monologue 2012.08

2012.01 2012.02 2012.03 2012.04 2012.05 2012.06 2012.07
2011.01 2011.02 2011.03 2011.04 2011.05 2011.06 2011.07 2011.08 2011.09 2011.10 2011.11 2011.12
2010.01 2010.02 2010.03 2010.04 2010.05 2010.06 2010.07 2010.08 2010.09 2010.10 2010.11 2010.12
2009.01 2009.02 2009.03 2009.04 2009.05 2009.06 2009.07 2009.08 2009.09 2009.10 2009.11 2009.12
2008.01
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2007.01 2007.02 2007.03 2007.04 2007.05 2007.06 2007.07 2007.08 2007.09 2007.10 2007.11 2007.12
2006.01〜2006.03 2006.04〜2006.06 2006.07〜2006.09 2006.10〜2006.12
2005.01〜2005.03 2005.04〜2005.06 2005.07〜2005.09 2005.10〜2005.12
2004.12




2012.08.31 fri



幻想文学でも怪奇小説でもいいけどサ、文庫本(翻訳)で読めるのは、やっぱり英米ものばっかりだもんね。ドイツ(語圏)の作品を読もうとすると、高くつきます(^^;

ムカシは洋書を扱っている大型書店で、各国の(といってもHoffmannの場合英、米、独)の“Books in Print”を時間かけて調べたもんです。その点、いまはインターネットのおかげで洋書を検索するのも購入するのも簡単になりましたけどね、そうなったらなったで、根気がなくなってきて、さらに資金も不足気味。インターネットのせいで洋書店だってもはや商売にならない。いやねえ・・・洋書店のなかには、馴染みになると、代金は「いつでもいいですよ」なんて言ってくれるところもありましてね、若いころにゃあ、数○万円の「ツケ」が増えもせず減りもせず、なんて数年間をすごしたこともあったもんです。ムカシはあれはあれで良き時代でしたのう、ゲホゲホゲホ・・・
旦(^∇^*)))おじいちゃん、おくすりの時間ですよっ




2012.08.30 thurs



フリードリヒ・デュレンマットの短篇集が光文社古典文庫から出ていたので入手して読んだんですが、暗喩が主張しすぎているというか、ちょっと風刺がクサいところがいまひとつ。Hoffmannはデュレンマットなら、左の白水社版「ドイツ幻想小説傑作集」に収録されている、初期短篇「犬」あたりが好きですね。



我が家にあったデュレンマットの作品集。右に“Der Hund”収録。このひとのドイツ語はちょっと読みづらい。もう何冊か持っていたはずなんですが、いま本棚に見あたらない。



ゴットフリート・フォン・アイネムのオペラ「老貴婦人の帰還」。1971年ウィーン国立歌劇場における世界初演のlive録音盤です。原作がデュレンマットによる同名の戯曲。

storyは、衰退著しい小都市ギュレンが舞台。ここにクレールという老貴婦人がふたりの盲人を連れてやって来る。ギュレンの人々は市長をはじめ、この億万長者の婦人からの資金援助に期待している。クレールは若い頃ギュレンで商人ジルと深い関係にあった。ところがジルの子どもを妊娠した際、ジルはふたりの男を買収して偽証させ、そのためにクレールはギュレンにいられなくなり、娼婦に身を落としたが、その後運が向いていまは億万長者になっている。クレールは市長からの申し出に、10倍の資金援助を約束するが、そのためにはだれかがジルを殺して正義が行われなければならない、と言う。クレールが連れているふたりの盲人は、かつてジルに買収された証人たちで、去勢されたうえ目を潰されたのだった。町の人々はだれもがジルを見捨てはしないと言うが、やがて老婦人の援助をあてに、ツケでものを買い求め、次第に贅沢になってゆく・・・。

救いのない結末にいたるまでの緊迫感が見事。音楽は意外と親しみやすいもの。ホルスト・シュタインの指揮にクリスタ・ルートヴィヒ、エバーハルト・ヴェヒター、ハンス・ホッター、ハインツ・ツェドニクと超の字をつけたい豪華なキャスト。CDですが、これこそ「レコード」(記録)と呼びたい貴重なdiscです。

あ、フリードリヒ・デュレンマットはドイツじゃなくてスイスの作家ですかンね。




2012.08.29 wed

知ったようなカオしてフロイト理論を振りかざすのも嫌味なものですが(Hoffmannのことな)、近頃のフロイト批判を読んでアタマから否定しちゃうのも、これはかえって批判精神に欠けているのではないかと思います。

ちょっと前にも言いましたが、フロイトの書いたもの及びフロイトそのひとから、19世紀から20世紀にかけてのヨーロッパの精神的な潮流が読み取れる。また、フロイトの著書は「文学的に」おもしろい。フロイトは(ユングのそうだけど)、科学者としてでなく、文学的な思想家として人間を「解釈」していたひとなんじゃないかと、Hoffmannは思っています。







2012.08.28 tues

2012.08.13 monにコリン・ウィルソンの「迷宮の神」(サンリオ文庫)のお写真が出てきたのは、もちろんこの本を読み返していたため。この小説のなかで登場人物のひとりがこんなことを言っています。

「・・・わたしには生まれついての大きな強みがひとつあった―わたしはつねに自分が寵児だと思っていた。これは重要な事だ―楽観主義、前向きの気力というものは。・・・」

これ、ほかならぬコリン・ウィルソンの姿勢そのものですよね。Hoffmannは若いころに古書店を回って、コリン・ウィルソンの著書(翻訳)はほぼすべて入手して読んでいたんですが、あるとき思うところあって、すべて処分しちゃったんですよ。その後しばらくたってから、文庫本で出ているものいくつかを再度入手して読んでいるんですよ。処分してしまったことをさほど惜しいとも思っていないんですけどね、でも若き日に、「人生は生きるに値するか」なんて問いに対しては、とりあえず「生きるに値する」と仮定しちゃって、それから先のことを考える―つまり生きるに値する人生とはどんな人生かと模索する―ことにしたのは、コリン・ウィルソンの影響だったのかもしれませんね。



これはひさしぶりに入手したコリン・ウィルソンの単行本。




2012.08.27 mon

友人来訪。


「もう帰るの? まだいいじゃない、ご飯食べていきなよ」




2012.08.26 sun

よく、猫を飼っているひとが、猫にエサをやると、いつも半分残して出かけてゆき、帰ってきてから残りを食べる、なんて言ってますな。これは猫という生き物は1日の6〜8回食事をするのがその生態に適しているからなんだそうであります。つまり、「3度の食事」なんてのはニンゲンの都合であって、猫にしてみれば3回しか用意されなければその1回を分割して食わねばならない、というわけです。



Hoffmannの場合は、一日3回食う習慣であります、フツーです。

Hoffmannは混んだ電車が大嫌いっちゅうか、これは身体的な障害故にぎゅう詰めの電車なんてものには乗ることがかなわないためなんですが、だから空いた電車に乗るためには早起きせにゃならんのです。これも身体上の問題なんですが、寝坊して5分で家を出る、なんてことは絶対に不可能なので、6時に家を出るためには、4時くらいには起床しなければならない。余裕を持ちたければ3時起きでもいい。3時に起きれば朝食は3時半から4時の間くらいです。それで正午の昼飯までもつかというと、これは習慣だから平気。

晩飯はてえと、夕方の6時半までには食いたいんですね。そして9時に近くなると身体がアルコールを求めはじめる。ツマミは一切必要ない。そうすっと、9時半か遅くとも10時までには寝ちゃいます。睡眠時間は6時間、それで自然に目が覚めちゃうので、3時か4時には起床・・・目覚まし時計は不要です。

なにが困るかってえと、仕事上の懇親会など―早い話が飲み会です。6時前後にはじまって、まあ食事に関してはなにか食ってりゃいいんですが、このとき身体はアルコールを求めていないんです。でも多少でも飲まなきゃならない。そして9時になると、眠くなっちゃうんですな。二次会三次会とか、その帰りの電車の時間を考えると、もう絶対に翌朝は起きらンない。いや、起きるけどもう遅い。だって午前0時に寝たら起きるのは6時ですよ。いつもなら電車に乗る時間です。じっさいには8時に電車に乗ったって間に合うんですが、そんな時間に乗るくらいなら、もう遅刻するか休むか死体・・・じゃねえや、したい。

えー、以上が先日、Hoffmannが仕事を休んだ理由であります。


「寝過ごしちゃった!」




2012.08.25 sat


調剤薬局にて、薬剤師とHoffmannの会話。

薬 夕食を召しあがってから、30分以内にお飲みください
H はいはい、晩飯を食って30分ですね
薬 ・・・夕食を召しあがってから、30分以内です
H わかりました! 晩飯食ってから30分以内ですね
薬 ・・・はい、晩飯を食ってから30分以内にお願いします




2012.08.24 fri



ケーブル何本か調達。先日、新たにBDレコーダーと画像安定機を導入したため、アナログ音声ケーブルは手許に余っていたものを使っていたんですけどね、あんまりお高くない、でもそこらへんのデンキ屋で売っているような安っぽいものではないケーブルを探して入手したのがお写真の3本(組)。

とりあえずCDプレーヤーとアンプの間で使ってtest。そしたら3本が3本とも、お値段が信じられないような好結果で、とりわけ気に入った中央の1本はいまもそのまま。右のBeldenも音楽を聴いてたいへんよろしかったんですが、これは映画にも合いそうだなと思って、BDレコーダーとDVDプレーヤーをつなぐケーブルはこれに決定。



音声がBeldenならばと、S端子ケーブルと同軸映像ケーブルもBeldenのものを注文して入手。S端子ケーブルはDVDプレーヤーから画像安定機と、さらに画像安定機からBDレコーダーへと、2本必要。同軸ケーブルは、BDプレーヤーにS端子出力がないため、これで画像安定機に接続する。我が家の画像安定機は同軸入力でもS端子出力できるので、レコーダーへの送り出しはS端子ケーブル1本あればいい。

これまで使っていたS端子ケーブルと同軸映像ケーブルは、どうせダビングに使うんだから、信号が伝わりゃいいんだと、それこそ「そこらへんのデンキ屋」で買ってきたものだったんですよ。それがこのBeldenに替えたら、違うもんですなー。




昨日取りあげたピーター・ジャクソンの「キング・コング」、エクステンデッド・エディションと劇場版を、BDプレーヤーの出力ケーブルを替えてダビングしてみました。

BDプレーヤーから画像安定機まで、従来の同軸ケーブルで出力して、BDレコーダーに記録した後DVD-Rに焼き、PCでキャプチャしたのが左。右はBDプレーヤーからBeldenの同軸ケーブルで出力。このサイズだし、動画のキャプチャなので、ブレもあるかもしれませんが・・・。





このあたり大きめ画像で・・・上が従来品、下がBelden・・・やっぱりこんなキャプチャ画像じゃわかんないね。わからないうえにゴリラの画像じゃ石が飛んできそうなので、ナオミ・ワッツの大きめ画像を並べておきますよ。





DVD-Rを再生して動いている画面だと、そんなに乳房に観なくても、かなりの違いがあるとわかるんですけどね。

そそそそ、それを言うなら「つぶさに観なくても」ですよ〜ヾ(^o^;)ノシ  
(((*^∇^)σ)~0~)/プニッ♪




2012.8.23 thurs



ピーター・ジャクソン監督の「キング・コング」King Kong(2005年・新・米)です。

ピーター・ジャクソンといえば、「ロード・オブ・ザ・リング」でブレイクした監督ですが、Hoffmannは観ておりません。むしろ「ブレインデッド」Braindead(1992年・新)の監督として思い起こすひとも少なくないんじゃなかな。
もちろんこの作品は「キング・コング」King Kong(1933年・米)のリメイク。この機会にそちらのページをupしておきます。

3時間を超える長尺は、この監督らしく、ひとつひとつのシーンが長い、というよりクドいため。それでもその1933年版を観て映画監督を志したというだけあって、さすがにオリジナルへの愛着を感じさせるリメイクなっており、好感が持てます。

storyは概ね1933年版をなぞってはいるものの、かなりわかりやすくなっています。つまり、ナオミ・ワッツ演じるアンとコングの交流が前面に押し出されている。じつはね、これはBlu-ray盤をレンタルで観ましてね、レビューを検索したら「ラブストーリー」なんて言ってるひとがいたから、どーせ度し難い甘々のsentimentalismに堕しているんだろうと思っていたんですよ。でも、その一歩手前で踏みとどまっているあたりの匙加減は見事。これなら買ってもいいな。




ただね、こんなにわかりやすく手を加えているのに、ラストの「美女が野獣を死なせたんだ」というデナム氏の台詞が「意味わからん」というひとが多いのはちょっと驚きです。これは、Hoffmannは1933年版観ちゃってるからなんでもないけれど、「キング・コング」という映画をはじめて観るひとには不可解なのかなあ。つまりこのリメイク映画、観るひとに対して、あらかじめ予備知識というか、共通の了解事項を求めてしまっており、それに依存しているところがあるのかもしれません。そう考えると、アンがリンゴを盗もうとしてからこのラストに至るまでのstory展開は、自然にこの台詞を導いてはおらず、いかにもこの台詞は取って付けたように聞こえるのかな・・・? やっぱりラブストーリーの側面をわかりやすくしすぎるなど、いろいろエピソードが付け加えられたりしたことに加えて、アクションシーンなどが長すぎるあまりに、このキング・コング・レジェンド(いま思いついたことばだ)の大枠・本質に対するピントがボケちゃったのかもね。

この物語を描くにあたっての、監督さんの作品に対する角度が、Hoffmannさんのおっしゃる「本質」とはちょっとズレたところに向かってしまっているんじゃないでしょうか? その意味では、オリジナルに忠実なところが、かえって浮いてしまったのかもしれませんね

終盤はアンが危険な目に遭いながらキング・コングを追いかけてるし、そんなシーンをさんざん観せられて「美女が野獣を死なせた」なんて言われても、「?」となるのは仕方がないのかもね




2012.08.22 wed



ひところよりもかなり数は減りましたが、いまだに来ますな、バイアグラの広告mail。

10年とちょっと前の職場に、バイアグラをいつも持ち歩いているというオジサンがいましたけどね、飲んでる席で何度か見せてくれて、そのたんびにだんだん薄汚れてきていましてね(笑)、イザっちゅうときに使うつもりだったんでしょうなあ。

そういやあ、ムカーシ、いよいよ「できる」のも終わりの頃になると赤い玉が出てきて、それに20、19、18・・・と、残り回数が刻印されていたら、「発射」するのも用心深くなるだろなあ、いや、あんまり大事にしていて夢○しちゃったら一大事だゾ、なんて話題で盛りあがったことがあります(笑)


「く、百済ない・・・


いずれにせよHoffmannにゃあ、バイグラなんぞ必要ありません。だって、立てたってしょうがないもの・・・(^o^A;




2012.08.121tues

TVはまったく観ないHoffmannですから、じっさい、我が家にTVはありません。それなのに、国営放送の集金がやってきて言うことににゃあ「TVをご覧になっていると聞いたので」ですと。ここは社宅でね、ウチの職場の連中は、みんなHoffmannがTVを観ない、持っていない、TVなんぞ観ると莫迦になると信じていることを知っているんですよ。カマかけたつもりかもしれんが、誰彼かまわずそんなこと言ってるから、逆効果。

H あなたは家に帰ったら、TVなんか観てるの?
集 もちろん観てますけど・・・
H 即刻捨てなさい。TVなんか観てるから、そんなゆすりたかりみたいなイヤシイ職業にしか就けないんですよ



「く、くだらない・・・」




2012.08.20 mon

昨日取りあげた「まあだだよ」のなかで、百關謳カがジョニー・ウォーカーの本物のビンで、薬局でもらってきたとかいう、薬用アルコールにお茶だのなんだのを混ぜたものを弟子たちと飲んでご機嫌、といったシーンがありました。

数日前の食い物の話に通じるんですけどね、これこそ人生の達人じゃないでしょうか。イギリスの作家アーサー・マッケンも、あるひとによれば、マッケンがワインの栓を抜いているときのその笑顔を見ていると、安物のカリフォルニアワインでさえも、最高級のブルゴーニュと思われた、ということです。

なんかね、世のなかの「食通」ってえのは「食通ぶっている」としか見えないんですよ。語っているそのひとよりも食い物それ自体が主役であるようなハナシは、ただ嫌味なだけです。そういうのは、それこそ「どこそこの何々」に頼った話で、語りに芸がないから、つまらない。薄っぺらで中身のないニンゲン。




2012.08.19 sun



もうひとつ、ノスタルジー横溢する映画です。

黒澤明監督の「まあだだよ」(1993年)ですね。内田百とそのお弟子さんたちの交流を描いた作品ですね・・・って、それだけで2時間超えで、でも観ているとあっという間に終わってしまいます(^^*

百關謳カ役の松村達雄も、弟子のひとりの所ジョージもいいけど、井川比佐志がさすがの名脇役、絶妙の存在感でstoryを支えているよね

描かれているエピソードは内田百閧フ作品から―たとえば冒頭の「教室で煙草」は「百鬼園先生言行録」、「泥棒入口」の件は「泥坊三昧」から。しかしエッセイの表題・本文では「泥坊」なのに、映画のなかでの張り紙は「泥棒入口」となっているのはツメが甘いと言うべきか、あえてそうしたものか・・・。




これも胸がきやきやしてくる映画ですよね〜(^o^*

古いページなどあまり見ているひともおらんと思うので、ここで追記しておくと、Hoffmannが「郷愁を誘われるような」映画として最初に言及したのは「第三の男」The Third Man(1949年・英)で(ここ)、このへんでも「ノスタルジー」なんて言っております(最初から読むならこちらから)。

ここでもおっしゃってますよ〜(^^*ウフフフ・・・

優美お姉ちゃん、ごきげんですねっヾ(^∇^*




2012.08.18 sat



どうもHoffmannは映画を観ていて、これがいい、となると毎日のように繰り返し観てしまう傾向があります。これはフェリーニの「8 1/2」Otto e Mezzo(1963年・伊)。「アマルコルド」とともに、フェリーニの頂点。

・・・って、この画像、monologue 2012.05.15 tuesで取りあげていましたね。そのときも「アマルコルド」の名前をあげている。フェリーニも、ノスタルジーの監督さんだよなあ。


胸がきやきやしてきますよね(^^*

・・・というわけで、ほとんどコメントも付いていないんですが、「フェリーニのアマルコルド」AMARCORD(1974伊・仏)のページ、upしちゃいます。




2012.08.17 fri

本の場合、amazonもいいけど、紀伊国YA書店BookWeb、○善&ジュン9堂という選択肢もあり。ためしに先日の夜、「在庫あり」の文庫本を5冊づつ発注してみました。いずれも翌日発送、翌々日には到着。これは当然といえば当然ながら、好印象。在庫ありの場合「24時間以内発送」とうたっていながら、たいがい48時間近く「発送準備中」のまま放置するHMΛあたりは爪の垢でも煎じて飲みなさい。



文庫本5冊、紀伊国YA書店BookWebは厚紙を当ててビニールにくるんだうえでプチプチ付きの袋入り。雨が降っても濡れる心配もなし。領収書も入っていて、本もきれいでした。配送業者はヤ○ト。発送時には件名「発送のご案内」のmailが来ます。さらに、通販でも手続きしておけばポイントカードのポイントがたまります。配送料は1,500円以上で無料。



○善&ジュン9堂は函入り、というか折りたたんだ段ボール。これはしっかりしていて安心感がありますが、ビニールにはくるまれていないので、雨が降ったらちょっと心配。ブックカバーは発注時に希望すればかけて送ってくれます。ここは店舗でもそうですが、カバーのかけ方がていねいですね。ただし領収書も注文時に希望しないと、省略されてしまうので注意。配送はユービン局。配送料はクレジットカードなら1,500円以上で無料、提携カードなら1,500円未満でも無料になるそうです。ちょっと気になるのは、発送時のmailが件名「ご注文状況のご案内」というのはどうか、一瞬、在庫切れで取り寄せになったのかと早とちりしてしまいそう。紀伊国YA書店BookWebのように、「発送のご案内」とした方が一目瞭然じゃないでしょうか。ポイントサービスとかはない。

それぞれのwebサイトは、○善&ジュン9堂の方が使い勝手がいいかな。目当ての本について、全国の店舗の前日在庫が確認できるのはたいへん便利です。このあたり、なんとなくリアル店舗の店員さんの印象に似て、紀伊国YA書店は昔ながらの本屋さん、○善&ジュン9堂はもっと先進的ながら、どことなくファーストフードかコンビニふうで、対応はマニュアルどおりといった趣があります。

まあ、店員に関してはひとそれぞれですけどね。○善&ジュン9堂ではまっぷたつに破れかけた千円札をおつりに渡されたことがあって、ずいぶん無神経だなと呆れたこともあり、だからって文句を言っても嫌な顔ひとつしないで対応するところがマニュアルどおり。紀伊国YA書店だと、なにか訊ねて、対応がモタついてるからってこちらが苛立つと、店員も露骨にムッとしてきます。
というわけで、一長一短。そうそう、紀伊国YA書店に対しては、DVDの売り場を設けるなら、せめて自社で出しているタイトルくらいは可能な限り揃えておきなさいと言いたいですね。

Hoffmannの場合、店員さんの対応に関してあらゆる点で最高と思えるのは、東京駅8重洲口の8重洲ブックセンターであるという確信は長らく変わりがありません。どちらかというと、男女とも若い店員さんの方が好ましい。




2012.08.16 thurs

作家が食い物のエッセイを書くようになったらもうトシだなんて言いますが、Hoffmannは作家ではないものの、もう老人(みたいなもの)です( ̄- ̄)キッパリ 
(^o^;なにも威張らなくても・・・

じっさい、どこそこのなんとか屋の何々を食ったとかいうハナシをするということは、それがよほど特別なことだと思っているからですね。それがまた、何気なくさらりと書いてあるのは、滑稽な嫌味です。以前TVで、世界の終わりになにを食べたいかと問われた若い娘の芸能人が、赤坂の○○屋の××とかこたえていましたが、こいつ、すくなくとも自分で料理なんかしませんね。きっとその○○屋にとっても、さぞかし迷惑な客なんじゃないでしょうか。

森岩雄というひとが、天ぷらはどこの店でなければいけない、鰻はどこそこに限る、鮨はあそこは駄目、中華料理は・・・とやっていたら、これを聞いていた徳川夢声が「お前さんには、ほんとうにウマいものがわからない」と言うので、「あんたのいうほんとうにウマいものとは、どこのなんという食い物だ」と聞いた、徳川夢声はそれではいついつうちに来いといって、当日出したのが冷や奴に茄子の味噌汁、漬け物に飯だったとか・・・これをへそまがりだと思いますか? Hoffmannは、ウマいものとは「どこのなんという食い物だ」などと聞いている時点で、この森という男に、食い物について語る資格なんぞありゃしないと思うんですけどね。

むかーし、ルバング島から帰ってきた小野田少尉は、記者会見で、いまなにを食べたいかと訊かれて、とくにありませんが食べ慣れたものを食べたいと思います・・・てな返事をしておりました。これぞ食の達人?



これは最近読んだ本。「ナチスのキッチン 『食べることの環境史』」藤原辰史(水声社)。台所はほかの生き物を食べなければ生きられないというヒトが、切ったり刻んだり火をとおしたりする「外部器官」である、ナチスは家事や台所の合理化を推進して、台所家事マニュアルやレシピによって家庭を経営管理する事務所としてしまい、ヒトを機械化して、ヒトが空間を支配するのではなく、空間がヒトを支配する構図になる・・・といった内容(ちょっとまとめすぎだけど)。作って、食べて、片づける、その時間を惜しんで合理化に邁進する社会ってのは、これはナチス以来、現代に至るまで続いているわけですね。変格ナチス研究書として取りあげようかと思ったんですが、クローズアップされているのはナチスの時代でも、これはもっと広く、台所の社会史ですね。





2012.08.15 wed

日がさしているのに雨が降りました。



きょうのお昼はきつねうどんですよっヾ(^∇^*



王子にお住まいのお友達からぼた餅が届きましたよ〜(^o^*おやつにしましょう♪

きょうの晩ごはんはおいなりさんと玉子焼きですよっヾ(^∇^*




2012.08.14 tues

鶏肉だったらモモ肉を茹でて、醤油にごま油数滴、ゆで汁で薄めて刻んだニンニクと青ネギたっぷり、これにつけて食うのが好きです。唐揚げは外で食うとたいがいモモ肉ですが、これにレモンのカケラが付いてくるのはどうも違和感がありますね。レモン汁をかけるなら、胸肉を使った唐揚げの方が合います。



ちなみに雄鳥は、古代ヨーロッパでは鳴き声で夜明けを告げる、夜の悪霊を追い払うという意味で、太陽を象徴する鳥とされていましたが、一方で、とくに黒い雄鳥は魔力を持つ鳥であり、冥界の支配者に捧げられる生け贄でもありました。でも、ポジティヴな面の方が圧倒的だったようで、護符の宝飾品にも描かれることが多く、信仰の夜明けを告げたキリストの象徴でさえあるんですね。中国でも赤茶色の羽の雄鳥は火災除け、白い羽なら悪霊退散。インドの伝説にも「雄鳥王」なんてのが出てきます。

雌鳥はどうかというと、これは母性のシンボルで、しかし「愚か者」のimageが支配的なのは、これはやはり男尊女卑の歴史故でしょうか。ここでいう「愚か者」というのは、些細なことで大騒ぎする、パニックに陥る、混乱するという意味なんですね。Wagnerの「パルジファル」の第一幕の終わりのところで、グルネマンツがパルジファルに「今後この聖地で白鳥に手を出すな、まったくガチョウのように愚かなやつだ、雌のガチョウでも追いかけてろ」と言いますが、これは「愚かなおまえに似合いの愚かな女でも探してろ」という意味。だから「嫁でも探せ」といった訳もあるようです。ドイツ語の辞書にもGans(がちょう)について、「ばかな人(特に女)」という記載があります。字幕がおかしいとか言う前に辞書くらい引きましょう。

ちなみに足にできる「ウオノメ」をドイツ語では「鶏の目」Huehneraugeと言い、これを受けて我が国でも医療機関では「鶏眼」と呼んでいますが、これはもともとのドイツ語が「鶏」Huhnとは無関係で、「角質の目」Huernenes Augeという語が訛ったものだということです。ニワトリもいい迷惑ですな。





2012.08.13 mon



山田風太郎のエッセイに、溶けるチーズを牛肉で巻いて焼いたものを、すったニンニクと醤油で食う、これを「チーズの肉トロ」と称して、好んでいるという話がありました。Hoffmannもムカシから似たようなものを作って食っています。ただしHoffmannの場合は豚肉。チーズを巻いてから焼いて醤油とニンニクでもよし、衣をつけてカツにしても美味い。カツにしたときは、半分はトンカツソースで、もう半分はオタ○クのお好みソースで食うと、ふたとおりの味を楽しめます。

お写真の左はコリン・ウィルソンの「迷宮の神」大瀧啓裕訳のサンリオ文庫版、表紙デザインはミノタウロスですね




2012.08.12 sun



蕎麦っちゅうもんは、女性同伴なんぞで食いに行くよりも、男ふたりで食う方がふさわしいというか、より旨くなりそうな食い物ですね。まあ、蕎麦に限らんが、女の化粧品の生臭い匂いは、たいがいの食い物の味を完膚無きまでに損ないますけどね。だって、食い物の味っちゅうもんには、匂い・香りがかなりの割合で影響しているじゃないですか。たとえば鼻つまんで食ったら味なんかわからんでしょ。

いつも思うんですけど、女ってのはなにを食うにも、口紅といっしょに(混ぜて)食っていて、それで添加物だのなんだのと気にするのは不思議です。




2012.08.11 sat



ラヴクラフトの(正確にはオーガスト・ダーレスの)クトゥルー神話の系譜に連なる、後裔の作家たちによる作品群を集めたアンソロジーは、ときどき翻訳されて、書店の棚に並んでいますね。まあ、読んでみたところで10中8、9は愚にも付かぬ駄作なんですけどね、それでもたまーにいいのがあるもんですから、つい手にとっちゃう(やはり変格もののなかに、時に妙味あり)。

左は扶桑社ミステリー文庫の新刊、「クトゥルフ神話への招待」。H・P・ラヴクラフトの「クトゥルフの呼び声」とJ・W・キャンベルJrの「遊星からの物体X」のほか、ラムジー・キャンベルの未訳短篇5篇を収録。翻訳は「遊星からの物体X」が増田まもる、その他は尾之上浩司。尾之上浩司は先日読んだリチャード・マシスンの「闇の王国」の翻訳者、マシスンがよかったので、これも購入。買ってきたばかりで未だ読んでいない。「クトゥルフの呼び声」は複数の翻訳が既に出ており、これは訳文を吟味する愉しみもあります。

ラムジー・キャンベルは翻訳で1、2冊読んだ記憶があるものの、いま本棚に見あたらない。右のpaper backが洋書を積みあげた山のなかから出てきたけれど、これはかなーり以前にupした記憶あり。格調低い(笑)、いわゆるモダンホラー。さて、この文庫に収められた5編はどうかな・・・。




2012.08.10 fri



左は昨日のサンダー・L・ギルマン、鈴木淑美訳「フロイト・人種・ジェンダー」(青土社)からの関連でひっぱり出した中島義道「差別感情の哲学」(講談社)。中央と右はさらにそこから関心を広げて、ジャンカール・ヴェダンタム、渡会圭子訳「隠れた脳 好み、道徳、市場、集団を操る無意識の科学」(インターシフト)、カール・サバー、越智啓ほか訳「子どものころの思い出は本物か 記憶に裏切られるとき」(化学同人)。

これらの本に書かれているような現実が社会に蔓延しているため、世のなかに言論の自由はない。あるのは良識の名を借りた偽善ばかり。

それにしても、偽善って、どうしていつも上から目線でやって来るんだろう?(笑)

なんで「(笑)」なんですか〜(^o^;




2012.08.09 thurs



左から織田尚生「王権の心理学 ユング心理学と日本神話」(第三文明社)、上山安敏「フロイトとユング 精神分析運動とヨーロッパ知識社会」(岩波書店)、サンダー・L・ギルマン、鈴木淑美訳「フロイト・人種・ジェンダー」(青土社)。以前upした本かもしれないが、こういうものは何度でも、また思いついたら、ところどころ拾い読みも含めて、再読するヨロシ。

心理学とか精神分析学とか、じつのところあんまり興味ないんですよね。それではなんで読むのかというと、おもしろいから。映画なんか観ていて、フロイト的象徴(と見ることができるもの)なんか出てくると、これがまた愉しめる・・・より愉しく観ることができるって言うかな。まあそれは二次的な愉しみ。重要なのは、フロイトもユングも、その時代、その周辺を読むのがさらにおもしろいということなんですよ。社会史、風俗史、その背後にある精神的潮流ってのは、こういった本にわかりやすく書かれているんです。その意味では、とりわけフロイト研究なんて、ヨーロッパ社会史の側面に関する、ほかに得難い貴重な資料なんですよ。

先日のお話じゃないですけれど、ナチスについても、無視できないという以上の参考文献ですよね




2012.08.08 wed

山田風太郎のエッセイを読んでいたら、このひとは1965年に海外旅行に行った際、このツアーのスケジュールにバイロイト音楽祭が組み込まれていて、「さまよえるオランダ人」の公演に接しているんですね。でも「タンホイザー」は切符がツアーの人数分足りなくて、率先して辞退、「パルジファル」に至っては午後4時から11時までという公演時間(もちろん休憩時間を含む)に「ヘキエキせざるを得」ず、宿の奥さんにチケットをプレゼントしちゃっています。

1965年てことは「さまよえるオランダ人」はスイートナーの指揮、「タンホイザー」と「パルジファル」はクリュイタンスの指揮ですね。もちろんすべてヴィーラント・ワーグナー演出、合唱指揮はヴィルヘルム・ピッツの時代。ちなみにこの年の「ニーベルングの指環」はベームの指揮。

1965年のBayreuth公演って、いまだにひとつもCDになっていないんですよね。もしも録音が残っているのなら、クリュイタンスの2作は出して欲しいんですけどね。そしたら、「山田風太郎が聴かなかった」という意味で貴重な記録と・・・いうわけでもないが(^o^A;






2012.08.07 tues



めずらしくジャック・ロンドンなんか読んだりして・・・。

いまはなき現代教養文庫ですね

「ズンドコの人びと」・・・(・∇・?



おっと、これもありましたな。ジャック・ロンドンって、ほとんど動物小説でしか知られていないんですが、オカルト風味から近未来もの、SF小説など、じつはいろいろな顔を持っているひとなんですよね




2012.08.06 mon

「他人の顔」と併せて「砂の女」「燃えつきた地図」もupしてみました。

なお、Criterion Collectionのセットは 「他人の顔」「砂の女」、「おとし穴」と特典盤の4枚組で、「燃えつきた地図」は収録されておりませんのでご注意を。





2012.08.05 sun



勅使河原宏監督の「他人の顔」(1966年)です。

もともとHoffmannはこの映画を「勅使河原宏の世界 DVD Collection」という6枚組のセットで観ていたんですが、2、3ヶ月前にCriterion盤を入手してから、またまた何度も繰り返し観ているところ―。安部公房原作・脚本の、我が国が世界に誇るべき傑作のひとつ。Criterion、さすがにお目が高いぞっ。

そういや、映画のページは未だぜんぜんupしていないなあ。あまり読みたがるひともオランダ漏斗・・・ってスゲー変換だな(^o^;読みたがるひともおらんだろうと思って、そのままになっているんですが、ここらで試しに「他人の顔」のページだけupしてみようかな(ポチッ)。

Hoffmannはここで精神科医役を演じている平幹二朗が結構好きでしてね、さらに仲代達矢が主演している・・・これは同時に入手したCriterion盤、黒澤明の「用心棒」、「椿三十郎」の敵役を演じていて、あらためてさすがの名優と感服しまして、それでこの「他人の顔」でも、いままで以上に仲代達矢に目を奪われちゃっているんですよ。



さらにこの映画は、Hoffmannにしてはめずらしく、女優さんたちに魅力を感じる作品なんです。これは主人公の妻役の京マチ子。



看護婦役の岸田今日子、管理人の娘役の市原悦子・・・。



銀座のミュンヘンで武満徹によるテーマ音楽、ドイツ風のシャンソンを歌っているのは・・・って、こりゃあちらのページで以前言ってたこととなーんにも変わっとらんですなあ(^o^A;

♪Wo bist du〜wo bist du〜ヽ( ̄0 ̄)/〜♪




2012.08.04 sat



こちら常用のuniversalプレーヤー。DVDはリージョンフリーでPAL盤も再生可能、Blu-rayにSACDにも対応。さほど高級品じゃありませんけどね、やっぱり、エントリークラスのBlu-rayプレーヤーやBlu-rayレコーダーとくらべると音がいいのよ。使いはじめのころはCD再生はやっぱり専用機の方が・・・って感じていたんですが、CDもだんだんよくなってきた。決して高級機の音じゃないんですけどね。ヨーロッパのキカイっちゅうのは、さほど高級品じゃなくっても、スピーカーの間に音場を展開するのは得意なんですよね。逆に言うと、「音が前に出てこなきゃ嫌」とか「音を浴びたい」というひとには向かない。Hoffmannのような後方展開型が好きなひとにはいいでしょう。

映画では、多少音がこちらに飛んできて欲しいという場合もありませんか?

音楽CDならケーブルとかアンプ、スピーカーで多少は調整がきくけど、でもそれは録音次第。映画の場合は、どうせ多重録音なわけで、音場とか音像とか、そういった聴こえ方とはまったく無縁な世界だよ。個人的には、映画でのアフレコの台詞なんて、そこらへんにポンと出てくるようにしか聴こえないと思うんだけどね

オペラの良質な録音とは、聴こえ方がまったく違うということですね

だから映画での俳優・女優の台詞には実在感を求めて、真空管アンプを使うとおもしろいんだよね

スピーカーはいっそ1ユニットのフルレンジとか・・・(^^*




2012.08.03 fri

Blu-rayレコーダーでの録画ですけどね、録画モードは何種類もあるので、ちょっと3通りばかり試してみましたよ。アナログ端子での外部入力ですから、ハイヴィジョン画質を追求しても無意味だろうと、標準画質のXP、SP、LPモードです。


XP


SP


LP

testに使ったのはBlu-ray盤、小澤征爾指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団によるチャイコフスキー交響曲第6番の第3楽章です。いったんHDDに録画して、これをDVDに焼いたもの。これをPCでキャプチャしてリサイズしたのが上の画像。これでなにがわかるのかというと・・・
なんにもわかりません(^_^*アタリマエダ

(/_ _)/ドテ

ま、上のキャプチャ画像ではなくて、常用のuniversalプレーヤーで再生してみれば、やっぱり1対1比較だから違いはわかります。画質に関しては、XPとSP、SPとLPの比較ならHoffmannはほとんど無視してもいいなという程度。でもXPとLPをくらべれば、はっきりと細部の描写に差があります。とはいえ、VHS時代の等倍速と3倍速ほどの違いはありませんね。

じつは映画でもこれをやってみて、使ったのはエミール・クストリッツァ監督の「アンダーグラウンド」Underground(1995年仏・独・洪)のDVD、英PAL盤だったんですが、このくらいの画質なら、録画モードに関してはあまり神経質になることもないかなと感じました。これまで使っていたDVDレコーダーでは、もっぱらLPモードで録画していたんですが、今後はSPモードが常用になりそうですわい。





2012.08.02 thurs

(昨日の続き)

映画とか音楽もののDVDダビングですけどね、画質にあまり期待しちゃいけません。マクロフリー機を使うにしろ、画像安定機を使うにしろ、基本的に映像はアナログ、すなわち同軸ケーブル(一般に黄色のコネクタが使われるやつだよ)かS端子ケーブルで接続することになります。つまりこの方法だとハイヴィジョン画質では録画できない。

それとね、これは逆に言うとレコーダー側に同軸またはS端子の外部入力がないといかんということなのよ。それなのに、最近のレコーダーからはアナログの外部入力が省略されるようになってきたみたいで、それで「あるうちに」と思って、Blu-rayレコーダーを入手したわけ。さっそくつないで使ってみましたけどね、さすがに5年も前のDVDレコーダーとくらべると、外部からアナログでHDDに録画した映像でも、その差はあ吉良か・・・ってなんだよこの変換は、明らかの間違いです。

そこでさらに画像安定機も導入してみました。これがあればDVDも別の機種から入力できるし、Blu-rayもSD画質にはなるもののHDDに録画できますからね。まあ、Hoffmannが求めているのはコピーガード(信号)の除去だけなんですけど、画面がズレるとか画面下が切れるなんてレビューもあったんですよ。下が切れると字幕が見えなくなるっちゅう問題があるんですが、でも、これまで使っているリージョンフリー&マクロフリーのDVDプレーヤーでも下の方は少し切れちゃうし、これはブラウン管時代の名残りで再生機の出力信号がそうなってるのかいなって、さほど深く悩んだりもしていなかった。だから、この安定機に関しても、ある程度見えればいいやと思って注文(ポチ)。

それが届いたのでさっそく使ってみたのよ。そしたらね、再生側がπのBDプレーヤーだと下が切れるのに、同じくπのDVDプレーヤーだと切れないの。BDプレーヤーの方は送り出し側から受け側、さらにはモニタの設定まで見直していろいろ試してみたんですが、これは変わらなかった。画面が横に伸びたり縦に伸びたりってえのをどうにかする(あるいはどうにもできないと判断する)くらいのことはHoffmannでも対処できるんですが、このあたりになると絶対的に知識不足。ネットで検索しても、ひとつの現象に悩んでいるひとにいろいろなアドバイスがあって、みなさんそれぞれに自信をお持ちのようだし・・・。こりゃ到底Hoffmannの出る幕じゃなさそうですが、今回入手した画像安定機で下が切れない表示ができたってことは、やっぱり送り出し側の「都合」なんじゃないのかなあ・・・。



・・・というわけで、ひょっとしたらひとさまのお役に立つかも知れんから、機種名(型番)を書いておくと、送り出しはDV-610AV-K(リージョンフリー機)、画像安定機はDVE793、レコーダーはDMR-BWT510。ただし、これ読んで「ほんじゃ吾輩も・・・」と、同じものを揃えてみようというひとは、うまくいくかいかないか、その結果については自己責任でたのんますよ。

あ、そうそう、送り出し側から画像安定機までのケーブルだけど、BDプレーヤーは同軸、DVDプレーヤーはS端子ケーブルっちゅう違いはあります。もちろん画質に関して条件はややS端子が有利、でもBDプレーヤーの出端子はHDMIと同軸しかないため。試みにDVDプレーヤーも同軸でつないでみたけど、下は切れなかったので、これが原因ではないと思います。

以上、Hoffmannはvisual機器に関してはまるで無知なので、用語の使い方とかでアホなこと言ってたらごめんなさいよ。




2012.08.01 wed

HoffmannはTVは観ないので、DVDとかBlu-rayを観賞するにはプレーヤーがあれば充分。観ないTV機能はいらんから、モニタは文字どおりPC用のモニタでHDMI端子付きのものを使っているのよ。

でもね、DVDレコーダーも数年前から使っていて、そこに加えて今般BDレコーダーを購入しました。といっても、やっぱりTVは観ないので、TVチューナー機能は使わない。血デジだか恥デジだか知らんが、いま居住している建物の、壁のどこかにあるはずのアンテナ端子からケーブルをひっぱってきてつないでみたところで、そいつが受信できるのかどうかも知りません。

なんでDVDレコーダーを持っていたのかというと、ダビングするためです。ダビングなんて言うと誤解を招くかな、コピーじゃなおさら印象が悪い。だからひとに言うときにはバックアップと言ってますけどね。いや、もともとVHS tapeをDVDに焼くために導入したのよ。でも、DVDだってダビングすることができる。

DVDのコピーというならPCを使うなど方法はいろいろありますが、DVDプレーヤーで再生してレコーダーに外部入力、これをHDDに録画した後DVDに焼くってのが、方法としては原始的ながら、いちばん確実です。ただし映画や音楽のDVDにはコピーガードが施されているから、これをキャンセルしなきゃいけない。そのためには再生機器にマクロフリー、いわゆる「フリフリ機能」付きのDVDプレーヤーを使用する。よく「スペシャル機能」とも表示されているものですね。これがないのなら再生機器と録画機器を接続する際に、間に画像安定機を入れる。

Hoffmannは再生側にはリージョンフリー&マクロフリーのDVDプレーヤーを使っています。コマンド入力でいずれも解除できるやつ、製造元は既に倒産、いまでも根気よく探せば入手は可能なはず、ただし法外な値段で売っている業者や中古品もあるのでこれから入手しようというひとはご注意・・・って、これだけで「ははーん、あれだな」とわかっちゃうひともいるんじゃないかな。これがなかなか使いやすいとの評判で、しかし1年かそこらで壊れちゃったという声も少なからず。それでも「壊れちゃったからまた買った」なんてレビュー記事をよく見かけるのは、やっぱりお値段格安で扱いやすいからなんでしょうね。Hoffmannはたまたま当たりを引いたのか、もう4年も酷使しているのに、いまだに問題なく動いています。それでも念のため予備にもう一台入手してありますけどね。