041 モーツアルト 歌劇「後宮からの逃走」 ※ 所有しているdiscを録音年順に記載します。




 ”Die Entfuehrung aus dem Serail” ※ 新規入手discとコメントは随時追記します。



フリッチャイ指揮 ベルリン放送交響楽団、RIAS室内合唱団
シュターダー、シュトライヒ、ヘフリガー、ヴァンティン、グラインドル、フランク
1954
DG LPM 18197/98NK(2LP)

 mono録音。


ロスバウト指揮 パリ音楽院管弦楽団、エクサン・プロヴァンス音楽祭合唱団
シュティッヒ=ランダル、プリエット、ゲッダ、セネシャル、アリエ、ヴェルニエ
1954live
RODOLPHE RPC32488/89(2CD)

 INA Archives。


ビーチャム指揮 ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団、ビーチャム合唱協会
マーシャル、ホルヴェーク、シモノー、ウンガー、フリック、ラウベンタール
1956
EMI 157-01541/2(2LP)


セル指揮 ウィーン国立歌劇場管弦楽団、同合唱団
ケート、オットー、ショック、ディッキー、ベーメ、ラウベンタール
7.August 1956
ORFEO C 652 052(2CD)

 ザルツブルク音楽祭live。


ワルベルク指揮 コロン劇場管弦楽団、同合唱団
ローテンベルガー、ホルム、ヴンダーリヒ、ヴァロリ、ベーメ、パルラギー
8.9.1961
Walhall WLCD0353(2CD)


ヨッフム指揮 バイエルン国立歌劇場管弦楽団、同合唱団
ケート、シェードル、ヴンダーリヒ、レンツ、ベーメ、ボイゼン
1965
DG MG-9012(1~3)(3LP)

 国内盤。「バスティアンとバスティエンヌ」を併録。シュトルテ、シュライアー、アダム、H・コッホ指揮、ベルリン室内管弦楽団による1965年録音。
 これといって強烈な個性のある演奏ではないものの、歌手は総じて優れています。



メータ指揮 ウィーン国立歌劇場管弦楽団、同合唱団
ローテンベルガー、グリスト、ヴンダーリヒ、ウンガー、コレナ、ヘルタウ
28.Juli 1965
ORFEO C 392 952(2CD)

 ザルツブルク音楽祭live。


クリップス指揮 ウィーン国立歌劇場管弦楽団、同合唱団
ローテンベルガー、ポップ、ゲッダ、ウンガー、フリック、ルドルフ
1966
Electrola 1C163-00070/71(2LP)、Pathe Marconi(EMI) 1000703(2LP)

 Pathe Marconiの仏盤はDMM盤。
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の美点が全開といった演奏。典雅で美しく、歌手もよく揃って優秀です。ちなみにクリップスは同作品を1950年、DECCAに録音しており、これは2回目。



ベーム指揮 ドレスデン国立歌劇場管弦楽団、同合唱団
オジェー、グリスト、シュライアー、ノイキルヒ、モル、メリエス
1973
DG 2709051(3LP)

 「劇場支配人」を併録。台詞は別人が受け持っています。
 単純素朴ながら楽しい演奏になっているのはさすがベーム。



アーノンクール指揮 チューリヒ歌劇場モーツアルト管弦楽団、同音楽祭
ケニー、ワトソン、シュライアー、ガムリッヒ、サルミネン、ライヒマン
1985
TELDEC 8.35673(2CD)

 序曲から打楽器が刺激的でびっくりします。日頃俗っぽい歌を聴かせるサルミネンが妙にシリアスで重厚。それでいてサディスティックにならないところが案外と芸達者。これもアーノンクールの解釈でしょうか。


ミンコフスキ指揮 ザルツブルク・モーツアルテウム管弦楽団、ウィーン州立歌劇場合唱団
シェーファー、ハルテリウス、グローヴズ、コンラート、ハヴラタ、ティラヴィ
1997
DREAMLIFE DLVC-8022(1DVD)

 演出はフランソワ・アブ・サレム。
 ミンコフスキの指揮がすばらしいほか、歌手も一応の水準。演出はアラブ風音楽や新たな台詞が付け加えられていて、やや冗長になる部分も。