monologue 2011.08

2011.01 2011.02 2011.03 2011.04 2011.05 2011.06 2011.07
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2008.01
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2004.12




2011.08.31 wed



ここひと月の間に続々と(というほどの量ではないが)届いたDVDとBlu-ray少々です。このなかに、まだはじめの方を観ただけのものなんですが、とんでもない名作ではないかとの予感が・・・。




2011.08.30 tues

ブルーベリーにダイエット効果があるとか話題になっていたので、いやーな予感がしていたんですが、やっぱり・・・帰りにスーパーマーケットに寄ったら、ブルーベリーのジャム(だけ)が売り切れ。納豆とかバナナのときもそうでしたな・・・っちゅうことは、いくら痩せるためにと試してみても、みなさんちっとも効果がないから、毎度毎度こうなるということなんじゃないでしょうか。ひらたく言やぁ、「デブはナニをどんだけ食っても、やっぱり結局デブのまま」ってことです。



体重なんか気にせず、いつもこのくらいの笑顔でいてほしいですね(^^*




2011.08.29 mon



はあ?



これは・・・誰ですか?(・・?





2011.08.28 sun



これも最近リリースされた、Wagnerの「さまよえるオランダ人」のdisc。マレク・ヤノフスキ指揮ベルリン放送交響楽団、同合唱団ほかによる演奏会形式live録音のSACD盤。Wagner生誕200年である2013年を目標に、主要10作を録音するというプロジェクトの第一弾。

速めのテンポで屈託なく進行する、現代的なWagner演奏。サヴァリッシュやべームならもっとアタックを強めにしてメリハリを付けるところ、さらさらと流れてゆくあたり、Wagnerの毒も薄められてしまったなあという印象も。合唱団の上手さもあって、これはこれでよくまとまった完成度の高いオペラ全曲論音だと思います・・・が、discとしてはそれで満足のいくWagner演奏とは言い難いのも事実。しかしさすがにベテランのヤノフスキとあって、演奏会の記録としては後世に残すだけの価値はありますね。惜しいのはどうにも不安定なゼンタを歌うRichard Merbeth。男声は概ね好調。




2011.08.27 sat



最近出たWagnerの「パルジファル」のDVD。シノポリの指揮も好きじゃないし、ヴォルフガンク・ワーグナーの演出もたいしてすぐれたものとは言えないんですけどね、近頃はWagner作品の上演となると、あまりにケッタイな演出が多いもんですから、安心して観賞できちゃいますなあ。なんだかいまごろになってヴォルフガンクのこと、見直しつつあるんですよ、ええ。

「ケッタイな」演出も、それはそれでお楽しみのご様子ですが・・・(^o^;

そういえば、LDで出ていたハリー・クプファー演出の「パルジファル」、DVDでデマ専科出ませんかね。




2011.08.26 fri



Hoffmannの場合、映画を観ていて「これは」と目を見張ってしまうような印象的なシーンがあると、いっぺんにその映画作品に対する好感度がupしちゃいます。storyを紡ぐばかりでは、それがいくらおもしろいハナシでも、わざわざ映画にした意味がない。昔のひとなら贔屓の俳優・女優を観たい、その名人芸を味わいたいというひともいるかもしれません。もちろんHoffmannだってstoryがどうでもいいとは思わないし、俳優の演技に恐れ入っちゃうこともありますよ、でもね、やっぱり一幅の絵画みたいな場面に参ってしまうことが多いんですよ。まあ、好みの問題なんですけどね。



古い映画だけに、この画面がじつに多くのことを語っている・・・。



これはおそらく皆さんご存知の・・・(笑)それだけ印象強烈ということでしょう。2階の一室からの明かり、後ろ姿のシルエット、その背後の闇と、この画面も静かに、かつ雄弁に、これから起こることを物語っていますよね。



Hoffmannはこの女優さんがだれなのかわからないし、別に知りたいとも思わないんですが、こういったシーンには弱いんですよ。

古書が積みあげてあるからじゃないんですか?(*^o^)σ)~0~)/プニッ♪



邦画からもうひとつ―この監督さんの作品は全篇どこもかしこも「絵」になるんですよね。



十字架―言うまでもなし。



十字架の周りを公転する、燃える車椅子。



子供の遊び―この遊びそのものが制止シーンで成り立っていることにご注目。



自分なりに考えてみると、もしもカメラを構えていたら、思わずシャッターを切ってしまうような場面、Hoffmannはそんなシーンにしびれちゃうみたいです。

Hoffmannさんが女優さんに魅力を感じて「恐れ入っちゃうこともある」とおっしゃいますと・・・たとえばマレーネ・ディートリヒとかロミー・シュナイダーとか・・・いっそグレンダ・ジャクソンとか?

そうねえ・・・これなんかいいねえ(笑)



たしかに、これはいいですね〜(^o^*




2011.08.25 thurs



コルンゴルトのオペラ「死の都」の新しいDVDが届きましたのでね、ジョルジュ・ロデンバックなど読んでおりますよ。ちなみにこの3冊、それぞれ「ローデンバッハ」、「ロオデンバッハ」、「ロデンバック」と表記が異なる(^^;




2011.08.24 wed



先日入手した平山蘆江、ウェッジ文庫から出ているもう1冊、「東京おぼえ帳」を入手。明治の末から大正、昭和の初め頃の東京風俗ドキュメント。解説には「どうも昔の東京をなつかしむ〈ノスタルジックな気分〉からは遠い本だ」とある。たしかに、著者は懐古趣味でこの本を著したものではないんですが、読んでいる側はやっぱりノスタルジーに浸っちゃうよなあ(笑)



そこはかとないノスタルジーを求めるのであれば・・・ってなわけで、続けて岡本綺堂など拾い読み。



「小説には騙されてみろ」と言ったのは石川淳でしたっけね。ドキュメントをすら超えた現実感覚に騙されたければ、ここは山田風太郎の「幻燈辻馬車」かな。いまならちくま文庫版が入手しやすそうですが、お写真は河出文庫版。




2011.08.23 tues




今回車中で読んでいた本―山田風太郎の「青春探偵団」、廣済堂文庫版で山本タカトの表紙。北国の町はずれにある霧ヶ城高校の男子寮・女子寮の探偵小説を愛好する生徒6人で結成した「殺人クラブ」が次々と起こる難事件を解決する連作短篇集。6人の名前が秋山小太郎、穴沢早助、大久保大八、織部京子、伊賀小笹、竹ノ内半子・・・とあって、山田風太郎の読者ならこれらの名前の由来(だれの名前をもじったか)がたちどころにわかるんじゃないかな。

たとえば、織部は甲賀宗家の甲賀織部だね

半子は半蔵・・・でしょうか?(笑)



こちらは新幹線の駅構内の小さな書店で見つけた本―「平山蘆江怪談集」(ウェッジ文庫)。「2009年10月26日 第一刷発行」とある・・・おおおおお、こんな本が出ていたなんて知らなかったぞ。

平山蘆江は1882年(明治15年)生まれ、都新聞の花柳園芸記者を務めた、長唄や清元ほか演芸全般に通じた粋人ジャーナリスト。泉鏡花、喜多村緑郎らと「怪談会」を催していた怪談好き。以下、この文庫本に収録された東雅夫の解説から引くと、「蘆江怪談集」は昭和9年に刊行されて以来一度の再刊されたことのない幻の稀覯書。平山蘆江の怪談を読書人の記憶にとどめさせたのは、紀田順一郎の発掘紹介によるところが大きく、1974年3月には雑誌「幻想と怪奇」(歳月社)第6号「日本作家総特集」に「悪業地蔵」が収録され、同年8月刊行された「現代怪奇小説集」(立風書房)には「火焔つつじ」、1981年の「現代怪談傑作集」(双葉社)には「うら二階」、1982年の「現代怪談集成」(立風書房)には「大島怪談」が再録されている・・・



・・・って、Hofffmannも上記のうち双葉社の「現代怪談傑作集」以外は読んでいましてね、なかでも「火焔つつじ」のまさしく映像的な叙述は印象強烈でしたなあ。

「幻想と怪奇」第6号では「悪業地獄」となっていますが・・・

ああ、ウェッジ文庫の解説に書いてあるけど、初版本が「悪業地獄」となっているからだよ。でもこれは内容からして「・・・地蔵」の誤植だろうということだ

今回ウェッジ文庫版で全篇読んでみたわけですが、やはり「火焔つつじ」が第一席かと思いました。あと、「うら二階」も古典的怪談で好きですね。やはり演芸に通じたひとだからでしょうか、どことなく三遊亭円朝の「言文一致」のような味わいがあります。香り立つような古雅にして洒脱な文体は、ジャーナリストといっても、いまどきのそれのような、「新聞記事」とは次元が異なりますよ。ちなみにウェッジ文庫を出している(株)ウェッジというのはJR倒壊、じゃなくてJR東海のグループの出版社だそうですね。GJ!



こちらはちくま文庫の「鏡花百物語集」。平山蘆江の「怪談」所収。そのほか、無署名の「都新聞」掲載記事も、平山蘆江の手になるものかもしれない。




2011.08.22 mon

ただいまご帰還♪



どうしてこれが「ご帰還」の画像なんですか〜(((;^o^)σ)~0~)/プニッ♪

いや、なんとなく「♪」のカタチを連想したもんで・・・(^_^A;



これも同じ映画から―これだけでなんという映画のシーンかわかるひとはいるかな?





2011.08.18 thurs



しばらく休みますよ。






2011.08.16 tues



このところ、注目しているレーベルのひとつ。仏timpaniのCD、ここに写っているのはシャブリエ、オネゲル、ヴィエルヌ、デュパルクなどの歌曲集そのほか。今後はもうすこしマイナーな作曲家のdiscにも目を向けてみようかなと思っていたら・・・



おっと、こんな復刻盤も出していたんですね。Albert Wolff指揮Orchestre des Concerts Lamoureuxによる1929年から1933年のレコーディングを集めた4枚組CD。アルベール・ヴォルフは1884年生まれのフランスの指揮者、1909年にストラスブールでデビュー、メトロポリタン歌劇場の指揮者を経て、1921年にはオペラ=コミーク首席指揮者となり、ラムルー管弦楽団の首席指揮者を務めたのは1928年から1934年まで。




函が凝った造り。そのままだと中のケースと同じ写真が見えるんですが、右端の白い部分を引っ張ると、右のようになります。こうした遊び心がいかにもフランスらしいですなあ。




2011.08.15 mon



廉価盤レーベルBrilliantから出ているCristina OrtizのGranadosのGoyescasほかのdiscです。ジャケット画はクラシックのdiscではときどき見かけるGoyaですね。もちろん、「ゴイェスカス」ちゅうのは「ゴヤ風の音楽」といった意味。その意味では、この音楽にこの絵を選ぶのは適切とは言い難い。それはともかく、魔女だのサバトだのについては以前お話しましたね。

きょうの晩ごはんはゴーヤチャンプルですよっヾ(^∇^*



こちら最近入手した、NAXOSから出ているオルティズとファイン・アーツ四重奏団によるフォレのピアノ五重奏曲とフランクのピアノ四重奏曲、ピアノ五重奏曲。オルティズによるフランクの五重奏曲はLP時代にも録音がありましたから、これは再録音となりますね。



メディチ弦楽四重奏団との共演でしたね(^^*

これもなかなかいい演奏だけどね、よっぽど人気がないのか、以前中古shopで100円で買ったのよ(^^;




2011.08.14 sun



昨日の写真、ちょっと色相、彩度などいじってみた。いずれも、なかなか不気味でいいですなあ(^^;

並べたら、信号機みたいですね(^o^;




2011.08.13 sat



トリミングしておるが、実売1万円ちょいとのコンパクトデジ亀でこれだけ写ればたいしたもんですな。参考までに、ISO400でF5.6、1/200s、WBはうっかり(笑)室内用カスタム設定のまま。




2011.08.12 fri

最近読んだ本。長時間電車に乗っていることが多かったので、持ち歩いて読んだ文庫本から―。

「孤独の罠」 日影丈吉 講談社文庫
「御用侠」 山田風太郎 小学館文庫
「シャルルマーニュ伝説 中世の騎士ロマンス」 トマス・ブルフィンチ 市場泰男訳 現代教養文庫
「奇談雑史」 宮負定雄 佐藤正英/武田由紀子校訂・注 ちくま学芸文庫
「ユング心理学と仏教 〈心理療法〉コレクションV」 河合隼雄 河合俊雄編 岩波現代文庫




2011.08.11 thurs



これはマルケヴィチが1970年の来日時に(旧)日本フィルハーモニー交響楽団と録音したレコード。ラヴェルの「ラ・ヴァルス」のワルツのリズムをどう処理しているか確認したくて、ひさしぶりに引っ張りだしたんですけどね。



見開きジャケットを開いてみたら、左上にセロハンテープが―。これはY町のいまは亡き中古レコード店「ハ○ター」で購入したものですね。この店ではこうして表側に値札をぶら下げていたんですよ。いやあ、懐かしいなあ。

Y町の「ハ○ター」といえば、ここでカードで買い物をしようとすると、店番の娘がカードを持って奥に引っ込み、すると奥から「これ、大丈夫だろうね?」という不機嫌そうなババアの声が聞こえてくる、そんな店でしたな。いや、何度買い物しても、必ず同じこと言ってンのよ。カウンターじゃ客同士で顔見合わせて苦笑したりしてね。でもね、とにかく値付けがデタラメで、どうでもいいようなありふれた盤が何千円もしているかと思えば、たま〜にとんでもねー珍しい盤が1,000円以下で売っていたりする、「都合のいい」店でしたな。そういや、ここで600円くらいで買ったレコードを、そのまんま「ユニオ○」に持っていって、5,000円で買い取ってもらったこともありました(笑)まあ、中古レコード店に限りませんが、マトモな値付けのできないshopというのは、もうすっかり淘汰されちゃいましたね。そこがつまらなくなったと言えば、言えますね。




2011.08.10 wed



アントニオ・マルゲリーティ監督の「地獄の謝肉祭」Cannibal Apocalypse(1980年・伊)です。イタリア産ホラー映画のなかでも悪名高き問題作・・・のおかげか、一部からカルト的な人気のある映画ですね。先日からの流れで、ゾンビ映画と思われるかもしれませんが、「喰われると自分も喰いたくなる」という伝染性の人肉食嗜好がちょいとゾンビ風なれど、厳密にはゾンビ映画じゃありません。
ベトナム戦争で捕虜とされた米兵二人が、救出される直前に空腹のあまり人肉を喰らって、復員後も人肉を求めて・・・というのはともかく、これが噛まれることによって感染するという設定に関して、医者が「ウィルスかも・・・」と説明するだけというのはねえ・・・(^o^;いや、説明になっとらんし。あとは残酷シーンのための残酷シーンがあるばかり。結末は「夫婦愛」でゴーインにねじ伏せるあたりは失笑もの。よってHoffmannはそんなに出来のいい映画とは思っていません。



この英PAL盤DVD、ケースでは「18禁」、中身のdiscは「15禁」とあり。これは間違いなんでしょうか、それともこの表示で矛盾のない制限内容なんでしょうか。



ちなみにケースの裏庭・・・じゃなくて裏には“Contains strong violence and gore”とあり・・・



参考までに、先日ちょっと取りあげた「ショーン・オブ・ザ・デッド」の英盤は「15禁」で、ケースの裏には“Contains Strong Comic Violence and Language”との表示あり。コメディとはいえ、同じもの喰ってことやってんですけどね。




2011.08.09 tues

・・・と、いうわけでゾンビ映画の傑作です。



ミケーレ・ソアヴィ監督の「デモンズ'95」Dellamorte Dellamore(1994年・伊)です。「デモンズ」シリーズにあやかった邦題で損してるなあ。これぞ俳優や助監督として活動して先達から多くを学び、またアルジェントあたりのもとで演出に干渉されて苦労の末、この作品に至って自らプロデュースすることによって、ついにその個性を開花させた、ソアヴィの最高傑作です。





舞台は北イタリアの小都市。フランチェスコ・デラモルテが墓守を務めている墓地では、埋葬された使者たちが一週間後に「リターナー」として蘇り、生者に襲いかかってくる。フランチェスコは相棒のナギとともに、この「リターナー」の退治に明け暮れる日々を送っているが、彼が恋をした年若い未亡人が死後リターナーとなって、彼に噛みつき・・・というstory。

「リターナー」といっても、人肉を求めてひとを襲い、噛まれた人間は感染して、これを退治するには脳を破壊しなければならないなど、その設定は古典的なゾンビと同様。しかしながらゾンビを扱ってこれまでにない新しい映画となっています。イタリアン・ホラーとしては例外と言っていいくらい、残酷描写の効果に頼るのではなく、美しいとさえ言える墓地の風景をバックに、醸し出される幻想的なatmosphereはじつに見事。幻想的といっても曖昧模糊としたものではなくて、すべてが明晰、sentimentalismに溺れることなく、背後にユーモアさえ漂わせながら退廃的にしてロマンティック。公開当時はnecrophiliaを扱っているということであまり評判が良くなかったらしいんですが(いったいなにを観ているんだ、と言いたいですね)、それなればこそ、まさにエロスとタナトスの交錯する映像が展開されているのです。




これは相棒ナギ。事故死した市長の娘ヴァレンティーナの生首を掘りだして(というか、引っ張り出そうとしたら首がもげちゃったのよ・笑)、一緒に暮らし始めます。この娘さんの生首はとてもカワイイ♪ こんなところで感情移入させられて・・・あああ、ソアヴィの術中にハマってしまっておるなあ・・・これぞ映画鑑賞の醍醐味ですぞ。



生首は二人の仲を裂こうとする市長(父親)に噛みついて・・・。なお、字幕がドイツ語なのは、Hoffmannの持っているのが独盤だからです。



フランチェスコは死神に出会い・・・これは現実なのか幻覚なのか。この死神の造形もすばらしいけれど、こんなシーンが陳腐にならないのがスゴイ。



ソアヴィはこの作品を完成させた後、映画界から遠ざかって、なんでも障害も持つ息子さんお世話に専念しているとか。残念。とにかく、ゾンビ映画としてばかりでなく、もちろんホラー映画という枠をも超えて、傑作。この一作でミケーレ・ソアヴィの名は不滅、末長く記憶にとどめられることでしょう。

ああっ、ベックリンの「死の島」が・・・(・・;




2011.08.08 mon

昨日のお写真をいま一度―。



右に写っているのは「ゾンビ映画大事典」伊藤美和編著(洋泉社)。1932年から2002年までのゾンビ映画のstoryとreview。「ヴードゥー・ゾンビとモダン・ゾンビ」、「アジア初ゾンビ映画紀行」、あるいは5人の映画監督を取りあげたcolumn記事も、必ずしも同意できない内容(コメント)もあるんですが、いろいろ教えられることも多い、おもしろい本です。




2011.08.07 sun



左はGregory A. Wallerの“The living and the Undead”(University of Illinois Press,1986)、副題に“From Stoker's Dracula to Romero's Dawn of the Dead”とあるように、Livingdead、Undeadといっても吸血鬼からゾンビ映画まで扱っており、映画メディアまでカヴァーしている本は出版当時では比較的珍しかったんじゃないかな。

かつては怪奇映画といえば吸血鬼とかフランケンシュタインものの、それも古典ばかりを偏愛していたので、ゾンビ映画などはあまり関心の対象ではなかったんですが、このあたりの本を読んで、その後だんだん観るようになってきたんですよ。

別にこの本に書いてあるわけじゃないんですけどね、前にも言ったけど、なぜゾンビは顔面が崩れているのか、なぜ人肉を喰らうのか、そこには歴史上、人類を常に脅かしてきたある種の恐怖の具現化したものがあらわれており、また絶対視してきたタブーを犯す行為そのものでる、ということだと思うんですよ。


「絶対視してきたタブーを犯す行為」というのは人肉嗜食のことですね。それでは、「歴史上、人類を常に脅かしてきたある種の恐怖の具現化したもの」とは(以下略)




2011.08.06 sat



先行する過去の(偉大な)作品への愛が感じられる映画といえば、ホラー映画系ではパロディ作品ながら、まずメル・ブルックスの「ヤング・フランケンシュタイン」Young frankenstein(1974年・米)が思い出されます。これはジェームズ・ホエールの「フランケンシュタイン」Frankenstein(1931年・米)や「フランケンシュタインの花嫁」Bride of Frankenstein(1935年・米)ばかりでなく、往年のユニヴァーサル映画、さらにはその銀幕を飾った名優たちへのオマージュと言っていい傑作ですね。ただ、個人的にはジーン・ワイルダーが少々バタ臭いのが惜しいところ。



ゾンビ映画のパロディなら「ショーン・オブ・ザ・デッド」Shaun of the Dead(2004年・英)かな。ご存知ジョージ・A・ロメロのゾンビ映画のパロディ。元ネタは第一作の「ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド」Night of the Living Dead(1968年・米)以外は一度観たきりなんですが、これまたゾンビ映画、ジョージ・A・ロメロへのオマージュであり、そこかしこのシーンに、親しみのこめられた愛着が見てとれる、なんとも微笑ましい名品です。Hoffmannの持っているのは英PAL盤ですが、先頃国内盤が(再?)発売されたようですね。しかし、これほどの映画が我が国では未公開だなんて・・・このラストシーンはなかなか愉しませてくれますぜ、ダンナ(笑)

私も「ヤング・フランケンシュタイン」は好きな映画でしたが、こうして2本並べてみると・・・アメリカが「ギャグ」で笑わせれば、イギリスは「ユーモア」で微笑ませるんですね(^^*ちょっとした感動シーンも、アメリカはやや効果をねらったと見えるsentimentalismで、イギリスは醒めた視線でさらりと流し、一瞬後にじわりと効き目がやってきます




2011.08.05 fri

カール・Th・ドライヤーの「吸血鬼」Vampyr(1930〜31年・丁)、F.W.ムルナウの「吸血鬼ノスフェラートゥ 恐怖の交響曲」Nosferatu Eine Symphonie des Grauens(1922年・独)ときたのは、じつは吸血鬼つながりではなくて、間でこのDVDを観たせいなんですよ。



これは「グラインドハウス コンプリートBOX」、DVD6枚組。このセットに収録された「プラネット・テラー」Planet Terror(2007年・米)の一シーンを以前upしたことがあるんですが、お気づきでしたかな?

「グラインドハウス」っちゅうのは、B級映画を2本立てとか3本立てで上映する映画眼のこと。この作品は、かつて全米各地にあった、そんな往年の映画館の上映を現代に甦らせようと、じっさいに2本立てで上映されたイベントムービー。その合間には、そのためだけに作られた、実在しない映画の予告篇も挿まれているんですよ。



ここに収録されたフェイク予告篇から、ロブ・ゾンビ監督による「ナチ親衛隊の狼女」です。いやあ、実在しない映画の「それらしい」予告篇なわけですが、これがまたよく出来てンのよ。「全篇」が観たくなっちゃう(笑)



短い予告篇ながら、出演者も豪華。左は怪優ウド・キア。なんかもう、このひとの演技を観ていると、やっぱりこれ、ちゃんと実在する映画の一部なんじゃないの、なんて思ってしまいそう(笑)

そして「特別出演」としてクレジットされているのが右の画像、フー・マンチュー役のニコラス・ケイジ。これがまたほんの数秒間の出演ながら、じつに楽しそうに演じているんだな(笑)「バンパイア・キッス」Vampire's Kiss(1988年・米)では生きたゴキブリをじっさいに食ったとか、いや、口に含んだだけだとも言われている、これまた底の知れない怪優ですね。なんでもこのひと、かなりマニアックなカルト映画、ホラー映画好きなんだそうで・・・そう、ニコラス・ケイジは昨日の「シャドウ・オブ・ヴァンパイア」Shadow of the Vampire(2000年・仏)の制作者(共同)なんですよ。ああ、だから「シャドウ・オブ・ヴァンパイア」が、「その筋」の映画への愛のある、あたかもオマージュを捧げるかのような映画になっているんですね。ちなみに「シャドウ・オブ・ヴァンパイア」にはウド・キアもご出演しておりました♪




2011.08.04 thurs



言わずと知れた、F.W.ムルナウの「吸血鬼ノスフェラートゥ 恐怖の交響曲」Nosferatu Eine Symphonie des Grauens(1922年・独)のdiscでござい。右は紀伊國屋書店のC.E(Critical Edition)盤。左はKINO VIDEO盤(本編は同じCritical Edition版)。この映画はこれまでにも何度か取りあげて、別ページもあり。

この映画で吸血鬼役を演じているマックス・シュレックは、素顔の写真が残されていないことから謎の俳優とされ、「じつは本物の吸血鬼だったのではないか」なんてまことしやかに冗談を言われていたひとですね。まあ、現在では経歴もわかっているし、最近素顔の写真も見つかったそうなんですけどね。



そんな冗談に目を付けて制作された映画がこちら―「シャドウ・オブ・ヴァンパイア」Shadow of the Vampire(2000年・米)。これはムルナウが「吸血鬼ノスフェラトゥ」の制作に着手し、吸血鬼役に抜擢した俳優マックス・シュレックが、じつは本物の吸血鬼だったというstory。う〜ん、泣かせてくれるなあ、こういった映画を作ること自体に、恐怖映画への愛が感じられるよねえ(^-^*






2011.08.03 wed



カール・Th・ドライヤーの「吸血鬼」Vampyr(1930〜31年・丁)、紀伊國屋書店から出た「ボローニャ復元版」のDVDです。ついに国内盤で出たのは喜ばしい・・・といいたいところなんですが、なんと特典映像は4分ほどの初公開版の削除シーンのみ。あと、いくつかのシーンのギャラリーページが収録されていますが、これは麗々しく「特典」なんて呼べるものじゃありません、じっさい、メニューでも特典映像扱いはされていません。



この英Eurekavideo盤(PAL盤)に収録されている豊富にして有益な特典を見習ってもらいたいもんです。というか、なぜこれを収録できなかったのか。単に日本語字幕を入れる手間を惜しんだんじゃないでしょうか。残念ながら、紀伊国屋盤は「商品」として、このPAL盤の足元にも及ばず。もともと紀伊國屋書店のDVDは価格に割高感もあり、「肝心の本編が観られりゃいいだろ」といった発想では、手抜きと見られても仕方がありませんぞ。よって、上記Eurekavideo盤を持っているひとなら紀伊国屋盤は買わなくてもよろしい。また、いずれもお持ちでないなら、ここはEurekavideo盤を入手した方が幸せになれるということです。




けふ、健康診断に行ってきたんですけどね、メタボのラインは難なくクリアv(^-^)ぶいっ


ここ数ヶ月、ダイエットを心がけてらっしゃいましたからね〜(^o^;でも、ふだんどおりの状態で検診を受けなければ意味がないのではありませんか?

ナーニ、肝心なときに肝心なところをなんとかかんとか切り抜けておけば、あとはどうでもいいのさ・・・いや、本気でそう思っちょるよ、長〜い人生経験から得た、これこそが真理っちゅうもんだ(笑)さあ、今日からうまいものを腹一杯食うぞぉ♪

きょうの晩ご飯はビーフストロガノフ、バターライス添えですよっヾ(^∇^*

文句あっか(^0^*カンラカラカラ・・・
(^o^;笑い声が古いですね〜

※ いや、じっさいHoffmannは、標準よりももう少し体重のあるときの方が健康体なんですよ。ちなみに「ビーフストロガノフ・・・」は嘘です(^o^A;キホン、和食好み♪




2011.08.02 tues



このお写真はカフカ全集とオスカル・パニッツァ全集の手前に飾ってありますが、下の段にこのひとの著書(もちろん翻訳書)が並んでいるんですよ。

これはアンドレ・ピエール・ド・マンディアルグですね(^^*お若い頃の写真ですね

たしか「最後の煙草を喫うマンディアルグ」というタイトルの写真だったから、この後、禁煙したのかな?(笑)




2011.08.01 mon

65歳にして19歳のジャンヌ・ダルクを演じた女優、このお写真を本棚のどこに(どの本が並んでいる前に)飾るかで、悩む(-_-;



シャルリュス男爵・・・のモデルとなったあの男色家と浮気したという逸話もあるくらいだから、その男色家の残した詩集と並べてみようか・・・


ロベール・ド・モンテスキューですよね、でもモンテスキューさん、その情事の後で嘔吐したなんてハナシも伝えられてますからね〜(^_^;

だからこそ皮肉が効いていて、モンテスキュー氏も草葉の陰で苦笑いじゃないか?(笑)それともさらにひねって、プルーストかユイスマンスの本と並べようか?

なんにせよ、このご時世にそんなことで悩まなくても・・・さすが「浮世離れ大王」ですね〜(^o^;