Das Rheingold





Artur Bodanzky, Orchestra of the Metropolitan Opera
Schorr, Branzell, Habich, Maison
New York, April 3, 1937
WHL4(CD)



Erich Kleiber, Teatro Colon, Buenos Aires
Janssen, Mattiello, di Toto, Svanholm, Danton, List, Destal
Buenos Aires, 07.08.1947
Gebhardt JGCD0036-2(CD)

E.Kleiber、Teatro Colonによる“Ring”は、この“Das Rheingold”が1947年、“Die Walkuere”は1940年、“Goetterdammerung”は1947年の録音がdisc化されているんですが、“Siegfried”は録音が残っているものかいないものか、いまのところリリースされていないようですね。



Herbert von Karajan, Orchester der Bayreuther Festspiele
Bjoerling, Malaniuk, Faulhaber, Windgassen
Bayreuth, 1951
MEL26107(CD)

この年のBayreuthでもKarajanによる“Ring”はこれまでのところ、正規録音としては“Die Walkuere”第三幕のみ発売され、その他全曲録音はこの“Das Rheingold”と“Siegfried”だけが出ています。

1960年代以降になるとKarajanのオペラ演奏はかなりシンフォニックに傾くんですが、この時期はオペラ的な感興に富んでいて、そのこととパラレルに、すべての歌手がKarajanの管理下にあるといった印象もありません。その点で聴き応えのある好演となっています。また無闇に壮大な構えをとるよりは、ディテールにこだわるあたりに、この指揮者ならではの音楽造りが垣間見え、さらに溌剌とした若々しさが感じとれるのも魅力ですね。



Wilhelm Schuechter, Chor und Orchester der Norddeutschen Rundfunks
Franz, Windgassen, Fischer, Neidlinger, Kuen, Frick, Greindl
Hamburg, 07.10.1952
WLCD0133(CD)

同時に舞台に立つフリッカとエルダがいずれもR.Fischerによって歌われているので、おそらく放送用録音と思われます。

これといって強烈な個性のある演奏ではないんですが、オペラ的な感興にも不足はないオーソドックスな好演ですね。オーケストラはオペラハウスのそれよりていねいな演奏。歌手はケースの写真にあるとおりWindgassenのローゲが目玉なのでしょうが、全体によく揃っていて、どちらかというとFranz、Schock、Metternichなど神々の一族よりも、Neidlinger、Kuenのニーベルング族、Frick、Greindlの巨人族の方がいいですね。ただしエルダが歌うところ、声を電気的にいじっているようで、これはよけいです。




Fritz Stiedry, Orchestra of the Metropolitan Opera
Uhde, Vinay, Thebom, Davidson, Boehme, Ernster
New York, 26.01.1957
WALHALL WLCD 0232(CD)



Wolfgang Sawalisch, Guerzenich Orchester
London, Schaertel, Kjellgren, Kelemen
Cologne, 22.05.1962
LIVING STAGE LS1004(CD)


冒頭から比較的鮮明な音質なんですが、妙にヒス・ノイズが多いと思ったら・・・かなり高域を持ち上げているようで、声が入るとキンキンカンカンとやかましくなります。おかげでなかなか全曲聴き通せません(^_^;;