Siegfried





Artur Bodanzky, Orchestra of the Metropolitan Opera
Flagstad, Melchior, Schorr, Thorborg, List
New York, 30 January 1937
MUSIC & ARTS CD696(CD)

伝説的な往年の大歌手総出演のまさにドリーム・キャスト。あまり細かいことは気にせず、威勢よく歌っています。スタミナとパワーということばがふさわしい。



Herbert von Karajan, Orchester der Bayreuther Festspiele
Aldenhoff, Kuen, Bjoerling, Varnay
Bayreuth, 1951
MEL46106(CD)


“Das Rheingold”のところで書いたとおり、この年のBayreuthにおけるKarajanによる“Ring”はこれまでのところ、正規録音としては“Die Walkuere”第三幕のみ発売され、その他全曲録音は“Das Rheingold”とこの“Siegfried”だけが出ています。

演奏も“Das Rheingold”と同様、Karajanの若々しさと、歌手ののびのびとした歌唱が印象的です。AldenhoffはWindgassenあたりと比較すれば弱いのは否定できません。



Fritz Stiedry, Orchestra of the Metropolitan Opera
Moedl, Windgassen, Edelmann, Boehme
New York, 16.12.1957
WALHALL WLCD 0233(CD)


このケースのMoedl(と愛馬Grane)の写真はステキですね。サインとコメントがあるようなので、どこかから借りてきた(発掘してきた?)んでしょうか。こうした歴史的録音をCD化しようというメーカーには、ケースを飾るデザインにもこのくらい気を遣って、見習ってもらいたいところですね。



Erich Leinsdorf, Orchestra of the Metropolitan Opera
Nilsson, Hopf, London, Madeira, Kuen, Herbert, Frick, Arroyo
New York, January 13, 1962
GM 5.0064(CD)


戦前・戦中のMetropolitanで熱気と躍動感あふれるWagner演奏を展開したLeinsdolfですが、1959年にBayreuthに登場して振った“Maeistersinger”はいまひとつ冴えず、しかしこの1962年Metropolitanにおける“Siegfried”ではなかなか覇気のある充実した演奏となっている・・・タマタマなのか、それともこれが相性というものなんでしょうか。