるあたり、ちょっと中途半端。舞台をそのまま撮影したようなシーンと、いかにも映画ならではのカメラワークが混在しているのがおもしろい。

 

「四谷怪談 お岩の亡霊」(1969年)、森一生監督、佐藤慶、稲野和子。

さすが佐藤慶、伊右衛門の存在感では随一。おかげでお岩さんの影が薄い。ただし佐藤慶も後半に至ると、その演技はチンピラじみてきて、ここは最後まで武士らしい気品を保ってもらいたいところ。失礼ながら、少々脂っこくて、黙っていても極悪人と見えるんだからさ(笑)

えー、それではHoffmannさんのお気に入りは?(^^*まあ、訊くまでもなさそうですが・・・

そりゃあもう、真打ちは申すまでもなく中川信夫監督の「東海道四谷怪談」(1959年・新東宝)!( ̄ー ̄)♭(^o^;やっぱり〜

だいたい「四谷怪談」なんて、櫛だの蚊帳だの手鏡だの、花火に戸板に隠亡堀の水草や髪の毛と、いかようにも利用できるfetishな小道具から大道具に事欠かない題材なんだからね。個人的な好みかもしれんが、すべてはfetishismの匙加減次第だと思うんだよ。その意味では、どれも意識するとせざるを問わず、そこそこの出来なんだけど、中川信夫作品には遠く及ばない。どうも怪談映画に限ったことではないけれど、もっぱら物語の展開に注力しちゃってるのが多いんだよね。上に挙げたなかでは比較的そのあたり、積極的に演出しているかなというものもあるけれどね

Hoffmannさんがそうおっしゃるのがどの作品のことなのか、キャプチャ画面を見れば一目瞭然ですね(^o^*

ところで、「東海道四谷怪談」のなかでメフィストフェレス役となる直助なんですけどね、これはじつに魅力的な役柄ながら、いまひとつ「これぞ」という作品がない。もしもHoffmannが映画監督で「四谷怪談」を撮るならば、この直助こそもっとも重要な役どころとして、俳優を選ばにゃあならんところでしょう。と同時に、もしもHoffmannが俳優であったならば、これはぜひとも演じてみたい役柄です。

  

これはおまけの「直助たち」画像。あれれ、なんだか志村けんに似たひとがおりますなあ(笑)




2011.05.21 sat



先日、京極夏彦原作の映画、「姑獲鳥の夏」と「魍魎の匣」を観ましたけどね、monologue 2011.03.09 wedでちょっとふれたように、あんまりおもしろくなかった(^^;とはいうものの、たいがいは映画よりは原作の方がいいもんです。しかも京極夏彦の小説はどれもHoffmann好みの長篇ですから、原作の方も読んでおこうかなと思って、書店に行ってみました・・・が、結局「姑獲鳥の夏」も「魍魎の匣」も手には取ってみたけれど買わず、中公文庫の「嗤う伊右衛門」を入手。これが存外よろしかったので、あらためて「東海道四谷怪談」の世界に浸ってみたくなって・・・



まず引っぱりだしたのは新潮日本古典集成の郡司正勝校注による「東海道四谷怪談」、それに高田衛の「お岩と伊右衛門 『四谷怪談』の深層」(洋泉社)・・・おっと、柴田錬三郎の短篇「四谷怪談・お岩」(光文社時代小説文庫「怪談累ヶ淵」所収)も気になるところだよねえ。

「嗤う伊右衛門」はどのようによろしかったのですか?

それはいまは省略。でも、京極夏彦のほかの小説も読んでみたくなったよ


柴田錬三郎の「四谷怪談・お岩」は私はあまり・・・(^^;

(笑)まあ、設定がちょっとアレだからね(^o^;

なんだか、いかにも中間小説と呼ばれるタイプの、読者へのサービス精神が・・・要するにほとんどポルノみたいなんですよ〜




2011.05.20 fri

最近読んだ本。

「ウィーン五月の夜」 レオ・ペルッツ 小松淳二/田代尚弘訳 法政大学出版局
「夜 心理・生理・行動」 A・アルヴァレズ 工藤政司訳 法政大学出版局
「エスとの対話 心身の無意識と癒し」 ゲオルグ・グロデック/野間俊一 新曜社
「悪魔に魅入られた本の城」 オリヴィエーロ・ディリベルト 望月紀子訳 晶文社
「ノヴァーリスの彼方へ ロマン主義と現代」 今泉文子 勁草書棒
「酒呑童子の首」 小松和彦 せりか書房
「『クラシック音楽』はいつ終わったのか? 音楽史における第一次世界大戦の前後」 岡田暁生 人文書院



「『クラシック音楽』はいつ終わったのか?」って、まあおもしろい論考ではあるんですが、所詮は長〜い歴史のなかでのはやり、すたりだと思うんですけどね。だれもがイ・ムジチの「四季」ばかり聴いていた時代もあれば、猫も杓子もマーラーだという時期もあった。現代音楽? それなら19世紀のポピュラー音楽はどうです? いまの時代に忘れ去られている音楽作品の数は、いまも演奏され、聴かれているものの比ではないでしょう。なんかね、世相に関する論考って、どれもこれも「木を見て森を見ず」の感ありまくりと思うんですよ。自分が特定のなにかに強い関心をもつのは別にかまわないんですが、それが世のなかのだれにとってももっとも重大な問題であると思っているんだったら、これ、かなり幼稚な錯覚ですよ。




2011.05.19 thurs

職場で単身赴任中のおっさんから、「土日なんか、なにしてんの?」と訊かれたんですよ。お分かりと思いますが、「どうせやることなんか、ないんでしょ?」というニュアンスですわ。いやね、このひと、Hoffmannに対して同じ質問をこの1ヶ月間に5回ぐらいしてンのよ。こういうオッサンは、自分自身が、よほど土日とやることがないから、こういうことを言うんでしょうな。アナタ、土日とやることがないのなら、せめて月曜から金曜まで、もうちょっとお仕事をしなさいよ(笑)


「お仕置きよっ」




2011.05.12 thurs



このCDも今回入手したもの。解説は省略だ。

下の画集は以前からお持ちだったものですね(^^*




2011.05.11 wed



今回帰宅時に帝都にて入手したdiscの一部です。アナログLPも数点購入したんですが、そちらはお写真撮らぬまま自宅に置いてきたので、ここではCDのみup。そのなかからいくつか取りあげちゃいます。



最近Hoffmannがもっとも注目しているレーベル、timpani。主にフランス近代の作品を中心にリリースしており、結構discも手許に集まってきましたが、今回入手したのはピアノ作品集。セヴラックとオネゲル。

 

SAPHIR、これも要注目のレーベルで、左はセヴラックのピアノ作品をパイプオルガンで奏いた作品集。上のtimpani盤にしても、このSAPHIR盤にしても、こうしたdiscの存在が、セヴラックのさらなる評価につながるといいんですけどね。右はブラームスのヴァイオリン・ソナタ集。こちらはパトリス・フォンタナローザのヴァイオリンが絶品と言うべきもの。



ブラームスのソナタといえば、harmonia mundiのイザベル・ファウストによる第1番のソナタも入手。こちらはホルン三重奏曲ほかとのカップリングで、トゥーリス・ファン・デア・ズヴァールト(長い名前だな)のナチュラル・ホルンがメインのdiscかな。ヴァイオリン・ソナタに関してはイザベル・ファウストの方が知的なれど、Hoffmannがより魅力的と感じるのはむしろ感覚的に耽美に傾く一歩手前の危うさでフォンタナローザの方。なんかね、どのように振る舞おうとも、酸い甘いも知り尽くした大人(たいじん)ならではの懐の深さが違うのよ。



イザベル・ファウストといえば同じくharmonia mundiのフォレのヴァイオリン・ソナタも入手。やっぱり(良くも悪くも)知性派ですね、このひとは。



シューベルトの連作歌曲集、「冬の旅」、「美しき水車小屋の娘」、「白鳥の歌」。「白鳥の歌」にはシューマンの「詩人の恋」がカップリングされています。いや、Hoffmannにとっては、あまり聴くことの多くはない作品なんですけどね、これを入手したのはひいきのマックス・ファン・エグモントが歌っているから。「冬の旅」はインマゼールとの共演盤もありましたが、ここでも感情表現抑制気味で、気品あるシューベルトになっています。思い入れたっぷりに歌うひとや、知的表現と言えば聞こえはいいけれど、サービス過剰なわかりやすさと、あざといまでの演出が鼻につくような歌手とは違って、ことば(詞)にすべてを語らせているところが気品に通じるんですよ。この歌唱を「素っ気ない」と言うひともいるかもしれませんが、受け身でわかりやすさを求めるのではなく、こちらから積極的に耳を傾けてみれば、この微妙な苦悩の襞が聴き取れると思いますよ。

  

最近出たメトロポリタン・オペラのlive録音盤。Wagnerの「ニュルンベルクのマイスタージンガー」、「ワルキューレ」、Mozartの「フィガロの結婚」。

1972年の「マイスタージンガー」はテオ・アダム、ピラール・ローレンガー、ジェイムズ・キング、ベンノ・クッシェと歌手も揃っています。トマス・シッパースの指揮は格別可も不可もなし、ちょっと彫りが浅いかな。もうすこし長生きしていればどうなったかなと、夭折が惜しまれるひと。

1968年の「ワルキューレ」は、ジークムント役のジョン・ヴィッカースが例によって品のない荒くれ男みたいな声、トマス・スチュワートもやたらおどろおどろしい悪人声のヴォータンで、フンディングのカール・リッダーブッシュとフリッカのクリスタ・ルートヴィヒ、ブリュンヒルデのビルギット・ニルソンがさすがの貫禄。ワルキューレのなかにグヴェンドリン・キレブリュー、バルブロ・エリクソンなどの名前も見えます。ベリスラフ・クロブカールの指揮は手堅いもの。

1961年の「フィガロの結婚」はフィガロを歌っているチェーザレ・シェピがこの芝居のなかでの「革命児」としては貴族的に過ぎるような気もしますが、これはこれで気品があって悪くありません。ここではケルビーノをミルドレッド・ミラーが歌っており、このひとのオペラは珍しいので期待して聴いたんですが、別段どうということもなし(^^;ラインスドルフの指揮は見事なもの。メトのオーケストラも、その他のlive録音に聴かれる演奏とはひと味違った完成度。時代も時代、歌手は結構奔放に振る舞っていて、とりわけMozart演奏としては、いま聴いていて「胸がきやきや」するような(笑)discですね。

 

オペレッタではcpoが継続的にリリースしているレハールの秘曲(?)で未入手だったものを2点、それに最近出たカール・ツェラーの作品を。いずれもまだ聴いてません。甘いものが欲しくなったらそのときにね(笑)

 

廉価版レーベルNAXOSからは、マイアベーアの歌曲集(カンツォネッタ、シャンソンとリート集)とヴィエルヌの歌曲集、それにビゼーの若書き、ローマ大賞受賞作品のカンタータ「クロヴィスとクロティルド」。ビゼーはこれまたHoffmannひいきのジャン=クロード・カザドシュの指揮。珍しい作品なのに、このひとにとっては再録音。




2011.05.10 tues

本日も自宅における音楽観賞記ですよ。



中央はフォノイコライザーアンプ、左右は以前(monologue2008.09.20 sat)にも取りあげたことのあるMCカートリッジ用昇圧トランスです。phono-EQアンプにもトランスは内蔵されているんですけどね、あえて接点が増えても左右の単体トランスを介する音が結構好きなんですよ。今回、自宅ではこのMC昇圧トランスも折々接続替えして愉しんできました。

前にも書いたんですが、右のAI社のトランスは響き成分が増えて音場はやや奥へ引っ込む。これがオーケストラやオペラではHoffmannの好み。左のP社のトランスだと音像がわずかに前へ出てくる。室内楽はP社のトランスで聴きたくなることもあります。この場合、奏者の表情がやや濃くなって、ソロの場合はもとより、たとえば弦楽四重奏などを聴くと、個々の楽器がからみあって、ときに溶けあい、ときにぶつかりあう表情の変化が浮かびあがってくる、そんな気がするんですよ。そのままオペラを聴いてみると歌手がスポットライトで照らされて、その場の舞台の主役がだれであるのかを強調するような効果があって、これはこれでおもしろい。BayreuthのWagner録音あたりだとやっぱりAI社の方だなあ、と思いつつも、試みにP社で聴いてみれば、ひと味違うその音場感はなかなか新鮮。ま、Hoffmannはaudioマニアではないので、「これでなきゃダメっ」なんてことはあまりなくて、「あれもこれも」わりあい積極的に愉しんじゃうことのできる、便利でお得な性質(たち)なんですよ(笑)




2011.05.09 mon

連休は自宅に帰っていました。今回は期間も長かったので、自宅に置いてある3組のスピーカーをまんべんなく聴いて堪能してきましたよ(笑)



まずは我が家の彩子さん、じゃなくて最古参、ハーウッド氏とエリザベス夫人のH社のスピーカー。さすがに××年も鳴らし続けているとあって完熟と言いたいその響きは、ゆったりふっくら。典型的な暖色系で、BBCモニター系列に連なる血筋とあって音場は奥に展開。なれど、その豊かな響きは、箱鳴りも伴っていながらそれを意識させず、声楽にしてもオーケストラにしても実在感充分。小音量でも音が痩せないのも見事。君、若い頃にくらべて、このところちょっとお肉が付いてきたみたいだね・・・って、なんのなんの(笑)さすがに安心して家事を任せられる正妻の座はいよいよもって揺らぐことなし。



先年入手して以来、もっとも鳴らしていることの多いスペンサー氏とドロシー夫人、S社のスピーカー。これもH社と同じくBBCモニター系列でありながら、わずかに温度感低め。H社を春の陽光とすれば、こちらは秋の夕暮れどき。響きのふくらみ加減は控えめでやや痩身。しかし神経質なところはなく、どこか思慮深さを感じさせる落ち着きが身上。それでいて、声楽など聴くとソプラノもアルトもちょっと可愛らしくなっちゃう、思春期お年ごろの初々しさ。同社のスピーカーはこれまで4組使ってきて(いま手許にあるのはこれを含めて2組)、意外とエージングに時間がかかること、加えてすっかり馴染んでもこの初々しさを失わないところは既に確認済み。オーケストラを聴くならやや音量大きめにした方がよろしいようです。とはいえ、このスピーカーにふさわしいのは、深更に至ってひっそりと室内楽を聴く、そんな聴き方。



今年の初めに出稼ぎ先で入手して、その後自宅送りとなったこれまた大英帝国はM社の、トゥイーター、ウーファー倒立型のブックシェルフは、なにを聴いてもとにかく真面目。小型なんだから適当にデフォルメして、とりあえず聴き映えをよくする手法もあろうけれど、そうした小細工を排して、ひたすら良質な響きを追求しているかのよう。具体的にいうと、中低域を適当にふくらませてしまえばそれなりにチョイ聴きには好印象となりそうなところ、あえて正攻法で良質な低域を再生しようとする健気さ。それがかえって無理してるとか窮屈だとか感じさせないのは、それだけ完成度が高いということかな。一見どうということもない小型ブックシェルフ、むしろぱっと聴いただけではっとさせるようなところはなく、しかしよくよく聴けばクラスを超えた魅力・・・こういうタイプは自分のものにして鳴らしてみないと、なかなかその良さがわからないものなんですよ。

# 読まされる方はうんざりするかもしれんが、気に入ったものについて語るのって、愉しいなあ(^o^;




2011.05.02 mon

今度の職場はこれまでとくらべると格段に大所帯とあって結構変態、じゃなくてタイヘン。



ともあれ連休なので、更新もしばしお休みしますよ。