Tannhaeuser und der Saengerkrieg auf Wartburg




Karl Elmendorff, Chor und Orchester der Bayreuther Festspiele
Pilinszky, Mueller, Andresen, Janssen, Jost-Arden
Bayreuth, 1930
EMI 1C 137-03 130/32(LP), Pearl GEMM CDS9941(CD)


1930年Bayreuth音楽祭の公演ではなくて、コンサート形式で上演した際の録音。かなりの欠落あり。そうそうたる伝説の名歌手に混じって、Erna Bergerが牧童を歌っています。

これ、とても1930年の録音とは信じられませんね。音質も良好で、演奏も古くさくなくて現代でも十分に鑑賞に耐えるものですよ。それに、往年の大歌手って・・・さすがに歌手となるとスタイルの古さは否定できませんけど、いまどきの歌手しか知らないひとが聴いたらきっとびっくりですよ! もう少し後の時代の方が、崩して歌うひとが多いんじゃないですか? ここで歌っている歌手のみなさん、想像以上にきちっと歌ってましたよ

・・・・・・(^^*


・・・Hoffmannさんはいかがですか?


(笑)優美が全部言っちゃったじゃないか(*^^)/
(^^*)ゞ



Artur Bodanzky, Orchestra and Chorus of the Metropolitan Opera
Flagstad, Melchior, List, Tibbett, Halstead
New York, January 18, 1936
WHL30(CD)




Carl Leonhardt, Chor und Orchester des Stuttgart
Nilsson, Krauss, Schmitt-Walter, Eipperle, Karen
Stuttgart, 24.Oktober 1937
Preiser 90133(CD)


C.Leonhardtはドイツの指揮者、ハノーファー、シュトゥットガルトなど各地の歌劇場で音楽監督を務めたひと。

どうも、あらためて聴いてみても、特別印象に残るところがないんですね。演奏の質が低いわけでもないのですが、とりたてて特徴のない演奏です。歌手はスタイルが古くて、いいと思うのは領主ヘルマン役のS.Nilsson、あとはヴォルフラム役のS-Walterくらいでしょうか。でも、切って捨てるほど駄目な演奏でもない・・・こうした演奏が、戦前ドイツの歌劇場で上演されていたような演奏の、典型的な例なのかもしれないと思います。



Erich Leinsdorf, Orchestra and Chorus of the Metropolitan Opera
Flagstad, Laholm, Janssen, Pauly, List
New York, 16 December 1939
SYMPOSIUM 1178&1179(CD)


パリ版による上演のlive録音。若干の欠落あり。
HoffmannはE.Leinsdorfの指揮には2回、実演で接したことがあります。よく言えばバランス感覚にすぐれた、「黄金の中庸」とでも評したい演奏でした。安心して音楽に浸ることができる点はおおいに評価できるんですが、反面、胸をわくわくさせるような熱演ではなく、、強烈な個性といったものは希薄と感じられたんですね。ところがこのひと、若い頃Metropolitanでは・・・。

胸をわくわくさせるような熱演です(笑)オーケストラもよく鳴っていて、多少一本調子の気味なきにしもあらずですが、まずまず細部までコントロールが行き届いており、しかしやはり最大の魅力は豪快な音響でしょう。そしてなにより伝説的な大歌手たちによる競演は、現代の歌手とはまったく別次元のすばらしさで、少々古いスタイルをも超越して現代の聴き手に迫ってきます。

豪快と言うより、豪放磊落といった、あっけらかんとした演奏と感じますね。でも、その響きはWagnerの音楽に対して決して場違いな印象のないあたり、まさにMetropolitanの黄金時代なのだなと思います



Erich Leinsdorf, Orchestra and Chorus of the Metropolitan Opera
Flagstad, Melchior, Janssen, Thorborg, List
New York, January 4, 1941
WHL7(CD)


上記1939年盤とほぼ同様です。音質はこちらの方が良好。歌手はMelchior、Thorborg、Listが加わって、よりいっそう充実し、その疲れを知らぬかのようなスタミナとパワー、スケールの大きさにはただ唖然とするばかり。



George Szell, Orchestra and Chorus of the Metropolitan Opera
Melchior, Traubel, Janssen, Thorborg, Kipnis
New York, 19 December 1942
MUSIC & ARTS CD664-3(CD)


昔、KarajanがMetropolitanでWagnerの“Der Ring des Nibelungen”を指揮する予定が急病になったと・・・そこで代役にと、Karajanが「彼しかいない」と指名したのがG.Szellだったそうです(もっとも、あっさり断られたらしいんですが・笑)。このエピソードを聞いたとき、The Cleveland Orchestra時代のSzellしか知らなかったHoffmannは、「へえ、Szellにねえ・・・」と思ったんですが・・・。

文字どおり、ほとんど伝説の大歌手が総出演といっていい豪華なキャストで、この時代のものとしては、驚くほど音質もいいですね。昔、伊Melodramで出ていたLPはひどいシロモノでしたが、この復刻CDはまるで別もの。オーケストラは技術的にはいま一歩というところで、合唱も粗いのですが、それでも指揮者のモダンな感覚はよく分かります。それに、これは歌手を聴くべきdiscでしょう。スタイルは古く、細かいニュアンスの表現なんて脇に置いてる印象で、音程なんか結構雑なんですが、それでもスケールの大きさは桁外れ。“Tannhaeuser”演奏としてより以上に、戦前Metropolitanの黄金時代を知るにはうってつけの記録です。

決して指揮において先のLeinsdorf盤よりも劣るというものではないんですが、録音の良くなってくる分、古いスタイルやディテールのニュアンスが気になってきてしまうというのは、ちょっと皮肉ですね



Paul Breisach, Orchestra and Chorus of the Metropolitan Opera
Melchior, Lawrence, Varnay, Kipnis, Huehn
New York, 05.02.1944
JGCD0034-3(CD)


Breisachは1896年生まれのオーストリアの指揮者。Bruno Walter、Franz Schrekerに師事、戦前はドイツの歌劇場で活躍、1939年にアメリカに亡命して1941〜46年の間にMetropolitanで指揮をしていたひとです。

序曲からヴェーヌスベルクの音楽はまずまずの音質なのに、声が加わったとたんにひどい音になります(-_-;2年前のSzell盤よりも音が悪く、聴き通すのはつらいですね。不思議なことに、第二幕、第三幕も前奏部分はそんなに悪くない、歌手が歌いはじめると悪くなるというのはどうしたわけでしょうか。
歌手は1942年の上演時と比べると変更があって、M.LawrenceとA.Varnayが歌っており、さすがにA.Varnayは若くて、歌唱スタイルも新世代と思わせるものがあります。




Fritz Stiedry, Orchestra and Chorus of the Metropolitan Opera
Melchior, Traubel, Varnay, Janssen, Szekely
New York, 6.3.1948
MYTO 3MCD935.90(CD)


F.Stiedryは1883年オーストリア生まれの指揮者。戦前はドイツ国内で活躍していたんですが、ユダヤ系であったためにアメリカに亡命、1946〜58年までMetropolitanの指揮者に就任し、主にWagner、Verdiの作品を振ったひとです。



Kurt Schroeder, Radio Orchestra Frankfurt
von Rohr, Treptow, Schlusnus, Eipperle, Joesten
Frankfurt, 1949 (1950?)
JGCD 0037-3(CD)


K.Schroederによる“Tannhaeuser”は別レーベルから1950年録音のものが出ていましたが、この1949年盤と歌手までまったく同一なので、同じ録音かもしれません。その場合、1949年と1950年のいずれが正しいのかは不明。

H.Schlusnusは戦前から活躍していた大歌手で、ヴォルフラムは当たり役とされたひと。戦後演奏活動を禁止されていたんですが、非ナチ化裁判で楽壇に復帰したのが1948年、Schlusnus60歳のとき。従ってこの録音が行われたときは、もう60歳を過ぎていたんですね(・・!とても年齢が信じられないような若々しい声です。残念なことに肝心のG.Treptowが冴えない。その他の歌手はまあまあ。指揮も可も不可もなし・・・といったところですね。



Robert Heger, Chor und Orchester der Bayerischen Staatsoper Muenchen
von Rohr, Seider, Paul, Schech, Baeumer
Muenchen, 1951
PREISER 90473(CD), ACANTA 44 2131-2(CD)


W.Furtwaenglerのようなひとが戦前ドイツの典型的な指揮者を代表しているわけではありません。あれは突然変異のミュータント(笑)です。むしろこのR.Hegerのような、あまりテンポを動かさず、手堅くまとめる大学教授ふうの指揮者こそ戦前ドイツの指揮者を代表するタイプでしょう。Hoffmannはこのひとの指揮したレコードでは、「魔弾の射手」、「ウィンザーの陽気な女房たち」を愛聴しているんですが・・・。

別の演奏について、「戦前ドイツの歌劇場で上演されていたような演奏の、典型的な例なのかもしれない」なんて言いましたが、これも同様の印象ながら、指揮者の意思がはるかに支配的です。ただし歌手はやはり古いタイプのひとたちで、これは主役級の歌手は録音当時にして一流・ベテランの歌手が起用されるからよけいにそう感じるのでしょう。むしろ脇役―というより端役に、後に大歌手となったひとの名前を見つけることがあるあたり、こういった古い録音のおもしろいところですね・・・。

ほんと! 牧童がRita Streichですね



Artur Rodzinski, Orchestra e Coro del Teatro Communale di Firenze
Svanholm, van Mill, Wilfert, Kenney, Imdahl
Firenze, 28.11.1953
GM 1.0078-3(CD)


Rodzinskiというと、細部のニュアンスが豊かというよりは、勢いで聴かせる爆演(?)の指揮者というのが一般的なイメージでしょうか。Hoffmannには、むしろ同時代にアメリカで活躍したReiner、Munchとも相通じるような、オーケストラの機能性重視の音楽造りと感じられます。よく言えばモダン、悪く言えばどこか無機的。ここでは音質がかなりこもりがちで、オーケストラも弱く、歌手も魅力に乏しいのが残念です。Rodzinskiなら1957年の“Tristan”の方が、歌手にも恵まれていていいですね。



George Szell, Orchestra and Chorus of the Metropolitan Opera
Harshaw, Varnay, Vinay, London, Hines
New York, January 9.1954
GM 1.0083(CD)


ドレスデン版による演奏。



Gerhard Pflueger, Rundfunkchor und Rundfunk-Sinfonieorchester Leipzig
Gruber, Friedland, Zschille, Kraemer, Rehm
Leipzig, 1954
Walhall WLCD0222(CD)


Gruberのタンホイザーはずいぶん喉に力が入っていて―というのは熱唱ということではなく、スタイルの古さを感じさせるもの。ヴェーヌスのZschilleは可愛らしい声。ああ、ヴェーヌスの声域というのは意外と高いんですよね・・・って、なんかあまり印象に残ったこともありませんが、指揮とオーケストラは格別際立った個性を感じさせるものではないものの、破綻なくまとめられていて好感を持ちました。


Joseph Keilberth, Chor und Orchester der Bayreuther Festspiele
Vinay, Brouwenstijn, Greindl, Wilfert, F-Dieskau
Bayreuth, 1954
MEL544(LP), GM.0032(CD)


この年のBayreuthの“Tannhaeuser”は当初Igor Markevitchが予定されていたのですが、急にキャンセルとなって、E.JochumとJ.Keilberthが分担して指揮。ドレスデン版とパリ版の折衷版による上演。簡単に言うと、序曲からヴェヌスベルクの音楽に続き、その後ドレスデン版になるというもの。Hoffmannはこの折衷版が好きですね。パリ版だと第一幕の歌と音楽の間に違和感があるんですよ。

Keilberthなので、「さまよえるオランダ人」のような、推進力あふれる骨太な演奏を期待したんですが、どことなく冴えないんですね(^^;バンベルクやハンブルクのオーケストラを振ったTelefunkenのレコードを思い出します。音色が渋すぎるというか、響きが暗い。ちょっとオーケストラの音程が悪いみたいな気もします。暗いと言えばR.Vinayの声もそう、このひと、なにを歌ってもSiegmundみたいな暗い宿命を漂わせるんですなあ(^o^;



Rudlf Kempe, Orchestra and Chorus of the Metropolitan Opera
Vinay, Varnay, Thebom, Hines, London
New York, 29.01.1955
WLCD 0095(CD)


やはりlive故か、Kempeの指揮には熱気が感じられるものの、ここではオーケストラの響きに魅力が乏しく、歌手もR.Vinayがクセのある歌唱で、もうひとつ感銘の薄いdiscです。


Andre Cluytens, Chor und Orchester der Bayreuther Festspiele
Greindl, Windgassen, F-Dieskau, Brouwenstijn, Wilfert
Bayreuth, 9.August 1955
ORFEO C 643 043 D(CD), GM1.0055-3(CD)


Cluytensはフランスの指揮者だと思っているひとが多いんですが、ベルギー生まれですね(まあフランス系には違いない)。フランス音楽ばかりでなく、BeethovenやWagnerの演奏も評価が高く、フランス系の指揮者としてははじめてBayreuthに招かれたひとです。

リズムが明快で響きは明るめ、歌手はいつになく歌いやすそう(合唱団までも!)。歌手はヴェーヌスのH.Wilfertが弱い。あとはみんないい出来で、F-Dieskauもこのひとにしては熱のこもった歌いぶりです。かなりのレベルで満足のいく演奏なんですが、ただ、「これでなければ」という強烈に惹きつけるものが・・・なぜか「最高」とは言えないんですね。CluytensはHoffmannの好きな指揮者なんですが、ちょっと響きが健康的すぎるのかも・・・。

たしかCluytensは1965年にはBayreuthで“Tannhaeuser”と“Parsifal”を振っているはず。そちらもCD出ないかと期待しているんですが・・・。




Karl Boehm, Orchestra e coro del Teatro San Carlo
Frick, Lustig, Rysanek, Nilsson, Cordes
Napoli, 17.3.1956
MEL37073(CD)


K.BoehmのTeatro San Carlo客演時の実況録音。Hoffmannは持っていないんですが、Boehmが同歌劇場で“Tannhaeuser”を振った録音はもう一種、1949年のものがありまして、そちらはRenatam Tebaldiが出演、タンホイザー役のMax Lorenzのみドイツ語で歌い、ほかの歌手はすべてイタリア語で歌っているという珍盤なんだそうです(別な資料によれば「Tebardiのみイタリア語でほかはすべてドイツ語」とのこと。いずれが正しきや不明)。

やはりイタリアのオーケストラは弱い・・・と思って聴いていると、第二幕あたりから調子がよくなってきます。アンサンブルがチグハグな印象もあまりなく・・・どころか、第三幕の大詰めなどなかなかの高揚感で、やはりBoehmの手腕でしょうか。歌手は残念ながらタンホイザー役のR.Lustigが弱い。L.Rysanekは気品のある声でエリーザベトにふさわしいですね。ヴェーヌス役のB.Nilssonは後年の円熟味はありませんが、この若々しい声も魅力的です。

なんだか、合唱が変ですよ(・・;

これ、合唱団はイタリア語で歌ってるね(^o^;半端なことするなあ。
これで合唱団がドイツ語で歌っていれば・・・



Arthur Rodzinski, Orchestra e Coro della RAI di Roma
Liebl, Brouwenstijn, Ernster, Wilfert, Waechter
Roma, 21.11.1957
MEL472(LP)


同じRodzinskiでも、1953年のTeatro Communale di FirenzeよりはWagnerらしい響きが聴けるものの、やはりとくに弦楽器は厚みに欠けて、彫りが浅いと感じますね。歌手はタンホイザー役のK.Lieblが弱く、その他はとくに可もなく不可もなし。



Franz Konwitschny, Chor und Orchester der Staatsoper Berlin
Frick, Hopf, F-Dieskau, Gruemmer, Schech
Berlin, 1960? 1961?
Electrola 1C 153-30 683/86(LP)


いかにもドイツ的な、落ち着いた渋めの演奏が好評のレコード。歌手もH.Hopfを除いてはいずれも立派なんですが・・・。

悠揚迫らぬ貫禄のある演奏なんですが、たとえば第二幕の歌合戦の場面でも、落ち着き払ったテンポで悠然と進めていくのはいかがなものか・・・緊迫した場面でもなにも変わらないんですね。ここはヴォルフラムも騒ぎを鎮めようと懸命なはずなのに・・・ここでもF-Dieskauは、あくまでやさしく、ソフトに歌っているんですね(-"-;)だからその後のタンホイザーによるヴェーヌス賛歌もとってつけたように聴こえます。


それは、HoffmannさんがF-Dieskauお嫌いだからよけいにそう感じるのではないですか?(笑)

全体に、ドラマの表出が不足していると思うんだけどなあ




Wolfgang Sawallisch, Chor und Orchester der Bayreuther Festspiele
Windgassen, F-Dieskau, de Los Angeles, Bumbry, Greindl
Bayreuth, 1961
MYTO 3MCD932.77(CD)


SawallischのBayreuthにおける“Tannhaeuser”には、1962年のPHILIPSによる正規録音があるんですが、そちらとは一部歌手が異なります。

とくにde Los Angelesの違いが大きい。やや神経質はSiljaに比べて、なんともやさしさあふれる声です。ただこのひとの声って、ちょっと母性的で、それが役柄にふさわしいといえるかどうか。声量もWagnerには不足気味かも・・・。オーケストラと合唱は、1962年の正規stereo録音よりも熱気があります。



Wolfgang Sawallisch, Chor und Orchester der Bayreuther Festspiele
Windgassen, Waechter, Silja, Bumbry, Greindl
Bayreuth, 1962
PHILIPS 6747 249(LP)


この録音でよく分かるのは、オーケストラより合唱が少し遅れて入ってくることですね。Bayreuthのオーケストラ・ピットは舞台側から大きく「蓋」が張り出しているので、その音は大きく回り込んで客席に達する・・・舞台上の合唱団が指揮者の棒のとおりに歌うと、客席ではつねに合唱の出が早く聴こえてしまう・・・それで合唱指揮者はわずかに遅れて棒を振るとか。録音だとオーケストラも合唱も同時に記録されるので、合唱がわずかに遅れて歌いはじめるのが分かっちゃうんですね。

Sawallischの指揮も若々しくて、歌手も充実した名演。G.Bumbryのヴェーヌスがとくにいいですね。ただ、いまにはじまったことじゃないんですがWindgassenの歌いぶりはちょっと崩しすぎ。1950年代よりはましなんですが・・・1960年代半ばくらいになるとかなり改善されるんですね。この録音は1962年、まだまだ崩している時期です。録音は良質で、とくに音場感が自然ですばらしい。



Herbert von Karajan, Chor und Orchester der Wiener Staatsoper
Frick, Beirer, Waechter, Brouwenstijn, Ludwig
Wien, 8.1.1963
MEL427(LP)


よく、男性はある程度年齢を経て「枯れてきた」あたりが魅力的、なんて言いますよね。つまり青年期は未熟で壮年期はちょっと脂っこくてギトギト・・・? Hoffmannは、まさに'60年代の、枯れる前のKarajanが、この男性壮年期のイヤらしさ真っ盛り、と感じるんですよ(笑)歌手もBeirer、Brouwenstijnとも、なんとも大味で冴えません。



Otmar Suitner, Chor und Orchester der Bayreuther Festspiele
Windgassen, Rysanek, Talvela, Ericson, Waechter
Bayreuth, 1964
GM.0050(CD)


ドレスデン版による演奏。この年の演出はWieland Wagnerで、1961年初演の演出が手直しされたもの。

1961年、1962年のSwallishと比べると若さよりも風格を感じさせる指揮です。Suitnerは、もともとあまり好きじゃなかったんですが、かつてStaatskapelle Berlinと来日して振った“Meistersinger”が、歌手など一部を除いて豪華と言えるほどのメンバーでもなかったにもかかわらずなかなかの名演で、翌年(だったかな?)来日したSawalisch率いるBayerisches Staatsoperが国際的な大歌手を揃えていたのに、そちらと比べても感銘の深さは決して劣るものではなかったんですね。高域弦強調気味のSwallishのほうが、いわゆる「ドイツ的」なのだろうとは思いますが、Suitnerのほうが響きに厚みがあって、落ち着いた表情です。このCDに話を戻すと、“Tannhaeuser”に関する限り、この時点ではSuitnerが一枚上手じゃないでしょうか。歌手はヴェーヌス役のEricsonは高音がきびしいみたいですね。Windgassenは相変わらず立派です。Windgassenって、ローエングリンやパルジファルみたいな役よりも、タンホイザーとかトリスタンみたいな脱俗できない、悩み、悔悛し、絶望する「弱きもの」の方が向いてるんですね。




Carl Melles, Chor und Orchester der Bayreuther Festspiele
Talvela, Thomas, Rysanek, Dvorakova, Prey
Bayreuth, 1966
GM.0033(CD)


Bayreuthの“Tannhaeuser”公演の録音はかなりの種類、CD化されていますが、これこそ・・・。

C.Mellesはハンガリーの指揮者。じつに生き生きとした躍動感のある演奏です。録音も、この時期のBayreuthのLive録音としてはまずまず上質な方。ヴォルフラムのH.Preyもやや軽量級ですが、人間的な暖かみのある声で友情に厚い愛すべきヴォルフラムを演じています。そのほかのキャストにも穴がなく、指揮も含めて、Bayreuthにおける“Tannhaeuser”のなかではトップの座じゃないでしょうか。



Wolfgang Sawallisch, Orchestra e Coro del Teatro alla Scala di Milano
Jurinac, Beirer Talvela, Martin, Braun
Molano, 1967
MYTO 3MCD062.325(CD)


SwallishのTeatro alla Scalaにおけるlive録音です。ドレスデン版による演奏。S,Juriacのエリーザベト―というよりWagnerはめずらしいですね。

タンホイザー役のH.Beirerは知的な役作りという点で不満が多く、あまり悩んだりせずに簡単に誘惑に負けそう。J.Martinはあっけらかんと明るい声で、妖気ならぬ陽気なヴェーヌス。期待のS.Jurinacは残念ながら不安定です。M.Talvelaの領主ヘルマンひとりが目立っていますね。オーケストラに関しては、1962年のBayreuth録音と比較すると、Sawallischには余裕がうかがえるものの、やはりオーケストラはもう少し引き締まって欲しく、一長一短といったところ。




Otto Gerdes, Chor und Orchester der Deutschen Oper Berlin
Windgassen, Nilsson
Berlin, 1968~69
DGG MG9350/3(LP)


O.Gerdesはレコード会社DGGのプロデューサー。ただし解説書によればプロデューサーが指揮者に転じたのではなく、もともと指揮者だったとか。歌手陣はエリーザベトとヴェーヌスの二役を歌うNilsson以下、じつに豪華なオールスターキャストなんですが・・・。

覇気のないオーケストラです。指揮者の統率が交通整理の域を出ない感じで、アンサンブルもチグハグ。主旋律もリズムの刻みもめいめい勝手に奏いている(吹いている)といった印象で、有機的なつながりが感じられません。さらにオーケストラの音色にも魅力がなく、いくら歌手に一流どころを揃えても、これじゃあ・・・オーケストラに関してはつまらないとしか言いようがありません。エリーザベトとヴェーヌスの二役というのは、後のBayreuth演出にもありましたね。女性の二面性をあらわしているわけで、あまり明確に声を使い分けていないのは、あえてそうしたのかどうか・・・Nilssonの場合、どちらかというとエリーザベトの方が向いていますね。


オーケストラ自体が弱いのではありませんか?

でも、同じオーケストラのDGG録音でも、Boehmが指揮したBergの“Wozzeck”(1965)や“Lulu”(1968)ではずいぶん違って聴こえるんだよ(^^;まあ、さすがにBoehmとくらべちゃ気の毒だが・・・



Wolfgang Sawallisch, RAI Symphony Orchestra, Rome & Prague Philmarmonic Chorus
Kollo, Janowitz, Brendel, Dunn, Schenk
Perugia, October 1, 1972
OPERA D'ORO OPD7006(CD)


またまたSwallish、これもイタリアのオーケストラを振ってのlive録音です。ドレスデン版による演奏。歌手の世代交代が・・・。

やはりBayreuthのオーケストラのようにはいきませんね。響きは明るめ、それに録音のせいもあるかもしれませんが、金管楽器やシンバルなんかいちいち浮き上がって聴こえます。アンサンブルに有機的なつながりがもうひとつ。どうもイタリアのオーケストラがWagnerを演奏すると、軍楽隊みたいに聴こえることがあります。歌手はM.Dunnのヴェーヌスが弱く、G.Janowitzももともと舞台でWagnerを歌うには軽量級ですね。R.Kolloはまだこの時期は若すぎたのかな〜と思ったら、だんだん調子が出てきます。おそらくliveだから前半は声をセーブしていたのかも・・・W.Brendelの声も若々しいんですが、全体に歌手陣はライト級といった印象です。




Otmar Suitner, San Francisco Opera Orchestra and Chorus
Rysanek, Napier, Thomas, Stewart, Grant
San Francisco, October 12, 1973
GM 1.0082(CD)


Suitner指揮による“Tannhaeuser”のlive録音は、1964年のBayreuth録音、1982年のDeutschen Staatsoper Berlin録音がありましたね。これは1973年にSan Francisco Operaに客演した際の記録です。San Francisco Operaといえばその公演のdiscはめずらしいんですが、活発な活動をしていて結構有名ですよね。わりあい古くからWagner作品も上演していたはず。

1973年の録音にしては音質こもり気味。ずいぶんものものしい演奏だなと思ったら、これ、音ゆれで響きが大きくうねりまくりなんですね(シンバルや拍手ではっきりとわかります)。なかなか熱気があるようにも感じられるんですが、これではあまり正確なところは分かりません。歌手の声もややノイジー、いかにもステージ上で歌っているという距離感があるのは悪くないんですが、声を張り上げるたびに付帯音がまとわりついて、これはさすがに鑑賞に差し支えるレベルです。せっかくのSan Francisco Operaの貴重な記録なのに、これは残念ですね。


T.Stewartのヴォルフラムが、なんだか腹に一物ありそうな悪役声なんですよね(^o^;




Sir Colin Davis, Chor und Orchester der Bayreuther Festspiele
Goetz Friedrich, Jones, Wenkoff
Bayreuth, 7-10 July 1978
DGG 00440 073 4446(DVD), PHILIPS CDV503~5(LD)


G.Friedrichによる演出のBayreuth公演の記録。Tannhaeuserを社会から阻害された芸術家として扱ったものとされています。PHILIPSがBayreuthの公演をLDセットで発売したとき、これがもっとも古い映像でした。おそらくほかの作品はvideoで、これのみmovie(film)? さらに、聴衆の入っている公演のlive収録ではないのかもしれませんが、照明等はじっさいの上演時と同じなのでしょう。逆に言うと、その後の映像記録は聴衆を入れない状態で、video収録に合わせた照明機材を設置しているものと思われます。DVD化希望。

映像は古さを感じさせますが、とてもいい演奏です。指揮はややシンフォニックに傾くものの、Bayreuthの“Tannhaeuser”に関する限り、少なくともこれ以降C.Davis以上の指揮は聴けないんじゃないでしょうか。歌手ではとくにG.Jonesによるヴェーヌスとエリーザベトの二役が見事。どちらかというと、ヴェーヌスの方がすぐれているかな。S.Wenkoffは演技も歌も褒められているのを聞いたことがありませんが、高音が苦しいものの、ここではなかなか力強い声を聴かせてくれます。

あら・・・Hoffmannさんにしては評価が甘いのではありませんか?(^^*

1978年時点でWindgassen級の歌を求めたってしょうがないさ。その意味では、1980年代からこっち、Wagner歌いのヘルデン・テノールといえば、ほとんどR.Kolloに頼っている状況だぞ


(追記)
2008年にDVDが出た(^^*メデタシメデタシ♪




Otmar Suitner, Staatskapelle Berlin Chor der Deutschen Staatsoper Berlin
Wenkoff, Casapietra, Dvorakova, Lorenz, Huebner
Berlin, 1982
GALA GL100.621(CD)


Suitnerの指揮は1964年のBayreuth盤よりも洗練されて、より巧みにまとめられているんですが、それだけに面白みもなくなっちゃった印象です。どことなくルーチン・ワークと聴こえるんですね。オーケストラが(技術的に問題があるわけではありませんが)Bayreuthのそれに比べて魅力に乏しいせいかもしれません。歌手は全体に小粒で、Dovorakovaはやや不安定、Wenkoffは威勢がいいばかりで表現にニュアンスが不足しているなど、欠点が目立ち、1978年よりも落ちます。衰えか、疲れか・・・。live録音としては、音質はいいですね。



Bernard Haitink, Chor und Symphonie-Orchester des Bayerischen Rundfunks
Koenig, Popp, Moll, Weikl, Meier
Muenchen, 1985?
EMI CDS7 47296 8(CD)


レコード会社も、録音するなら“Lohengrin”にすればよかったのに・・・。その方がよほどHaitinkに向いていると思うんですが。

そうそうたる歌手を集めたわりには期待はずれでした。責任はHaitinkにあるんじゃないでしょうか? このひとの指揮って、音だけで舞台のドラマを眼前に展開するといったものではないんですね。スタジオ録音だからというわけでもないのでしょうけれど、いわゆるシンフォニックな演奏です。べつに歌手が歌いづらそうにしているわけではないんですが、しいて言えば叙事詩的というか・・・これが“Lohengrin”とか“Parsifal”だったら、また違った結果になっていたかもしれませんね。



Giuseppe Sinopoli, Chor und Orchester der Bayreuther Festspiele
Wolfgang Wagner, Versalle, Studer, Engert-Ely, Sotin, Brendel
Bayreuth, 1988
DREAMLIFE DLVC 1174(DVD)


オーケストラは気の抜けたような演奏で、演出もこれといって特徴に乏しい。歌手はStuder、Sotin、Brendelあたりはともかく、肝心のタンホイザー役のVersalleが歌・演技とも紋切り型で大根です。第3幕なんて心の底から苦悩しているようにも聴こえないし、もともとカンタンに誘惑されて罪に堕ちちゃいそうなタイプです(笑)ちなみに容姿は「ひとのよさそうなおっさん」といった感じで、このひと、モーツァルトのオペラに出演したら似合いそうなんですが・・・。



Zubin Mehta, Bayerische Staatsorchester, Chorus of the Bayerische Staatsoper
Davie Alden, Kollo, Rootering, Weikl, Meier
Muenchen, 1994
IMAGE ID5791RADVD(DVD)


国内未発売、リージョンコード1の輸入DVDです。

第一幕の、楽譜の入ったカバンを後生大事に抱えて右往左往するタンホイザーは革命的な芸術家の苦悩をあらわそうとしているんでしょうか。その意味ではBayreuthでのGoetz Friedrich演出を思い出すんですが、どうにも安っぽいSFみたいな舞台が気になって困ってしまいますね。エリーザベトはことさらに老婦人めいていて、ヴァルトブルクも退廃的、偽善に戦いを挑む(?)タンホイザーはすっかり疲れ切ったよう。意志薄弱なヴォルフラムにとって、すべては他人事。
Davie Aldenの演出には、ひと言で言って説得力に欠ける、思いつきの羅列と見えます。いろいろアイデアはちりばめたけれど、ひとつの主張に集束しない、求心力に欠けているんですね。
歌手はヴェーヌスのMeierがひとり健闘、Z.Mehtaが指揮するオーケストラは、舞台とは関係なく、あっけらかんとゴージャスなサウンド(とあえて言う)を発散するんですが、劇的緊張を盛り上げるには至りません。

DVDとしては、画質はいいのですけれどね



Daniel Barenboim, Chor der Deutschen Staatsoper Berlin, Staatskapelle Berlin
Eaglen, Meier, Seiffert, Pape, Hampson
Berlin, 2001
Teldec 8573-88064-2(CD)


この録音でBarenboimによるWagnerの主要作品全曲録音のdiscが揃ったわけですが・・・。

まさか、「とりあえず録音しておいた」というわけでもないのでしょうけれど、その程度の演奏と聴(以下自粛)




Franz Welser-Moest, Orchester der Oper Zuerich
Jens-Daniel Herzog, Muff, Seiffert, Trekel, Kringelborn, Kabatu
Zuerich, 2003?
EMI 7243 5 99733 9 5(DVD)


ずいぶんと風変わりなDVDですね。演奏中に舞台裏で出番を待っている歌手や、控え室でウロウロしている歌手を映し出しているのはどういったわけでしょうか。それは別としても、カメラワークが悪すぎます。極端な遠景がたまに入るほかは、楽器と歌手の(顔の)アップばかり。第2幕の歌合戦の場面では、ヴァルターもビーテロルフも歌っている間一度も映してもらえなくて、カメラは落ち着きのないタンホイザーの表情を追うばかり(ときどき楽器の大写し)。おかげで演出も細かいところがよく分かりません。演出家はこのDVDで納得できるのでしょうか。指揮はどうということもなく、歌手はタンホイザー役のSeiffertが存外よかったのが救いです。



Sebastian Weigle, Symphony Orchestra and Chorus of the Teatre del Liceu
Robert Carsen, Seiffert, Schnitzer, Uria-Monzon, Eiche Grossboeck
Barcelona April 2008
Unitel 709404(BD)




Friedemann Layer, Royal Danish Opera
Kasper Holten, Andersen, Liberg, Resmark, Hakala, Milling
Copenhagen, December 2009
Universal 074 3390(DVD)


演出も奇抜ですが、それよりも気になってしかたがないのは、タンホイザー役のStig Andersonというひと。終始口を開けていて、というより顎が落ちていて(‘△’)こんな感じ。なにも考えていない莫迦としか見えません。口を閉じなさいと言いたいですね。







(Hoffmannが所有していないdisc)


Georg Solti, Philharmonic Orchestra, Vinna State Opera Chorus
Kollo, Ludwig, Dernesh, Braun, Sotin
Wien, 10.1970

DECCA (LP)

パリ版による全曲録音。歌手も豪華な顔ぶれで、一般には名盤の誉れ高いものなんですが・・・。

レコードやCDについて、「録音が悪いから・・・」なんて言うと、やれ「大事なのは音楽だ」、やれ「録音が悪くても演奏の良さは伝わる」だのと反論があるんですよね。でも、ほんとうに録音が悪くて聴くに堪えないものってあるんですよ。

上記のような反論を寄せるひとというのは、「録音が悪い」ということを、「古い」「ノイズが多い」「各楽器の分離が悪い」というような意味だと思っているんじゃないでしょうか。そんなのだったら「悪い」うちに入りませんよ。

Hoffmannが「悪い録音」のわかりやすい例だと思うのは、たとえばカール・シューリヒトという指揮者のブラームスの交響曲第3番、コンサート・ホールという1960年代の会員制レコード領布会の録音、一部の評論屋からは高い評価を得ているものです。このレコード、クラリネットがソロを吹くとき、クラリネットの音が指揮者より手間の位置、聴いているHoffmannの目の前で聴こえます。ソロが終わるとオーケストラのしかるべき位置まで引っ込んで、次にソロを吹くオーボエが目の前までせり出してくる・・・これがマルチマイクで録音して、あとから各楽器のバランスを操作した結果ですね。


このショルティによる“Tannhaeuser”の録音もまったく同様。序曲に続くヴェーヌスベルクの音楽で、オーケストラがクライマックスに向かってクレシェンドしていくと・・・さっきまでオーケストラの奥にいた楽器が、タッタカタッタカタッタカ・・・これが音が大きくなるのではなくて、スルスルスルと手前にせり出してくるんですよ。そしてついには聴いているHoffmannの鼻先で、2本のスピーカーをまたぐほどばかでかい楽器となって・・・

(((;゚Д゚)))
タッタカタッタカ♪

アタマのなかを引っかき回されるよう・・・というかめまいがしてきますね〜(@。@;

上記文章をmonologueにupした後、Die Toteninselさんからbbsに以下の書き込みを頂きました。

---ここから---
>ほんとうに録音が悪くて聴くに堪えないもの
 今日のmonologueで挙げてらっしゃるショルティの「タンホイザー」は、私も最悪だと思いますね。ご指摘のヴェーヌスベルクの音楽のほかにも、高音を過度に強調したバランスが不快ですし、第3幕で、巡礼の合唱が左側のスピーカーの遙か遠くから近付いてきて右側へとわざとらしく移動してゆくところなど、つまらない演出をするものだと腹が立つくらいです。
 ヘッドホンで聴くと、合唱の定位を左側から右側へ切り替えた(貼り替えた)編集箇所がはっきり判ります。

---ここまで---

以下はHoffmannの返信です。


---ここから---
ショルティの「タンホイザー」といえばこれまで絶賛されるばかりで、ここで(少なくとも)その録音の問題点を、二人の人間が批判したというのは、記念すべき日ですね(笑)
---ここまで---

Die Toteninselさん、ありがとうございました!

(追記)
ただし、クラシック以外のロックとか歌謡曲のdiscに慣れているひとにはあまり違和感はないかもしれません。そういった音楽ではマルチマイクどころか、別々に録音してミキシングするのは日常茶飯であり、また歌手の口元にマイクをセットするので、ふだんからふたつのスピーカーをまたぐほどの「ビッグ・マウス」を聴いているため、逆にこれを「いい録音」と思うかもしれません。
つまり、録音をどう評価するかということには、装置の問題と、聴く側の問題もあるというわけです。

Hoffmannは、演奏の良否を云々する以前に、この異常な録音に耳を傾ける苦痛には到底耐えられませんね。


#・・・というわけで、英DECCAオリジナル盤、こんなのいらないやと売り飛ばしちゃいました(笑)






(番外篇)


Tannhaeuser Parodie auf Richard Wagners Oper von Johann Nestroy und Karl Binder
Joseph Strobl, Der Chor des Bayerischen Rundfunkorchester

Karl Bogner, M.Hielscher, J.Dermota, F.Gruber, H.M.Lins, H.Lindinger
1976?
ACANTA 40.22 449(LP)




Johann Nestroy, Carl Binder : Tannhaeuser in 80 Minuten Opernparodie nach der gleichnamigen Oper von Richard Wagner
Schauspieler und Saenger : Robert Meyer
Neue Wiener Concert Schrammeln
Wien, 4,14 3. 2008
PHOENIX Edition PE-804(DVD)