monologue 2011.09

2011.01 2011.02 2011.03 2011.04 2011.05 2011.06 2011.07 2011.08
2010.01 2010.02 2010.03 2010.04 2010.05 2010.06 2010.07 2010.08 2010.09 2010.10 2010.11 2010.12
2009.01 2009.02 2009.03 2009.04 2009.05 2009.06 2009.07 2009.08 2009.09 2009.10 2009.11 2009.12
2008.01
2008.02 2008.03 2008.04 2008.05 2008.06 2008.07 2008.08 2008.09 2008.10 2008.11 2008.12
2007.01 2007.02 2007.03 2007.04 2007.05 2007.06 2007.07 2007.08 2007.09 2007.10 2007.11 2007.12
2006.01〜2006.03 2006.04〜2006.06 2006.07〜2006.09 2006.10〜2006.12
2005.01〜2005.03 2005.04〜2005.06 2005.07〜2005.09 2005.10〜2005.12
2004.12




2011.09.31 Σ( ̄□ ̄;



しかしまあなんですな、本もこんなふうに積みあげてはいけませんなあ、下の方はほとんど死蔵になっちゃいます。




2011.09.30 fri

つ、ついに入手・・・。今宵は祝杯をあげねばならんな( ̄ー ̄*



ゴットフリート・フォン・アイネムの歌劇「老婦人の訪問」(「貴婦人故郷に帰る」、「老婦人故郷に帰る」とも)。フリートリヒ・デュレンマットの戯曲に基づくオペラの、ウィーン国立歌劇場における世界初演のlive録音。歌手はクリスタ・ルートヴィヒ、エーバーハルト・ヴェヒター、ハンス・バイラー、ハンス・ホッターという豪華な布陣、指揮はホルスト・シュタイン。演奏面ではこれ以上考えられないくらいの充実ぶり。アイネムの保守的な音楽は―こんな救いのないstoryのオペラに対して妙な言い方になるが―わりあい親しみやすい。

いま、webで検索してみたんですけど、ぜんぜんヒットしませんね・・・(・・;




2011.09.29 thurs



“The Most Daingerous Game”といえば映画「猟奇島」(1932年・米)。いまでは「ゾディアック」Zodiac(2006年・米)を先に思い浮かべるひとが多いかな。
ゾディアック事件は1968年から1974年の間にサンフランシスコで少なくとも5名の被害者を出した連続殺人事件。犯人はゾディアックと名乗り、警察に電話、新聞社に犯行声明文を送りつけ、ある時は被害者のシャツの切れ端を同封し、手紙の一部は暗号文で、いろいろな意味で世間の注目するところとなったんですが、犯人が逮捕されないまま迷宮入りとなった事件ですね。このゾディアックの暗号文を解読すると、“The Most Daingerous Game”ということばがあったのは有名な話。ま、この事件について知りたい向きは、詳細を解説したサイトはナンボでもあるはずなので、適宜検索してちょんまげ。



というわけで、映画「ゾディアック」Zodiac(2006年・米)です。デヴィッド・フィンチャー監督、原作者ロバート・グレイスミスの、自ら事件を追う過程を描いた、いわばクライム・サスペンスものです。

以前から一度観てみたいとは思っていたんですが、あんまり話題作だったのでちょっと敬遠してたの(笑)・・・で、観てみたら存外おもしろかった。ドキュメンタリー・タッチでテンポ良く、157分間、飽きさせない。俳優陣もやや抑制気味の演技がごく自然で、観ている間、ちょっと感情移入しちゃいましたね。



とくによかったのは左のトースキー刑事役のマーク・ラファロ。あまり極端に感情を表に出すことなく、淡々と演じているように見えて、内面を感じさせる、これは見事。我が国のイマドキの映画に出演する刑事役の俳優・女優はこのひとの爪の垢でも煎じて飲みなさい。あと、事件にのめり込んで職を失い、すさんでゆく記者ロバート・ダウニー・Jrもよかった。

この映画は劇場型犯罪のはしりとも言えるゾディアック事件に取り憑かれたひとたちの群像劇と見えますね。だからといって、ことさらに悲劇とか執念とかを強調していないんですね。Hoffmannさんのおっしゃように、抑えめの演技でドキュメンタリー調に描いたことがよかったんじゃないでしょうか。殺人現場のシーンも、冒頭のそれを除いて、あとは目撃者がいたわけですから、「見てきたような嘘」といった印象はなくて、storyのなかに自然にとけこんでいるんですね




2011.09.28 wed

「悪夢探偵」っちゅう映画を観ましたよ。監督は塚本晋也、主演は松田龍平、いずれもHoffmannの知らんひと。



自ら刃物で切り裂いた、自殺としか見えない死体、その携帯電話には死の直前「0」と表示される何者かと通話した痕跡がある。警察は他人の悪夢に入り込むことができる特殊能力を持った「悪夢探偵」に協力を依頼するが・・・というstory。

・・・と、どうもHoffmann好みの設定なので、ちょっと不安もありつつ観たんですが、心配していたような、超能力を持つ青年の活躍を描いたといった愚作ではなくて安心しましたよ(笑)なにしろこの主人公はいきなり自殺しようとするし、口癖は「嫌だ嫌だ」、とにかく厭世的でやる気のなさそうなところは、さすがに現代的なアンチ・ヒーローです。storyは後半尻すぼまりでダレちゃうんですが、なかなか楽しめました。ただ、この主人公、あんまり小声でぼそぼそしゃべってばかりなもんですから、つい音量を大きくしがち、そこに大きな効果音が入るのでびっくりする・・・これは狙っているのかな。どちらかというと、自宅で観るより映画館で観る方がよさそうですね。



どうでもいいことなんですが、この右のオジサン、警察のひとなんですけど、風貌がどことなく江戸川乱歩に似ていますね。これはどうも意識的にそうしたんじゃないのかなあ(笑)



問題はヒロインの・・・ええと、名前忘れた(覚える必要もない・笑)なんとかいう女優さん。演技がへったくそ、学芸会以下。それは大目に見るとしても、ちょっと長いセリフになると噛みまくり、ほんの短いひと言でさえ、ときには声がひっくり返って、Hoffmannははじめのうち、このひとがしゃべるたんびにこちらもひっくり返って爆笑していましたよ。どーしてこんなの出演させたんだか・・・問題外のそと。

とはいえ、storyとアイデアは存外おもしろかったので、続けて観たのが「悪夢探偵2」。こちらには上記の女優さんのナントカ警部が登場しないので、この点で期待して観ましたよ。



主人公のもとに雪絵という女子高生が訪ねてきて、ひどく怖がり屋のクラスメートを友人たちとともに脅かしたところ、そのクラスメートが不登校となり、夜ごと夢のなかに現れるようになった、という。やがて友人のひとりが授業中に死亡する。主人公は雪絵の悪夢のなかに入り込んで・・・というstory。



話はバカな女子高生のイタズラとその後の奇怪な展開からはじまるんですが、やがて主人公影沼京一の亡き母の記憶、その記憶の闇・空洞に焦点が合わせられてゆく、これは前作とくらべてはるかに上出来の作品です(スマン、「傑作」とまでは言わない)。亡き母が世の中のすべてを恐れていたのは・・・って、これはネタバレしない方がいいなあ。キョーミのあるひとは、こちらだけでも観てごらん。前作の続篇的な要素はほとんどないから、順番に観なくても大丈夫。



本筋とはあまり関係ないんですが、交通事故死した子供たちの遠足の行軍、このimageは印象強烈です。



もうひとつ、これは前作でもそうだったんですが、悪夢のなかというのが水(中)のimageで描かれるんですよ。そしてこの作品では悪夢が亡き母の記憶をたどるきっかけと手がかりでもあり、はからずも羊水のimageに重なる。これは意図的なものなのかどうかわからないんですが、この映画ではコップの水、子供の小便など、やたら水気が多いところを見ると・・・意図的にそうしたのであればさすがと言いたいところですね。

逆に不満を述べると、他人の悪夢を単なる「異世界」として描いてしまっているところ。ために、このstoryがちょっと底の浅い幻想譚になってしまったような気がします。つまり、単なる異世界では、異次元とか、どこかの惑星とか、そんなSFと同じレベルで奥行きがないんですよ。悪夢のなかというのなら、そこには他人であれ、自分であれ、悪夢を見ている当事者の無意識とか潜在意識的なものが多少介入してきてもよかったんじゃないかと思えるんですね。




2011.09.27 tues

`

“Universal Studios Monsters - A Lagacy of Horror”という本。Universe publishing刊。図版多数。入手したばかりで未だ全部は目を通していないが、とりあえずこのひとのお写真をupしておこう。

この方は・・・ドワイト・フライですね



それじゃあ、これはだれだかわかる?(^^*

(おまけ)

適当に開いたページをいくつか―。










2011.09.26 mon



今月のはじめにコルンゴルトのdiscを取りあげて、以来この作曲家がマイブーム。これはヴァイオリン・ソナタとピアノ五重奏曲、弦楽四重奏曲のdisc。




2011.09.25 sun




最近リリースされたフォレの室内楽作品集のdiscがお安かったので購入。函だけ見て、なんだか歴史的録音を集めたセットかと思っちゃいましたが、現代フランスの演奏家たちによる録音です。

未だ全部は聴いていないんですが、ルノー・カプソンのヴァイオリン・ソナタなど結構身振りが大きく、いかにもフランス近代の音楽でございますよといった淡彩ではないのが好ましい。それでいてスケールの大きさとか内面的な燃焼に至らないのは、これを限界と呼ぶべきなのか、それとも節度と言うべきなのか・・・。



こちらは数年前に入手していた、歴史的録音、とまでは言わないが、往年の名演奏家たちによる作品集。室内楽曲ばかりではなく、ティッサン=ヴァランタンによるピアノ作品、R.P.エミール・マルタンの「レクイエム」、パンゼラの歌曲なども含む。それぞれの演奏はいいんですが、寄せ集めなので、セットとしてはちょっと「ごった煮」感もあり。



こちらはかつて東芝から出た、6枚バラのフォレ作品集。これぞ歴史的録音。アンゲルブレシュトの「レクイエム」とかマルグリット・ロンのピアノはさほど珍しくもありませんが、ドゥニーズ・ソリアーノのヴァオリン・ソナタ第1番(ピアノはマグダ・タリアフェロ)は貴重ですぞ。




2011.09.24 sat



マイケル・ティルソン・トーマスの指揮によるマーラーの交響曲全集セット、出たと思ったらすぐに店頭からも通販サイトからもなくなってしまって、どうしたことかと思ったら、1枚めが不良プレスだったんですと。この1枚目だけ作り直して添付して、再び店頭に並んでいたので入手。とりあえずひととおり聴いたんですけどね、音質は良好、都会的な洗練された演奏ながら、第4番など意外なほどの感情移入ぶりが垣間見られて、未だ全貌をとらえきれず。




2011.09.23 fri

ブラック・マンバのオハナシですよ・・・って、audioに詳しいひとなら、○YAIDEの電源ケーブルのことかと思われるかもしれませんが、いや、これは正しく毒蛇ブラック・マンバのことですよ。

伏せ字になってませんよ〜(^o^;



ブラック・マンバはアフリカに生息、コブラ科に属する毒蛇。時速20kmという移動速度は蛇としては驚異的な速さ。咬まれたら一巻の終わり、だいたい1時間以内に死亡するという毒性の強さと気性の荒さで恐れられています。名前に“ブラック”とありますが、これは口のなかが黒いため。体表は灰色か褐色です。



・・・と、こちらの映画は「恐るべき訪問者」Venom(1981年・英)です。ロンドンの大富豪の息子フィリップを誘拐する計画を立てていたメイドと運転手、糸を引くのは国際テロリストジャック・ミュラー。ところが計画当日、フィリップが受けとるはずだった無害なアフリカヘビが、手違いからブラックマンバと入れ替えられており、メイドはこの毒蛇に咬まれて悶死。運転手は様子を見に来た警官を射殺してしまい、ミュラーとともにフィリップとその祖父ヘンリーを人質に、ブラック・マンバの徘徊する屋敷に立てこもることに―。

右の映像はブラック・マンバの視点ということでしょうか(・・;



キャストはミュラーにクラウス・キンスキー、運転手デイヴにオリヴァー・リード、メイドのルイーズにスーザン・ジョージとなかなかに個性的な面々。このアクの強い連中に襲いかかろうってンだから、ブラック・マンバもいい度胸してます。



その他、フィリップの祖父ヘンリーにスターリング・ヘイドン、毒物学研究所のストウ博士にサラ・マイルズ、屋敷を包囲した警察の指揮官にニコル・ウィリアムソンとこれまた豪華な布陣です。



これはオリヴァー・リード扮するデイヴがブラック・マンバに襲われるシーン。これ、蛇の苦手なひとだったら、ちょいと生理的にキますでしょうな。



とりたてて傑作と言うほどの作品でもありませんが、良質なサスペンスといったところでしょうか。Hoffmannはこの映画、クラウス・キンスキーとオリヴァー・リード、ニコル・ウィリアムソンの演技合戦と観ましたけどね。

いや、ときにはそういう観方もいいもんでね、おかげで一回観た後、キャプチャするためにもう一回、全篇通して観ちゃったけれど、ぜんぜん飽きなかったよ(^^*

この3人の俳優さんたち、むしろ抑えめの演技が効果的ですね。クラウス・キンスキーの場合は最後にブラック・マンバに襲われるシーンのためにここまで抑制してきて、爆発させる・・・と。オリヴァー・リード、ニコル・ウィリアムソンもさすがの貫禄です




2011.09.22 thurs

「マクベス」といえば・・・ヴェルディのオペラか、それともポランスキーの映画でしょうか?

そりゃシェーさんの戯曲だろ。あ、シェーさんてのはシェイクスピアのことな(* ̄ー ̄)♭

わざわざ注釈入れるくらいならはじめからシェイクスピアと言えばいいじゃないですか〜(;^o^)σ)~0~)/プニッ♪



左はヴェルディの歌劇「マクベス」、これはカール・ベーム指揮ウィーン国立歌劇場による1970年4月18日のlive録音ですね

LPなら自宅にあるムーティ若き日の録音が好きだけど、イタリア・オペラのCDはあまり持っていないんだよね。でも、このdiscはいいよ、歌手はシェリル・ミルンズ、カール・リッダーブッシュ、クリスタ・ルートヴィヒと豪華だし、ベームの指揮もいい。ちょっと極論かもしれないけれど、イタリアの指揮者によるイタリア・オペラって、どうも歌手主体というか、管弦楽が歌に奉仕する伴奏になってしまう傾向があると思うんだよね。誤解を恐れず言えば、歌手の勝手なレガート、恣意的なフェルマータを許さない・・・といった手綱の引き締めが劇場付きの指揮者とは異なる、際立った特徴かな

え〜(^o^;それではごひいきのムーティさんとかジュリーニさんはいかがですか?

ムーティとかジュリーニなんて例外中の例外だよ。もちろん、往年の名指揮者トゥリオ・セラフィンも単なる伴奏以上の音楽を感じさせるけど・・・セラフィンの場合は歌に奉仕するんじゃなくて、ドラマに奉仕しているんだな

これはまた新説ですね(^^;珍説?

ドイツ系の指揮者によるイタリア・オペラがおもしろいとは、かなり以前にも言ったことがあったよね。ORFEO D'ORからは、同じ1970年のウィーン国立歌劇場live録音で、ホルスト・シュタイン指揮の「ドン・カルロ」が出ていて、これもすばらしい

中央のDVDはパルマ歌劇場の2006年の公演、レオ・ヌッチのマクベス、シルヴィ・ヴァレルのマクベス夫人、指揮はブルーノ・バルトレッティ、演出がリリアーナ・カヴァーニですね。この映像は何度かキャプチャ画面をupしたことがありましたね

当時64歳のレオ・ヌッチが見事だね。マクベス夫人はちょっと型にはまった感じ。オーケストラは弱くて、お目当てのリリアーナ・カヴァーニの演出も手堅い印象だ。このひとはスカラ座の「トラヴィアータ」もそうだったけれど、オペラの演出になると、意外とまともなんだよね(笑)

それでは右端のロマン・ポランスキー監督による「マクベス」Macbeth(1971年・米)は・・・?

ちょっと長くなったし、またの機会ににとりあげよう

「宿題」がどんどん増えますね〜(^o^;




2011.09.21 wed



坂内正の「カフカの『アメリカ(失踪者)』」(創樹社)を拾い読み。カフカの小説を読んだから・・・ではなくて、ダニエル・ユイレ、ジャン=マリー・ストローブの映画「階級関係―カフカ『アメリカ』より」Klassenverhaeltnisse(1986年・独・仏)を観たから。



オットー・ランクの「分身 ドッペルゲンガー」(人文書院)も。右はKarl Millerの“Doubles”、文学史上にあらわれたドッペルゲンガーの研究書。こんな本を引っ張りだしたのにも、やっぱり導きがありましてね・・・



「プラーグの大学生」Der Student von Prag、1913年のパウル・ヴェーゲナー主演版と1926年のコンラート・ファイト主演版。ヴェーゲナーの方は何度かキャプチャ画面をupしたことがありましたね。いつかきちんと取りあげたいと思っているんですが・・・。




2011.09.20 tues



ここ数日の間に読んでいた本―。

「鏡のテオーリア」 多田智満子 大和書房
「古寺の甍」 多田智満子 河出書房新社
「シャボテン幻想」 龍膽寺雄 北宋社

多田智満子は、もちろん詩集も結構珍しいものまで入手しておりますが、ここ数年来はエッセイをときどき読み返しています。すてきな日本語はいいですね。そうそう、ひさしぶりにこのひとの翻訳によるユルスナールを読もうかな。龍膽寺雄の本は、先日たまたまテキーラなんぞ飲んだので(笑)なお、お写真の「鏡のテオーリア」は1977年の初版、1985年に三編追加された新装版が出ており、これも手許にありますが、読むときはつい初版の方を手にとってしまいます(^^*




2011.09.19 mon



こちらサミュエル・リチャードソンの「パミラ」とロレンス・スターンの「紳士トリストラム・シャンディの生涯と意見」、筑摩世界文学大系版。精読したのはもうかれこれ××年前の学生の時分ですけどね。

monologue 2011.09.12 monで取りあげた「批評理論入門」を読んでいて、やはり西欧文学を読むのには、前提として欠かせない小説であることをあらためて思い知らされました。学生のときに教授から「これくらいは読んでおきなさい」と言われて、このアドバイスに素直に従ったんですよ。「パミラ」や「トリストラム・シャンディ」自体が愛読書となったわけではないんですが、読んでおいてホントにヨカッタ。




2011.09.17 sat



Wagnerの「トリスタンとイゾルデ」二重唱の画像なんですけどね、こうして並べて見ると、なんだかアクビがうつったところみたいですなあ(笑)





2011.09.16 fri

朝はえらい宿酔い・・・(-_-〃 
θヾ(・∇・;))))乗り物酔いのおくすりならありましたけど・・・

やっぱり蒸留酒にくらべて醸造酒っちゅうもんは・・・

「ワインの悲劇」ですねっ(^o^*




2011.09.15 thurs



本日はほどよく冷たいやつを・・・

今日はワインですね(^^*

冷やしすぎてもいかんし、冷蔵庫だと飲む前にボトルごと入れておく、その加減が難しい(^o^;




2011.09.14 wed

まだまだ暑い日が続くようですね。このところ清涼感を求めて、もっぱらハイボールばかり飲んでおったんですが、たまには・・・



「大地の歌」ということは・・・紹興酒ですか?(^^*




2011.09.13 tues



ちょっとタマタマ立ち寄ってみただけなんだがね。これはまた最低限の秩序というものさえ判然としない、混沌とした地獄のようだね

こ、これはダンテ先生! いや、ここはニッポンという国でして、その・・・ここ何年かいろいろと天災、人災と重なりまして・・・

さまざまなインヘルノがゴチャゴチャと入り混じった、ずいぶんとすっとんきょうな世界じゃないか。ほれ、そこにこの世界の来訪者名簿がある

いつの間にこんなものが・・・ははあ、マルティヌス四世がお見えになってますね、さすがに達筆でいらっしゃる

先日会ったとき、21世紀の飽食ぶりなんぞ、とうてい手前の及ぶところではないなどと申しておったぞ。ダイエートなどと言って、ますます食わんでもいいものを詰め込んでいるなぞ、まさしく謎であるとな

ダイエットのことですね。昔は節食なんてのが主流だったんですが、みなさん、楽して痩せたいみたいなんですよね。それはそうと、こちらには、異端審問官ドランクルの名前がありますね

はるか未来においても異端審問が行われておるわいと思うたら、ありゃなんでも“ぷれい”ちゅうもんらしいと、首をひねっておったわ

SMプレイのことかな? 双方了解のうえであれば、そのくらいは罪ともならんでしょう。大目に見てやってくださいよ。おや、“理髪師カルウセル”って、これは架空の人物じゃないですか?

そやつもいつのころからか、地獄におるのだよ。なんとも不思議な現象だが、どうやら作者の化身としてあらわれたものらしい


ああ、こちらの世界にはビアズレーといっしょにおいでになったようですね。でも、地獄に堕ちるようなひとだったかなあ・・・ああ、花ちゃん、お客様にお茶を入れてさしあげて♪

殺人犯ならその少し前に大物がやってきておるだろう

うわ、“ジャック・ザ・リッパー”とありますね。本名ではなくて通称で記載されているところがミソですなあ

なかなかわかってきたじゃないか(笑)しかし、あの切り裂き魔もおまえたちの時代をちょいと覗いただけで、吐き気がするとこぼしておったな。あ奴はいわゆる“快楽殺人”の草分けなんだが、自分は開き直った分だけまだしも潔いと・・・この時代の殺人は個人的な快楽ですらなく、私憤・公憤ともに自己正当化されておるし、権力者の大量殺人などにはヒトゴロシをしているという自覚さえない、じつに鼻持ちならないイヤラシサがあると呆れておったぞ

お待たせしました、お茶が入りましたよっ 旦(^∇^*)))どうぞごゆっくり♪

ダンテ先生、まあお茶でも・・・お口に合うかどうかわかりませんが、ニッポンの緑茶というものです

ああ、すまんね・・・しかし君、この緑茶っちゅうもんは、あまり飲み過ぎると神経に障るんじゃないのかね・・・たしか、ヘッセリウスとかいう男から聞いたんだが・・・




2011.09.12 mon



「批評理論入門」とはチト大風呂敷?とか思ったが、メアリ・シェリーの「フランケンシュタイン」を俎上にのせて、文学批評の「方法論を論じる」、その入門篇ととらえればコンパクトな良書。ただしHoffmannはいかなる技法も技法として意識するのことには反対です。誤解を恐れず言えば、アナタが「ありのまま」読んだ、そのときのその小説のとらえ方に、後から批評理論があてはめられる、といった順番であれば幸いなんですけどね。


えー、もう少し説明をお願いします

この新書本には「批評理論篇」の前にまず「小説技法篇」が配されているんだけどね、これを馬○正直に受けとって、小説を読むのに、はじめっからその「技法」を解読するような読み方をするのはどうかと思うんだよね。「フランケンシュタイン」だろうがカフカの小説だろうが、まずはありのまま読んでみた方がいい。それから自分なりの読み方(批評)が生じて、いったい自分はその小説のどこに惹かれたのか、魅せられた理由はなんなのか・・・と自問してみる、するとそこに自分なりの批評理論らしきものが見えてくる・・・というのがHoffmann流だ(笑)

・・・ということは、Hoffmannさんが常々おっしゃているように、「再読」は必須ですね(^^*

それはそれとして、フェミニズム理論っちゅーもんは、文学に適用しても、音楽にあてはめてみても、なんともはや、視野が狭いねえ・・・これこそ「理論の奴隷」だよ

Hoffmannさんの場合は「ありのまま」理論ですからね〜(^o^*




2011.09.11 sun

怪奇小説・恐怖小説好きのHoffmannですから、まあいろいろと手許にはあるんですけどね―。



いかにも怪奇小説でございますといった表紙ですね。



このあたりも・・・



これなんか、ちょっと変わっていますね。もちろん表題作は中国関係、これは中国移民の話。



ここまでの流れのなかでは異質? メジャーな作家ですが、表紙デザインがその作風に似つかわしいかと言うと・・・?



なんかもう、表紙見ただけで読みたくなくなっちゃいそうです(^o^;いや、内容は悪くないんですけどね。




2011.09.10 sat



モニタの横ちょにセットしてあって、いつもDVDなど観る際に鳴らしているスピーカーなんですが、ちょっと必要があって一時的にスタンドごと移動させることに・・・で、出稼ぎ先でのメインシステムにつないでみたら、日頃の非力なアンプとは大違い、低能率で鳴らしやすいスピーカーではありませんのでね、やっぱりアンプがそれなりに充実すると違いますな。



とりあえず映画を観るのにこちらのスピーカーをつないで・・・これはこれでそう悪いものではありません。非力なアンプでも音が前に出てくる。ただし音量大きめに設定する必要があるのと、さすがに空間表現は望めないんですね。




2011.09.09 fri



マーラーの交響曲全集のdiscを新たにひと組入手したので、アルニムとブレンターノの「少年の魔法の角笛」なんぞ引っ張り出して拾い読み。

Hoffmannさん、パンが焼けましたよっヾ(・∇・*Hoffmannさん、Hoffmannさんってば・・・




2011.09.07 wed



コルンゴルトの交響曲。ルドルフ・ケンペとミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団のコンビによる、おそらく最良の録音がこれ。



コルンゴルトじゃないんですが、ケンペの指揮ということで、上記のdiscとついセットで取り出してしまうのがこちら―プフィッツナーのヴァイオリン協奏曲、オーケストラはベルリン・RIAS交響楽団でヴァイオリン独奏はゲルハルト・タシュナー。フルトヴェングラー時代にベルリン・フィルのコンサート・マスターを務めていたひとですね。1955年4月17日のlive録音。

コルンゴルト、プフィッツナーのいずれにも言えることなんですが、このあたりの作品となるとHoffmannとしては、あまり切れ味抜群といった現代的な演奏よりも、後期ロマン派の残照が感じ取れるくらいの演奏が好きです。といっても、ケンペという指揮者はフレージングで粘ったりしないので、これがちょうど程良いんですなあ。その意味では、若き日に新即物主義の洗礼を受けたカール・ベームなどが指揮した録音があれば、これまたなかなか期待できたんじゃないかと思うんですね。




2011.09.06 tues



さらにコルンゴルトの管弦楽作品からヴァイオリン協奏曲、弦楽四重奏曲などを・・・未だ「死の都」新盤DVDに至らず。チト、遠回りが過ぎるなあ(笑)それにしても、ヴァイオリン協奏曲はすっかり有名曲になっちゃいましたね。LPでは以前upしたウルフ・ヘルシャー盤が好きです。

ヴァイオリン協奏曲というと、戦後ハリウッドの映画音楽界からコンサートホール音楽に戻ろうとして、時すでに遅し・・・なんて言われていたために、正当な評価が遅れてしまったみたいですね

魅力的な作品だよね。ちなみに「コンサートホール音楽」というところを「正統派音楽に戻ろうとして」、なんて言うと誤解を招くよね。別に映画音楽が低級だというわけじゃない。前にも言ったかもしれないけれど、コルンゴルトは映画音楽みたいな作品を作曲したわけではないし、映画音楽の影響を受けたわけでもない

当時のハリウッドがコルンゴルトのような作曲家の作品を取り入れたんですね




2011.09.05 mon

オペラ「死の都」といえば、Hoffmannは同作品のdiscがラインスドルフのLPしかなかったころから聴いておりましてね。個人的には結構馴染みの作品なんですよ。



ところが、「死の都」の新しいDVDは未だ観ていません(^^;とりあえず、コルンゴルトの別なオペラのCDを次々と聴いておりますよ。

プッチーニに絶賛されたという歌劇「ヴィオランタ」のLPはmonologue 2008.09.12 friに取りあげてらっしゃいましたね


ここにupしたCDは「ポリクラテスの指環」、「カトリーン」、「ヘリアーネの奇蹟」。どれもいいんですが、とりわけナチスに「頽廃音楽」の烙印を押されて上演禁止とされた「ヘリアーネの奇蹟」が傑作。映像で観たい。




2011.09.04 sun



monologue 2011.08.25 thursにとりあげたとおり、コルンゴルトのオペラ「死の都」の新しいDVDが届けばジョルジュ・ロデンバックなど読み、さらにこうして、同じオペラでも既に入手していた別公演DVDも取り出して「参照」するわけです。読書も、オペラ観賞も、こうした回り道が愉しいんですよ。



それでは私はラヴェルの「夜のガスパール」を聴きますよ♪ discはHoffmannさんごひいきのGeorge Pludermacherの演奏です(^^*繙く本は、言うまでもありませんね

純粋で表情豊かな音を奏でる楽器に辿り着くまで、私の唇がどれほど沢山の楽器を試みたか、光と影のゆるやかな黎明をキャンバスに咲かせるために、私がどれほど沢山の絵筆を使いつぶしたかを・・・( ̄- ̄*

どびゅっしーさんの音楽とハクサイの絵もいいぞって、Hoffmannさんがおっしゃってますよっヾ(^∇^* (^o^;花ちゃん、それは北斎・・・




2011.09.03 sat



ランベルト・バーヴァ監督の「デモンズ」Demoni(1985年・伊)ですよ。閉鎖された映画館でスクリーンから飛び出してきた化け物たちが人々を襲う、襲われ傷つけられた人間はデモンズとなってしまう、この発端、ideaとしてはとてもいいと思うんですけどね、うまくすればメタ映画みたいな、観ている側をそれとは気付かせぬまま、震えあがらせるような映画になったかもしれないのに、いさぎよくというか、思いついた後はなにも考えなかったというか・・・(^o^;単純なstoryがロック・ミュージックに載せて描かれていく、それだけのホラー映画です。いや、特殊メイクに(だけ)はカネがかかってますなあ。しかしながら、simpleなstoryもここまで徹底すると、entertainmentとしてはそこそこ及第点の出来になっちゃう(笑)つまり、どうしようもない失敗作にはならないということ。もっとも映画館とスクリーンをそっくりマンションとTV画面に変更しただけの「デモンズ2」を発表して、ランベルトはすっかり「不肖の息子」呼ばわりされることとなりました(チョン)。



じつはこの映画、先日取りあげた「デモンズ'95」Dellamorte Dellamore(1994年・伊)の監督さん、ミケーレ・ソアヴィがご出演。そう、このひとのキャリアは映画監督であるばかりでなく、俳優でもあるんですよ。



そしてもうひとり、ご注目いただきたいのがこちら・・・きれいなアンヨのショットでご登場♪(メ-_-)σ)~0~)/プニッ♪



これは切符モギリ嬢(もぎらない、受けとるだけだから案内嬢かな)。誰だかわかります?



これはランベルトの父、マリオ・バーヴァの作品から―左は「血みどろの入り江」A Bay of Blood(1970年・伊)、右は「処刑男爵」Baron Blood(1972年・伊・西独)。そう、イタリアン・ホラー映画ではお馴染みの子役、ニコレッタ・エルミです。



左はポール・モリセイの「悪魔のはらわた」Fresh for Frankenstein(1973年・伊・仏)、右は、なんでもニコレッタ・エルミ本人が自分のキャリアの中で最上の演技を出来たと言う、ダリオ・アルジェントの「サスペリアPart2/紅い深淵」Profondo Rosso(1975年・伊)からのキャプチャ画像です。



再び「デモンズ」から―あの不気味な女の子も1985年の「デモンズ」に至って、すっかりオトナになっちゃいました。でも、どことなく面影があるね♪



不気味って・・・(^o^;こちらの「処刑男爵」での(たぶん)8歳の笑顔はとっても可愛らしいと思いますよ

ちなみに「デモンズ」での役はなんとも謎めいた案内嬢なんですが、別に悪魔の手先とかいうわけではなくて、みんなと一緒に逃げまどったあげく、最後は化け物になっちゃいます。

(おまけ)


これは「デモンズ」で傷つけられた若者が、「もうすぐおれもバケモノになっちまう、いまのうちに殺してくれ」と友人に頼んでいるところなんですが、向こうの壁に貼ってあるポスター、なんの映画か、わかります?(笑)




2011.09.02 fri



右は牧神社の雑誌、「牧神」第3号(1975年8月刊)。これに収録されている佐藤春夫の短篇「化物屋敷」が大好きでしてね。先日「平山蘆江怪談集」を読んだ流れで、ひさしぶりに引っ張りだして読んでいました。



我が国の“化物屋敷”ものって、このLytton卿(Bulwer Lytton)の“The Hauntedo and the Haunters”の影響下に、あるいは誘発されて、書かれているような気がします。岡本綺堂の訳(「貸屋」)が収録された改造社版「世界大衆文学全集」のうちの一冊が刊行されたのが昭和4年のことですね。



ところで、怪談といえばこの右の本、なかなかの良書です。そういえば、以前仕事で遠野の近くまで行った際、たまたま行き会った農家の小母さんと話していたところ、「『遠野物語』といっても、花巻の話も入ってるんですよね」なんて言われて、う〜んとうなっちゃいました。さすが地元!




これは上記「牧神」第3号とともに引っ張り出した「牧神」第1号(1975年1月刊)。ななななんと、このすっかり痛んだオンボロ雑誌には、平井呈一と生田耕作の対談、「対談・恐怖小説夜話」が収録されているんですよ。ああ、もう奇蹟の顔合わせだよなあ・・・( ̄_ ̄*




2011.09.01 thurs



前にも言ったかもしンないけどさ、DVDの通販サイトの検索、アクチョンとかブラロマンスとか法螺とかいった、なんとも曖昧なジャンルよりも、「サイレント映画」という項目を立ててくれませんかねえ。ジャンルなんてどこへでも仕分け可能な映画があって、たいして意味がない、というより、無理矢理どこかのジャンルに押し込んでしまうことで、かえって目に付かなくなってしまうケースもあるじゃないですか。だからジャンルはタグで管理すればいいと思うんですよ。それにくらべたら「サイレント」なんてじつに黒白はっきりしていて(モノクロだけに・笑)、これで検索できないのはおかしいとさえ思えます。あと、製作年(公開年でもいい)で、「1940年代」とか「1950年代」・・・てな按配に10年区切りくらいで検索できると便利ですなんですけどね。